Stable Diffusionのモデルとは?どこでダウンロード?公式や派生モデル14選も徹底解説!
最終更新日:2026年09月28日
記事監修者:森下 佳宏|BizTech株式会社 代表取締役

Stable Diffusionのモデルとは、画像生成AIのStable Diffusionでオリジナルの画像を生成するための学習済みファイルを指します。Stable Diffusionのモデルを変更することで、事前学習されたデータに応じてアニメ風や写真風など、様々な画像を生成することができます。
ChatGPTの登場以降、生成AIに関する注目が非常に大きくなり、さまざまな企業から生成AIのサービスが登場しました。Stable DiffusionはStability AI社が2022年8月にリリースし、画像生成AIサービスの中でも特に人気のあるサービスです。
今回はStable Diffusionのモデルとは何か?どこでダウンロードできるか徹底解説していきます。また、Stable Diffusionにはたくさんのモデルが公開されているため、その中でおすすめの人気モデルや定番モデルを紹介しています。Stable Diffusionをはじめ、画像生成AIに関心がある方はぜひチェックしていきましょう。
目次
- 1 Stable Diffusionのモデルとは?
- 2 Stable Diffusionモデルの追加学習の必要性
- 3 Stable Diffusionで使えるモデルをダウンロードできるサイトは?
- 4 Stability AIが公開するStable Diffusionの公式モデル
- 5 Stable Diffusionをベースにした人気の派生モデル11選
- 5.1 IntoRealism XL(ベースモデル:SDXL)
- 5.2 Fabled Illusion(ベースモデル:SDXL)
- 5.3 RedCraft Relustion XL(ベースモデル:SDXL)
- 5.4 Beautiful Realistic Asians(ベースモデル:SD 1.5)
- 5.5 CityEdgeMix(ベースモデル:SD 1.5)
- 5.6 HimawariMix
- 5.7 Anime Pastel Dream(ベースモデル:SD 1.5)
- 5.8 Anything
- 5.9 MeinaUnreal(ベースモデル:SD 1.5)
- 5.10 blue_pencil
- 5.11 Pony Diffusion
- 6 配布されているStable Diffusionのモデルは商用利用できる?
- 7 Stable Diffusionのモデルについてよくある質問まとめ
- 8 まとめ
Stable Diffusionのモデルとは?

