Devesion社、飲食店向け34言語対応の「AIウェイトレス」サービスを2025年4月から提供開始
最終更新日:2025年05月07日

Devesion株式会社は2025年4月14日より、訪日外国人観光客向けの多言語対応AIキャラクター型接客ツール「生成AIウェイトレス」の提供を開始した。
このサービスは34言語に対応し、言語の壁を超えた接客から食文化対応、注文支援、来店客分析までをタブレット型ソリューションで一括提供する。
- インバウンド急増に対応するため、34言語対応の生成AIキャラクターによる接客ツールが新宿の和食居酒屋でサービス開始
- アレルギー・宗教食・ビーガンなど個別の食事制限にも対応し、AIが対話形式でヒアリングして最適な料理を提案
- 早期申込み限定10社には通常のイニシャルコストを10万円(税別)に抑える特別キャンペーンを5月21日まで実施
Devesion株式会社が開発した「生成AIウェイトレス」は、増加する訪日外国人観光客に対応するため、英語・中国語・韓国語・スペイン語・フランス語など主要34言語に対応したAIキャラクター型接客ツールだ。
観光庁のデータによると、2025年には訪日外国人が過去最多の3,500万人に達する見込みとされており、都市部の飲食店では「英語以外の言語」や「文化的配慮」のニーズが急増している。
一方で、飲食店の人手不足や多言語対応のための教育コスト上昇が大きな課題となっており、同社はこれらの問題をAI技術で包括的に解決するサービスを開発した。
本サービスの主な特長としては、34言語による音声対応で言葉の壁を解消する点が挙げられる。訪日外国人の音声入力をリアルタイムに翻訳し、AIキャラクターが自然な応対を行う。
また、アレルゲン・ハラール・ビーガン・グルテンフリーなど、細かな食の制限や文化的配慮にも対応しており、AIキャラクターが対話形式で顧客の要望を聞き取り、事前に登録された料理データから個別対応の提案が可能となっている。
寿司や天ぷらなど外国人になじみの薄い日本料理についても、生成AIが詳細を母国語でわかりやすく案内する機能も搭載されている。
サービスには来店者データを収集・可視化するアンケート機能も備わっており、「どこから来たか」「何を見て来店したか」「滞在期間は」などの情報を対話形式で取得し、店舗のマーケティングや広告プロモーションに活用できる。
また、オーダー機能により注文内容をキッチン内のタブレットに直接連携させることで、スタッフのオペレーションを最小限にして人手不足対策にも貢献する。
同社は2025年5月7日から21日までの期間限定で、早期申込みをした飲食店10社に対して、導入費用となるイニシャルコストを10万円(税別)とする特別キャンペーンを実施しており、2025年夏からは東京・大阪を中心とした飲食店・ホテル・高級旅館・温泉施設などへの導入を加速する予定だ。
参照元:PR TIMES
生成AIウェイトレスに関するよくある質問まとめ
- 生成AIウェイトレスの料金体系はどうなっていますか?
通常の導入費用(イニシャルコスト)に加えて月額利用料がかかりますが、現在は早期申込み特典として10社限定で導入費用が10万円(税別)になるキャンペーンを2025年5月7日から21日まで実施しています。
月額料金などの詳細は公式サイトの申込みフォームから問い合わせることができます。

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