Midjourneyとは?特徴・料金プラン・メリット・デメリット・始め方・商用利用の注意点を徹底解説!
最終更新日:2026年03月23日
記事監修者:森下 佳宏|BizTech株式会社 代表取締役

- Midjourneyはフォトリアリスティックな画像生成に強みを持つ有料の画像生成AIツールで動画生成機能「V1 Video Model」も追加されました
- /imagineコマンドによるプロンプト入力・バリエーション生成・ズームアウト・高解像度化など、生成後の調整機能も豊富
- 広告・製品カタログ・SNS素材など商用利用が可能で、プロプラン以上が企業には実用的な選択肢です
- 利用開始はDiscordアカウントの作成とサブスクリプション加入のみで、最短当日から画像生成を始められます。
- 複雑なプロンプトへの対応の甘さ・英語入力のみ対応・無料プランなし・個人情報アップロード禁止・著作権訴訟の継続といった制約
Midjourneyはフォトリアリスティックな画像生成の品質の高さから、デザイン制作会社や広告・マーケティング部門での活用が国内外で広がっています。2025年には動画生成機能「V1 Video Model」も追加され、静止画から最大21秒の動画を生成できるようになりました。
本記事では、Midjourneyの概要・料金プラン・メリット・最新機能を整理したうえで、Discordを使った実際の画像生成手順をアニメ風画像の作成例を交えて解説します。あわせて、企業が導入前に把握しておくべき注意点(著作権・プロンプト制約・商用利用条件)についても整理します。
また、Midjourneyで生成した画像をRunwayで動画化したサンプルも掲載していますので、動画コンテンツへの応用イメージを確認することもできます。
関連記事:「画像生成AIとは?技術の基礎・活用方法・今後の課題徹底解説」
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目次
Midjourney(ミッドジャーニー)とは?

Midjourneyとは、デイビッド・ホルツ(David Holz)氏率いるMidjourney社が開発する高クオリティな画像生成AIツールです。ユーザーが入力したテキスト(プロンプト)をもとに、AIが自動的に画像を生成します。
2022年7月に公開されて以来、積極的にアップデートが行われており、2025年6月17日にデフォルトモデルはV7へ切り替わっています。さらにV8 Alphaが2026年3月17日にalpha.midjourney.comで公開されています
Midjourneyの最大の特徴は、非常にリアリティのある画像を自動生成できる点です。その品質の高さから、ユーザーが無料トライアルに殺到し、2023年には無料版が廃止されました。
現在は有料プランしか選べませんが、商業利用が可能なことから、日本においてもデザイン制作会社を含む多くの企業で活用が検討されています。
以下では、特徴や料金プランについて紹介します。
主な特徴
Midjourneryの機能面における大きな特徴は、専用アプリのインストールが不要で、Discord上で利用できることです。ただし、2024年8月にV6.1のリリースとともにウェブインターフェースが正式公開されており、DiscordなしでWebブラウザからも利用できるようになっています。
生成できるスタイルも幅広く、フォトリアリスティックな画像から絵画調のアート作品まで、幅広いスタイルの画像を作り出せます。
ほかには、Midjourneryに生成された作品は「ギャラリー」と呼ばれる専用のWebサイトで公開され、他のユーザーの生成画像を無料で誰でも閲覧できる点が特徴です。
料金プラン
Midjourneyには年間プランと月額プランが用意されており、それぞれ以下の4種類に分かれています。
| プラン名 | 月額料金 | 年額料金 | 特徴 | おすすめな ケース |
|---|---|---|---|---|
| ベーシック(基本)プラン | 10ドル | 8ドル/月 | 月200枚の画像生成が可能 | 生成画像を簡単に活用したい方向け |
| スタンダード | 30ドル | 24ドル/月 |
| 個人利用のデザイナー向け |
| プロプラン | 60ドル | 48ドル/月 |
| 一般的な企業向け |
| メガプラン | 120ドル | 96ドル/月 |
| 大規模なデザイン制作会社向け |
企業が本格的に利用する場合は、他者に生成画像を見られないステルス画像生成機能に対応している「プロプランやメガプラン」が適しています。
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Midjourneyの3つのメリット