Stable Diffusionのモデルとは、画像生成AIのStable Diffusionでオリジナルの画像を生成するための学習済みファイルを意味します。
Stable Diffusionをブラウザで利用する際に使われるDreamStudioには、すでに画像生成AIモデル(Stability AI社の提供するSDXL)が組み込まれており、テキスト入力だけで画像生成できます。誰でも簡単に画像生成でき、複雑なコードの記述やハイスペックなマシンの準備も必要ありません。
Stable Diffusionによる画像生成は、ディープラーニングに基づく深層生成モデルである拡散モデルを採用しています。この技術により、従来の機械学習手法を超える高度で精密な画像を生成することが可能です。
さらに、モデルを自身で追加学習すると、より自分好みの画像を簡単に生成できます。これは、Stable Diffusionがオープンソースであるからこそできる便利な機能であり、Stable Diffusionが広がった重要なポイントです。
Stable Diffusion以外の画像生成AIサービスでは、システム内に組み込まれているモデルを変更できない、または技術的にハードルが高いのが現状です。例えば、ChatGPTも画像生成できますが、モデルの変更やファインチューニングはできません。
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Stable Diffusionモデルの追加学習の必要性
Stable Diffusionモデルを追加学習することには以下のメリットがあります。
尚、前提として、Stable Diffusionには、ブラウザベースで画像を生成することが可能なDreamStudioと、ローカルのパソコンなどにダウンロードして追加学習など様々なカスタマイズが可能なWebUIがあります。
追加学習などを行いたい際は、ローカル環境(またはGoogle Colab等)を利用する必要がありますので、注意が必要です。
特定の画像スタイルや内容をより正確に反映させる
モデルの追加学習は、ユーザーが求める特定の画像スタイルや内容をより正確に反映させるために不可欠です。これにより、個々のユーザーが独自に用意した学習データを活用してAIを訓練し、求める画像の特徴を正確に反映させた結果を得ることができます。
例えば、アニメ風イラストに特化したモデルを追加することで、細かな指定をせずともアニメスタイルの高品質な画像を簡単に生成できます。また、img2imgという機能でアップした画像を元に全く新しい画像を生成することもできます。加えて、構図や背景など画像の具体的な要素を制御するControlNetという拡張機能もあります。
モデルをマージできる
異なるモデルの「マージ」により、各モデルの長所を組み合わせ、より高品質でユニークな画像を生み出すことが可能です。この技術は、ユーザーが自分の好みや必要に応じて、カスタマイズされたAI画像を生成する過程を大きく促進します。
特に、アニメ系イラストの生成では、スタイルや雰囲気の指定なしで、直感的に望むクオリティのイラストを得られることが特徴です。
また、モデルのマージを利用して、既存のモデルデータを組み合わせた新しいモデルの作成も可能です。ユーザーは2つのモデルを合成する比率を自由に設定でき、これにより、さらに個性的な画像生成が実現します。
Stable Diffusionでモデルを追加することは、画像生成の精度を高め、ユーザーの具体的なニーズに対応するための強力な手段です。企業がこれを事業活用することで、ブランドイメージを強化し、顧客エンゲージメントを高めることが期待できます。
関連記事:「モデルマージとは?SAKANA AIの進化的モデルマージで変わる世界・手順・課題を徹底解説!」
Stable Diffusion WebUIは日本語で使える?
Stable Diffusion WebUIはデフォルトは英語表示ですが、拡張機能を利用すれば日本語に変換することができます。「stable-diffusion-webui-localization-ja_JP」という拡張機能をインストールすればStable Diffusionの表示を日本語にすることができます。
また、「sd-webui-bilingual-localization」という拡張機能は2か国同時に表示する拡張機能で、日本語と英語どちらも表示させたいという方におすすめです。
Stable Diffusionで使えるモデルをダウンロードできるサイトは?
Stable Diffusionで使えるモデルをダウンロードできるサイトはHugging FaceやCivitaiというサービスが代表的です。
それぞれに異なる特徴があるため、ここでは概要と特徴について解説していきます。自分の生成したい画像を作るためにぜひチェックしていきましょう。
Hugging Face

Hugging FaceはStable DiffusionをはじめとしてさまざまなAIモデルや学習に使うデータセットを共有しているプラットフォームです。当初は開発者向けに公開されており、研究者や開発者がデータセットなどをHugging Faceで公開し、他のユーザーがそれらを利用して開発を進めたりしています。
Hugging Faceはチャットボットなど自然言語処理のモデルや画像認識モデルなど様々なモデルが提供されており、Stable Diffusionで利用できるモデルやデモも多く公開されています。ただし、Hugging Face上のデモなどではStable Diffusionでできるような高度なパラメータ設定はできないため、自身でパラメータの調整したいという場合は注意しましょう。
Civitai

Civitaiとは、Stable Diffusion用のモデルの投稿、ダウンロードが可能なプラットフォームです。クオリティが高いモデルをアカウント作成不要かつ無料でダウンロードできます。画像生成AIのモデルの数に関して、Hugging Faceよりも多く画像生成に特化していることが特徴です。
Stable Diffusionのモデル以外にもLoRAやVAEなどもダウンロードできます。さまざまなデータをダウンロードできますが、シンプルな画面操作で完結するため、画像生成AIの分野でとても注目されています。
- LoRA:特定のモデルに対して追加学習を行ったファイルまたはツール。
例えば、既存のモデルに対して、特定の服装や背景のLoRAを追加学習させ、モデルを好きなようにアレンジする使い方ができます。 - VAE:画像生成の精度向上のためのモデル。画像のくすみやボケを簡単に補正できます。
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Stability AIが公開するStable Diffusionの公式モデル
Stability AIは、Stable Diffusion 3.5、SDXL、SDXL-Turboなどの画像生成モデルを公開しています。まずは、それぞれの特徴と利用条件を紹介します。
Stable Diffusion 3.5

