MILIZEと東京海上日動あんしん生命、AIを活用した資産形成ロボアドバイザー機能を共同開発

株式会社MILIZEと東京海上日動あんしん生命保険株式会社は、2023年5月17日、資産形成ロボアドバイザー機能を共同開発したと発表した。

この機能は、東京海上日動あんしん生命の顧客それぞれが持つ「お金の考え方」をAIが見える化し、最適な資産配分とおすすめの積立手段を案内するというサービスだ。東京海上日動あんしん生命が同年5月30日より提供を開始するWEBアプリ「みらいのレシピ」にて、利用が可能となる。

＜本ニュースの10秒要約＞

• 顧客の「お金の考え方」をAIが見える化、最適な資産配分とおすすめの積立手段をアドバイス
• テクノロジーで金融を再構築するMILIZEと共同で開発、資産形成のよりよい支援を提供
• 東京海上日動あんしん生命が5月30日にリリースするWEBアプリ「みらいのレシピ」にて提供開始

MILIZEと東京海上日動あんしん生命

MILIZEは、テクノロジーを用いて金融を再構築することをミッションとしている企業だ。AIや金融工学といったテクノロジーを核としてユーザー目線の金融サービスの創造に取り組むと共に、効率化／デジタル化／省力化の実現を通じて金融機関にも支援を提供。人の「未来図」を描けるようなサービスづくりに、日々取り組んでいる。

東京海上日動あんしん生命は、生命保険の引受／資産運用／保険金の支払新商品の開発などを手がける生命保険会社だ。同社は、社会全体のデジタル化により顧客が自らWEB上で情報を収集し、資産形成を含めた金融商品について選択するケースが増えていることに着目。こうした状況に対応し、資産形成のよりよい支援を提供すべく、MILIZEと共に資産形成ロボアドバイザー機能を開発するに至った。

「お金の価値観マップ」として可視化、具体的な提案も

資産形成ロボアドバイザー機能は、顧客それぞれが持つお金に関する価値観と投資タイプを、AIが判定する。判定に際しては、顧客に対して実施するいくつかの質問への回答を参照。価値観と投資タイプを判定した後は、それぞれに最適な資産配分とおすすめの積立手段を案内する。

お金の価値観については、「将来／老後が不安」「ゴールがあり貯めたい」といったそれぞれの考え方を判定した上で、「お金の価値観マップ」として可視化を行う。投資タイプについては、「お金の価値観マップ」に基づく形でリスクの許容度を判定。積立手段の案内などでは、投資信託／変額保険／個別株／預貯金といった具体的な提案も可能となっている。

金融のデジタル・テクノロジー産業化を推進

資産形成ロボアドバイザー機能の提供は、東京海上日動あんしん生命が2023年5月30日にリリースするWEBアプリ「みらいのレシピ」において開始される。「みらいのレシピ」は、資産形成ロボアドバイザー機能に加えてライフプランのシミュレーションや積立シミュレーションなども行えるサービスだ。るWEBブラウザ上で利用できるという利点も持つ。

このWEBアプリの提供を通じて東京海上日動あんしん生命は、顧客が抱えるお金の悩みを解決し、快適で豊かな老後の実現を支援するとしている。MILIZEは今後も、日本が誰でも高度な金融サービスが受けられる国になることを目指し、金融のデジタル・テクノロジー産業化を推進するとしている。

参照元：PRTIMES

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