Midjourneyは、企業やクリエイターがAIを利用して迅速かつ効率的にビジュアルコンテンツを生成できる強力なツールです。
以下では、「DALL・E3」や「Stable Diffusion」などの他の人気画像生成AIツールと比較しながら、Midjourneyのメリットを詳しく解説します。
写真のようなリアルな画像を生成する能力
Midjourneyでは繊細なディテールを表現でき、非常にリアルな画像を出力することが可能です。一方、DALL・E3など他のAI画像生成ツールでは、画像のツヤ感や光の反射の仕方にAIっぽさが残り、リアルな画像、特に3D画像の生成は難しいとされています。
特に製品デザインで求められるフォトリアリスティックな画像でも、Midjourneyはそのニーズに応え、まるで写真素材のようなクオリティの高い画像を提供できます。
Midjourneyを活用すれば、広告宣伝やWebコンテンツ以外にも、製品カタログに使用できる高品質な画像を生成でき、制作コストの大幅な節約が可能となります。
他のユーザーの生成画像を見れる
Midjourneyのユニークな点の1つは、他のユーザーが生成した画像を簡単に閲覧できるギャラリー機能があることです。これにより、他のユーザーがどのようなプロンプトを使用して画像を生成しているのかを確認でき、インスピレーションを得られます。
また、Discord上で公開されているチャンネルに参加することで、他のユーザーの生成過程をリアルタイムで見ることが可能です。そのため、他のユーザーの使い方やプロンプトの調整方法を参考にでき、画像生成ノウハウを蓄積できます。
プロンプトをブラッシュアップしやすい
ギャラリーの各画像ではプロンプト(指示文)が公開されており、閲覧できるだけではなく、コピーして使用できます。そのためプロンプトの作成に慣れていない初心者でも、他のユーザーの成功したプロンプトを参考にすることで、簡単に高品質な画像を生成することが可能です。
そのため画像生成AIを本格的に活用したい場合に、まずMidjourneyを通じてプロンプトの知見を深めることで、スムーズに活用を進められます。
関連記事:「生成AIはプロンプトで激変?画像生成方法を代表的ツール別に解説!」
Midjourneyの最新機能
ここでは、Midjourneyの最新動向を紹介します。近年では、Midjourneyの機能性に関するアップデートと著作権に関して動きがありました。効率良く・安全に活用するうえで、それぞれチェックしておきましょう。
動画生成機能「V1 Video Model」
2025年6月に、動画生成機能「V1 Video Model」をリリースしました。この新機能は、Midjourneyが得意とする高品質な静止画を起点として、手軽に動きのあるショート動画を制作できるものです。
操作はシンプルで、生成した画像や手持ちの画像から「Animate」ボタンを押すだけ。まず5秒の動画が生成され、そこから最大21秒まで延長することが可能です。
特筆すべきはそのコスト効率の高さです。動画制作の専門知識や高額な費用をかけずに、SNS投稿、広告クリエイティブ、プレゼンテーション用の映像素材を迅速に作成できます。静的なイメージに生命を吹き込み、ビジネスの表現力を大きく向上させる機能として、大きな注目を集めています。
新しいウェブエディタの提供
近年Midjourneyでは、複雑なユーザーインターフェースを改善するアップデートが行われています。そのアップデートの一環として、2024年8月16日に新しいウェブエディタが公開されました。
このウェブエディタは、従来個別に提供されていたズームやリフレームなどの画像操作機能を一つのインターフェースに統合しており、より直感的で効率的な画像編集を可能にしています。
今回発表されたウェブエディタの機能特徴は、以下のとおりです。
- インペインティング・アウトペインティング・プロンプト編集などの機能を統合
- より精密な画像編集が可能な新しいブラシツールを導入
- 一部のウェブルームとDiscordチャンネル間でメッセージを同期する機能追加
なお、このエディタを利用するには、最低10枚の画像を生成する必要があります。
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Midjourneyの始め方