Stable Diffusion 3.5は、Stability AIが公開している画像生成モデルの系列です。学習済みモデルをダウンロードできる主な種類には、画像の品質と指示への追従を重視するLarge、少ない生成ステップで動作するLarge Turbo、品質と実行環境のバランスを考慮したMediumがあります。
これらのモデルにはStability AI Community Licenseが適用されます。商用利用の条件は組織の年間売上高などによって異なるため、導入前にライセンスを確認してください。
また、Stability AIのAPIでもStable Diffusion 3.5のモデルを利用できます。
関連記事:「Stable Diffusion 3.5とは?特徴や使い方を解説」
参照:Stability AI|Introducing Stable Diffusion 3.5
参照:Stability AI|Stability AI License
SDXL

SDXLは、Stable Diffusion XLの略語で、Stability AI社が提供するモデルです。2023年7月に提供開始されました。1,024×1,024という高解像度の画像が出力できる特徴を持っており、様々な画像を生成することが可能です。
また、公式にStability AI社が提供しているモデルということもあり、商用利用が可能となっています。
SDXL-Turbo

SDXL-Turboは、SDXL 1.0をもとに高速な画像生成向けに開発されたモデルです。
少ない生成ステップで画像を出力でき、生成速度を重視する用途に適しています。2023年11月に公開されました。
Stable Diffusionをベースにした人気の派生モデル11選
Stable Diffusionの公開モデルをもとに追加学習やモデルの組み合わせを行った、派生モデルも数多く公開されています。
ここでは、人物の写真風画像やアニメ調のイラストなど、異なる表現を持つ11のモデルシリーズを紹介します。同じシリーズでもバージョンによってベースモデルや利用条件が異なるため、使用するモデルの公開ページを確認してください。
IntoRealism XL(ベースモデル:SDXL)

IntoRealism XLは、人物の肌や照明、背景の質感など、写真に近い表現を目指すモデルです。
通常のSDXL版に加え、少ない生成ステップで利用するDMD2版などが公開されています。
Fabled Illusion(ベースモデル:SDXL)

Fabled Illusionは、写実的な人物画像から幻想的な表現まで対応するSDXL系のモデルです。
バージョンによって、写真らしさや光の表現など、重視する画風が異なります。成人向けの出力にも対応するモデルのため、利用時は公開ページの説明と条件を確認してください。
RedCraft Relustion XL(ベースモデル:SDXL)

RedCraftには異なるベースモデルを使った複数のバージョンがあります。
このうちRelustion XLは、SDXL系のモデルをもとにした写真風の画像生成モデルです。参照先はRelustion XLのバージョンを指定しています。
参照:Civitai|RedCraft Relustion XL
Beautiful Realistic Asians(ベースモデル:SD 1.5)

Beautiful Realistic Asians(BRA)もリアルなAI美女に特化しており、アジア系の特徴をもつ人物の画像生成に適しています。実写に近い精度でAI写真集によく利用されています。
商用利用は一部可能で、生成した画像の販売等も可能ですが、マージモデルの販売は禁止されています。
参照:Civitai|Beautiful Realistic Asians(v7)
CityEdgeMix(ベースモデル:SD 1.5)

CityEdgeMixはアジア系女性中心の画像生成モデルで、制服やユニフォームを着ている女性を得意としています。VAEがすでに組み込まれているため、追加で設定する必要はありません。
商用利用は制限されており、CityEdgeMixを利用した画像の販売などは禁止されています。
参照:CityEdge|CityEdgeMix(v1.25)
HimawariMix

HimawariMixは、複数のモデルを組み合わせ、背景や細部の表現を得意とするアニメ系の画像生成モデルです。SD 1.5をベースとするv11のほか、SDXLをベースとするXL-v13も公開されています。
VAEが組み込まれたモデルですが、利用するバージョンに応じて推奨設定を確認してください。
生成画像の商用利用は認められていますが、モデル自体の販売や商用の画像生成サービスでの利用などには制限があります。利用前に、選択したバージョンの公開ページで条件を確認してください。
参照:Civitai|HimawariMix v11
Civitai|HimawariMix XL-v13
Anime Pastel Dream(ベースモデル:SD 1.5)

