【ウェビナー】LLM活用の成功パターン:RAG×エージェント×AI Ready Dataで業務定着へ|AI Market Focus
最終更新日:2025年10月20日

生成AIのビジネス活用が広がる今、「LLM(大規模言語モデル)を自社でどう使えばいいのか」「具体的に何から始めればいいのか」と悩む企業も多くなっています。
そこで本ウェビナーでは、RAG(検索拡張生成)・エージェント・AI Ready Dataなどの、LLM活用を成功に導く要素に焦点を当て、第一線でLLM導入・運用を牽引している実務派企業5社が登壇し、それぞれの導入・改善・運用のリアルをわかりやすく紹介します。
初めてLLMに取り組む方も、すでにPoCや小規模導入を経験している方も、「自社でどう使うか」の具体的なヒントを、クイックに、そして深く学べる構成となっています。
1社の事例だけでは見えにくい比較や共通点、つまずきやすいポイントなども複数企業の講演で浮き彫りに。エンジニアでなくても理解できる内容でお届けしますので、ぜひお気軽にご参加ください。
ウェビナー概要
項目 | 詳細 |
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日時 | 2025年11月12日(水)12:00〜15:30 ※申込締切日時:2025年11月11日(火)12:00まで |
実施方法 | オンライン ライブ配信(視聴用URLはお申し込み後にメールでご案内します) ※アーカイブ配信は開催後2週間を予定しています |
参加費 | 無料(事前登録制) |
こんな方にオススメ!!
- LLMやRAGの活用を検討しており、何から始めるべきか悩んでいる方
- PoCは実施済みだが、業務定着や精度向上に課題を感じている方
- RAG・エージェント・データ整備などの全体像を短時間で俯瞰したい方
- エンジニアではないが、LLMプロジェクトの企画・導入を担っている方
- 単なる概論でなく、現場視点の“実践知”をコンパクトに吸収したい方
イベント登壇者/セッション詳細
■12:05〜12:45『LLMはクラウドか?ローカルか? RAG×AI Ready Dataで探る最適なAI基盤設計』
■登壇内容
生成AIを業務に導入する際、コスト・セキュリティ・精度のバランスをどう取るかは、多くの企業が直面する課題です。
本セッションでは、リベルクラフトが実践してきたローカルLLM活用の取り組みをもとに、RAG運用とAI Ready Data整備の両面から、最適な設計判断の考え方を紹介します。
VoC分析でのAPIコスト最適化や、セキュア文書を対象としたローカルRAG構成、さらにローカルLLMと同じGPU環境で動作させるVLM(Vision-Language Model)を活用したレイアウト解析など、実例を交えて具体的な判断軸を提示。クラウドとローカルを対立ではなく「適材適所」として捉え、生成AI活用の現実解を議論します。
株式会社リベルクラフト 代表取締役 Founder/CEO 三好 大悟
▼プロフィールを表示(クリックで開く)
慶應義塾大学で金融工学を専攻。卒業後はスタートアップのデータサイエンティストとしてコンサルティング事業などに従事。その後、株式会社セブン&アイ・ホールディングスにて、小売・物流事業におけるAI・データ活用を推進。
株式会社リベルクラフトを設立し、AIやデータサイエンスなどデータ活用領域に関する受託開発・コンサルティングや法人向けトレーニング、教育事業を展開。
主な著書として『統計学の基礎から学ぶ Excel データ分析の全知識』『IT基礎教養 自然言語処理&画像解析 “生成AI”を生み出す技術』など

■12:45〜13:25 『RAG x AI Agentで”信頼性・応答精度・自律性”を実現 〜”使えないRAG”から”使えるRAG”へ〜』
■登壇内容
現在、多くの企業がRAGの活用を目指していますが、その裏側で「学習させたはずのデータを使わない」「ハルシネーションが解消されない」「結局、手動でのデータ管理が必要」といった、”使えないRAG” の壁に直面しています。
本ウェビナーでは、「なぜ、RAGが期待通りに動かないのか」を徹底解説し、「信頼性・応答精度・自律性」を高いレベルで実現するための開発戦略をご紹介します。
鍵となるのは、RAGとAI Agent(自律型AI)の組み合わせ。「単なるデータ検索・応答で終わるRAG」から「状況を理解し、自ら適切なツールや情報を判断・利用し、一連のタスクを完了できる」システムを構築する方法をお伝えします。
株式会社Hakky 代表取締役 齋藤 和正
▼プロフィールを表示(クリックで開く)
大阪大学・同大学院にてコンピューターサイエンス/機械学習分野を専攻。NVIDIA・Google出資のABEJAに新卒入社。最年少で小売向けAI分析SaaS「Insight for Retail」の技術責任者として、数千台のカメラデータを活用した分析サービス開発を推進。2021年、「データでプロダクトを価値あるものに」をミッションにHakkyを設立。プロダクト開発 × AI技術 × データサイエンスの実践経験を活かし、企業のプロダクトを支援を行っている。各プロジェクトで溜まった技術的知見をドキュメント・コード化して蓄積・活用することでプロジェクトの短期化・高度化を実現。一般公開可能な情報は「Hakky Handbook」にて対外的に発信。