ここでは、Midjourneyの利用を開始するための手順を詳しく説明します。Midjourneyは、Discordとサブスクリプションの準備さえできれば、簡単にアカウントを登録できるため、最短でその日のうちに使い始められます。
Discordアカウントを作成する【事前準備】
Midjourneyは、Discord上で動作するため、まずはDiscordアカウントが必要です。そのため、アカウントがない場合には、Discord公式サイトにアクセスし、アカウントを作成しましょう。
アカウントを作成したら、Discordアプリをインストールし、ログインしておきます。
Midjourneyの公式サイトからサブスクプランに加入
次に、Midjourneyで画像生成を始めるために、公式サイトからサブスクプランに加入します。手順は以下のとおりです。
- Midjourney公式サイトにアクセス
- 認証済みのDiscordアカウントでログイン(前工程でログイン済みなら不要)
- 利用目的に合ったサブスクプラン(基本プラン・スタンダードプラン・プロプラン・メガプラン)を選択し、加入手続きを行う
なお、少し前までは無料プランでの利用が可能でしたが、現時点ではサブスクプランの加入が必須なため注意しましょう。
DiscordのMidjourneyサーバーに参加する
サブスクプランに加入したら、その日から利用を開始できます。Midjourneyの招待リンクからDiscordサーバーに参加し、チャット画面が表示されたら登録完了です。
チャンネルに参加する
Midjourneyでは、初めて利用する方向けのチャンネル「newbie-#」など、さまざまなチャンネルが用意されています。特に、画像生成AIが初めての場合には、まずは「newbie-#」内で基本的な操作を習得するのがおすすめです。
チャンネルに参加することで、全世界のユーザーと画像生成について意見交換ができるため、気になるチャンネルがあれば参加するとよいでしょう。
なお、プライバシーを重視するなら、自社専用のオリジナルサーバーを作成し、社内だけで利用するのも一つの活用方法です。
/imagineコマンドを使って画像を生成する
チャンネルに参加したら、チャットの入力欄へ画像生成プロンプトを入力します。Midjourneyで画像を生成する際には、「/imagine」コマンドを使用する必要があります。
Midjourneyでの画像生成手順は、以下のとおりです。
- Discordのメッセージフィールドに「/imagine」と入力し、その後「prompt」の後に生成したい画像のプロンプトを入力 (例:/imagine prompt: futuristic city skyline at sunset)
- プロンプトを送信すると、Midjourney Botがリクエストを処理し、約1分以内に4つの画像が生成される
また、Midjourneyでは絵文字もプロンプトとして利用でき、楽しく直感的に画像生成が可能です。
生成済みの画像を調整する
Midjourneyでは、生成された画像に対して作風や大きさなどの柔軟な調整が可能です。主な調整機能は以下のとおりです。
- バリエーション機能:元画像に対して構成・要素の数・色などが異なる画像を生成
- ズームアウト機能:元の画像の内容を保ちながら、キャンバスの境界を拡張
また、Midjourneyでは「–aspect」「–chaos」などの独自パラメータを利用して、アスペクト比や画像のスタイルを細かく調整できます。
生成画像を保存
最後に生成された画像を以下の手順で保存します。
- 保存したい画像をクリックしてフルサイズで表示
- 右クリックして「Save image」を選択し、保存
参照画像を元に画像を生成する方法(Image to Image)をこちら、また高品質なアニメ画像を生成する方法をこちらで解説していますので、よろしければご参考ください。
実際にMidjourneyでアニメ風画像を作ってみました
Midjourneyを利用してアニメ画像を超簡単に作る方法を解説します。もちろんアニメ画像以外にも様々な画像を生成することが可能です。
応用編として、画像読み込みを行い、参考画像に近い画像を生成する方法(i2i)をこちらの記事で紹介していますので、よろしければご覧ください。
Midjourneyを利用すれば、こんなアニメ動画も作ることができます。(Midjourneyで生成した画像を元にRunwayで動画化しています。)
Midjourney × Runwayで、約16秒の4コマ動画を作ってみました。
「不思議な種を見つけて、植えたら大きな花が咲いた」というシンプルなものですが、画像を動画化するだけで、ストーリーっぽさがなんとなく表現できました。… pic.twitter.com/8suI2fiv3i
— 森下佳宏|国内外の最新AI・TECHトレンドを発信💬 @BizTech (@ymorishita) January 15, 2024
もちろん、Midjourneyの動画生成機能V1 Video Modelを使ってアニメ動画を生成することもできます。
Midjourneyでの画像生成方法
メッセージのやり取りが行えるようになったら、早速画像を作ってみましょう。以下のコマンドを入力して、スペースを押してください。
/imagine
すると、「prompt」と表示され、続けてテキストを入力することができるようになりますので、ここにどのような画像を生成したいかを英語で入力します。