Anime Pastel Dreamはアニメやイラスト風の画風に強いモデルです。VAEはあらかじめ組み込まれているため、設定不要です。
商用利用は可能ですが、自身でマージしたモデルの販売などは禁止されているので注意しましょう。
Anything

Anythingには複数のモデルがあります。例えば、SD 1.5をベースにしたAnything v5はアニメ風の画像生成を得意とし、SDXL 1.0をベースにしたAnything XLなどもあります。
参照:Yuno779|Anything v5(V5.0)
参照:Yuno779|Anything XL(XL)
MeinaUnreal(ベースモデル:SD 1.5)

MeinaUnrealはリアルなアニメタッチの画像生成を得意としています。色彩のグラデーションなどが綺麗で他のアニメ系のモデルにない画風が特徴です。
商用利用は生成した画像の販売は認められていますが、ノンクレジットでモデルを使用することは禁止されているなど制限付きです。
blue_pencil

blue_pencilは、複数のモデルを組み合わせた画像生成モデルです。SD 1.5系の通常版ではアニメ風のイラストを生成できます。また、SDXL系のblue_pencil-XLや、写実的な表現を目指したblue_pencil realisticも公開されています。
商用利用の条件はモデルごとに確認してください。
参照:Civitai|blue_pencil
Civitai|blue_pencil-XL
Civitai|blue_pencil realistic
Pony Diffusion

Pony Diffusionは、アニメやカートゥーン風の人物・動物などを生成できるモデルシリーズです。初期のPony Diffusionに加え、SD 2.1をベースとするV5、SDXLをベースとするV6 XLが公開されています。
V6 XLでは、収益化を伴うWebサイトやアプリでモデルを動かすことに制限があり、商用利用については開発元への問い合わせが案内されています。利用条件はバージョンごとに確認してください。
参照:Civitai|Pony Diffusion
Civitai|Pony Diffusion V5
Civitai|Pony Diffusion V6 XL
配布されているStable Diffusionのモデルは商用利用できる?

Stability AI社の提供する公式のStable Diffusionモデル(SD1.5やSDXL等)は基本的に商用利用できます。Creative ML OpenRAIL-Mというライセンスによって運営され、これはStable Diffusionなどで利用されるAIモデルを対象とする特殊なライセンスです。ただし、追加学習を行ったモデルによっては、商用利用を制限していたり、マージモデルの販売を禁止するなどさまざまなケースが存在しています。
例えば、Civitaiでは配布しているモデルごとに商用利用できるかの利用規約が設定されています。それぞれのモデルやLoRAの詳細を表示すると、Licenseが表示されています。
Licenseには、商用利用できるか以外に、クレジット記載の必要性があるか、ダウンロードしたモデルを使って新しく生成したモデルは同じ条件を適用すべきかなどさまざまな項目が存在します。
商用利用する際はそのモデルのライセンスは必ず確認しておく必要があります。また、Civitai以外ではサイト特有の規定やサイト上で利用できるか規定されていることもあるので注意しましょう。
画像生成・動画生成に強いAI会社の選定・紹介を行います
今年度AI相談急増中!紹介実績1,000件超え!

・ご相談からご紹介まで完全無料
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・お客様満足度96.8%超
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Stable Diffusionのモデルについてよくある質問まとめ
- Stable Diffusionのモデルとは?
Stable Diffusionのモデルとは、画像生成AIのStable Diffusionでオリジナルの画像を生成するための学習済みファイルを意味します。モデルを自身で追加学習すると、より自分好みの画像を簡単に生成することができます。Stable Diffusionはオープンソース化されているため、ユーザーが各自で用意した学習データをAIに読み込ませることができます。
まとめ
今回はStable Diffusionのモデルについて、概要やダウンロードするサイト、おすすめのモデルまで解説してきました。Stable Diffusionのモデルとは画像生成AIのStable Diffusionでオリジナルの画像を生成するための学習済みファイルを指します。Stable Diffusionはモデルをユーザー自身が変更できるため、さまざまなモデルを利用して生成したい画像により近づけることができます。
公開されているモデルは非常にたくさんあるので、今回紹介したおすすめモデルなどを参考に、生成したい画像のモデルを探してみることもおすすめです。ぜひ、今回の内容をきっかけにAI導入の検討をしていきましょう。

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