一般社員をDX人材に転生させるエンジニア育成サービス「パイソンメイカー」、堀江貴文プロデュースで提供開始
最終更新日:2023年03月13日
テレワーク・テクノロジーズ株式会社は、2023年3月9日、法人向けDX人材育成サービス「パイソンメイカー」の提供を開始した。
「パイソンメイカー」は、一般社員からPythonエンジニアへの「転生」を支援するサービス。実業家・堀江貴文氏のプロデュースにより立ち上げられ、IT企業/製造業/小売業/飲食宿泊業/官公庁などにおける深刻なDX人材不足の解消に貢献するとしている。
目次
<本ニュースの10秒要約>
- 一般社員からPythonエンジニアへの「転生」を支援、深刻なDX人材不足の解消に貢献
- 社内DX人材育成スクール/DX顧問コンサルタント/社内DX実行を、月額22万円で提供
- 非IT企業でも導入は可能。どんな人でもPythonエンジニアに「転生」できることを証明
実務経験を持つ一般社員をDX人材にリスキリング
テレワーク・テクノロジーズは、働き方DXに特化した「課題解決企業」として、企業のテレワーク導入を支援している。テレワークに関わる面倒な業務を担うと共に、企業の働き方DXに関わる領域の課題解決にも関わり、また採用や定着を目的とした働き方DX整備や従業員エンゲージメント向上なども手がけてきた。
これらの事業を手がける中で同社は、少子高齢化を背景とする労働力不足がビジネスシーンで課題化していることに注目。また、生産性向上の点で期待されるDXも、そもそもDX人材が不足している点が問題であると考えた。この課題解消にあたり同社は、実務経験を持つ一般社員をDX人材にリスキリングする方法が最も賢明であると判断。今回の「パイソンメイカー」提供に至った。
社内DX人材育成スクールとDX顧問コンサルタント、そして社内DX実行
「パイソンメイカー」は、社内DX人材育成スクールとDX顧問コンサルタント、そして社内DX実行をまとめて提供するサービスだ。
社内DX人材育成スクールでは、総務部などの社内から選ばれた最大5名の社員に向けて、Pythonエンジニア教育を行う。学習はオンライン動画とチャットサポートにより行われ、利用企業は何もせずに一般社員をDX人材に「転生」させることができる。
DX顧問コンサルタントは、「うちの会社ってAIで何ができるんですか?」といった質問にコンサルチームが答えるサービスだ。チームは、テレワーク・テクノロジーズに加え、社内DX人材育成スクールにて「転生」中の社員により構成される。
社内DX実行では、システム開発などDXに直接関わる業務を行う。システムの実装は「転生」中の社員が担うため、経験の蓄積も同時に図ることが可能だ。
いわゆるDX全般が得意分野であるプログラミング言語、Python
「パイソンメイカー」において学習を進めるPythonは、様々な領域で活用が可能なプログラミング言語だ。飲食店においては需要予測の分析や注文/予約管理システムの開発などが可能であり、小売業では在庫/売れ行き分析なども実現できる。監視カメラから来客数や顧客層の可視化を行うことでコストカットを進めることもでき、いわゆるDX全般がPythonの得意分野とも言い得る。
しかしPythonは、エンジニアの育成や採用が難しいという声もあることを、堀江貴文氏は憂慮。プログラミング未経験の社内人材をPythonエンジニアにリスキリングすることでDX人材不足を支援すべく、「パイソンメイカー」のプロデュースを行った。
労働人口が不足する日本の生産性向上に貢献
「パイソンメイカー」は、初期費用22万円と月額費用22万円で社内DX人材育成スクール/DX顧問コンサルタント/社内DX実行の全てが利用可能だ。非IT企業や中小企業などあらゆる会社に対応しており、DXに詳しい人が社内にいない場合でも申し込むことができる。
テレワーク・テクノロジーズは今後、どんな人でもPythonエンジニアに「転生」できることを「パイソンメイカー」を通じて証明し、労働人口が不足する日本の生産性向上に貢献するとしている。
参照元:PRTIMES
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