■13:25〜14:05『まず整える!AI活用は“土台づくり”から ~事例で学ぶ、「読みやすいドキュメント」とナレッジ活用の仕組み~』
■登壇内容
生成AIを導入したものの、期待した効果が得られない…その原因は、AIの性能ではなく「活用するための土台」が整っていないことにあるかもしれません。せっかくRAGを導入しても、AIにとって「読みやすいドキュメント・ナレッジ」が整っていないと、期待した効果が得られないケースがよくあります。
本セッションでは、事例をもとに、AI活用の効果を最大限に引き出すためのドキュメント整備や情報設計の考え方、そして実際の整備プロセスをご紹介します。
私たちは、マニュアルをベースとした「ナレッジ活用の仕組みづくり」をご支援しています。AI活用にあたりマニュアルやナレッジをベースにされたいお考えの方、AI導入を検討中の方、すでに導入済みで確実に効果を得たい方も、ぜひご参加ください。
株式会社ヒューマンサイエンス ドキュメントソリューション部コンサルティング グループ長 安岡 仁之
▼プロフィールを表示(クリックで開く)
ヒューマンサイエンス入社後、各種取扱説明書や操作・業務マニュアル、製品活用ガイド、教育教材作成プロジェクトに従事。カンファレンスや大手企業などでの、セミナー講師の実績多数。
最近の主な講演実績)
2023年: 『TCとAIの共生 ~相互補完から新たな価値を~』/TCシンポジウム 2023
2025年:『ドキュメントのプロが語る!ナレッジ共有・生産性向上のための生成AI活用のコツ』/AI博覧会 Spring 2025
2025年: 『AI活用の土台、整ってる? 生成AIの効果を最大化させる「ナレッジ活用の仕組みづくり」』/AI BUSINESS CONFERENCE 2025 SUMMER
2025年 :『つながる、ひろがる、Web マニュアル制作~ゼロから作らない!AI 時代のスマートな制作ワークフロー~』/TCシンポジウム2025 ※他多数

■14:05〜14:45 『RAG×暗黙知AI:ベテランの“勘と感覚”を知識資産化する最新アプローチ』
■登壇内容
RAGが注目される中で、最大の課題は「ナレッジそのものをどう作るか」。本ウェビナーでは、Sapeetが開発する「暗黙知ナレッジ化AI」を通じ、ベテラン社員の“判断基準”をRAGの知識ソースとして再現し、現場の再現性と意思決定精度を高める実践手法を紹介します。
株式会社Sapeet ソリューション事業部 コンサルタント 榎田 直記
▼プロフィールを表示(クリックで開く)
総合コンサルティングファームから少数精鋭の外資系コンサルティングファームを含む3社を経験。
不動産ベンチャーでは取締役を経験し、新規事業立ち上げ/デジタル推進/アライアンス推進/経営業務などに従事。
その後、現職のSapeetに参画。コンサルタントとして、生成AI活用に向け、業務の棚卸しから最適なAI活用領域の特定、要件定義・実証開発、現場実装まで貴社のニーズに合わせた伴走支援を提供。

■14:45〜15:25 『現場視察~提案までをたった半日で実現。AIが実現する現場改善提案のスピードと質』
■登壇内容
製造、建設、インフラ、設備点検といった“現場を持つ産業”では、作業環境を改善することが成果を生む原動力です。一方で、現場の改善提案は、課題の整理から意図や効果の伝達まで多くの時間と労力を要します。
また、提案の視点が属人的になりやすく、組織のノウハウとして形式知化しづらいという課題もあります。
本セッションでは、弊社がトヨタモビリティパーツ様と取り組んだ「LLMによる現場改善提案支援ツール」の事例を通じ、AIが現場の環境づくりをどう支援できるのか具体例を紹介します。
現場写真からAIが自動で現状の問題点の抽出や改善提案を作成し、さらにその改善提案に基づいた“改善後のイメージ”まで可視化。提案までのスピードと質を両立させ、改善サイクルを効率化し、現場を前進させるAI開発をお客様とどのように協調して進めたのか?
AI導入を成功させるためのヒントをお届けします。
株式会社 神戸デジタル・ラボ デジタルビジネス本部 Data Intelligenceチーム プロジェクトマネージャー 大橋 慶浩
▼プロフィールを表示(クリックで開く)
株式会社 神戸デジタル・ラボでデータサイエンスやAI関連案件を主に担当するData Intelligenceチーム所属。
プロジェクトマネージャーとして、お客様とエンジニアの間に立ち、ビジネスと技術の両方の視点でプロジェクト実行計画の作成、予算、要員、進捗管理などを行う。
直近の担当案件としては、大手運送系グループ会社のプロジェクトマネージメントツール開発プロジェクトや大手自動車系グループ会社の現場改善支援プロジェクトなど。
所有資格:E資格、統計検定準1級、AWS Certified Machine Learning – Specialtyなど多数

その他
項目 | 詳細 |
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AI Market Focusとは | 「AI Market Focus」は、生成AIやLLM活用の中でも注目度の高いテーマを取り上げ、その分野に深くフォーカスして実践知を共有するセミナーシリーズです。 単なる入門解説ではなく、現場での活用や定着に役立つリアルな情報を、限られた時間で効率的に学べる構成でお届けします。 |
主催 | AI Market(BizTech株式会社) |
注意事項 | ・同業他社様、個人、その他運営が不適切と判断した場合、参加をご遠慮いただく場合がございます。 ・本ウェビナーの録音・録画・転載・二次利用は固くお断りします。 ・発表内容は予告なく変更される場合がございます。 |
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AI Market 運営、BizTech株式会社 代表取締役|2021年にサービス提供を開始したAI Marketのコンサルタントとしても、お客様に寄り添いながら、お客様の課題ヒアリングや企業のご紹介を実施しています。これまでにLLM・RAGを始め、画像認識、データ分析等、1,000件を超える様々なAI導入相談に対応。AI Marketの記事では、AIに関する情報をわかりやすくお伝えしています。
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