今回は例として、a beautiful girl is working at officeと入力してみました。すると、徐々に画像が生成されていく過程を見ることができます。

完成すると以下のように表示されます。非常にクオリティの高い画像が生成されました。

画像の下のボタンの意味は下記です。詳細は後述しています。
・U1(左上)〜U4(右下):1つの画像を指定して出力
・V1(左上)〜V4(右下):1つの画像をベースに指定して再度4枚生成
サイズを指定したい場合は、以下のように「–ar」を付けてプロンプトを入力します。
a beautiful girl is working at office --ar 16:9
すると以下のようにサイズが変更された画像を生成することができます。

これがMidjourneyの基本的な画像生成方法です。(他にもいろいろなパラメータがありますが、ここでは割愛します。)
アニメ風画像を作る
Midjourneyには、画像を生成するためのAIモデルがいくつか提供されています。

現在の最新版は「V6」モデルで、非常に高精度な画像を生成することが可能です。アニメ風画像を生成したい場合は、上記画像の一番下の「Niji Model V5」を選択します。この設定を表示するために、まずは以下のコマンドを入力してEnterを押してください。
/settings
すると以下のような画面が出てきますので、ここで「Niji Model V5」を選択してください。
Niji Modelは、「niji・journey(にじジャーニー)」と呼ばれる生成モデルで、二次元アニメ風イラストの作成に特化したモデルです。

そのまま先程と同じように、/imagineとプロンプトを入力すれば、アニメ風の画像を生成してくれます。例えば、先程と同じプロンプトを試してみて生成された画像がこちらです。

「V6」でも非常に高精度な画像が生成されましたが、「Niji Model V5」を選択すると、アニメ風の画像が生成されたことがわかりますね。
(お気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、プロンプトの最後に「–niji 5」のようにパラメータを設定すれば、設定でバージョンを変更しなくても生成モデルを変更することができます。)
生成画像のパターンを作る
先程、生成した画像の下にU1などのボタンが表示されていることを説明しましたが、例えば作成した画像を1つ指定して、複数のバリエーションを作ることができます。
まず今回は、U3の画像を指定します。すると以下のように左下の画像が拡大表示されました。

Vary(Subtle)
Vary(Subtle)を押すと、基本的な構成をそのままに、4バリエーションの画像を生成してくれます。

Vary(Strong)
Vary(Strong)を押すと、被写体の雰囲気はそのままに、角度や背景など、いろいろなバリエーションを生成してくれます。

Zoom Out 2x
Zoom Out 2xを押すと、対象画像を引きで撮影したようが画像を4パターン生成してくれます。背景などに写っているものが変わります。

Upscale 4x
Upscale 4xを押すと、画像を4倍高精度化してくれます。実際に画像をダウンロードしないとわからないレベルですが、細部が非常にシャープに生成されています。ダウンロードすると、サイズは1456*816だったものが、5624*3264まで大きくなっています。

みなさんもぜひMidjourneyでいろいろな画像を生成してみてください!
Midjourneyを活用する際の注意点

Midjourneyは多くのメリットを持つ一方で、いくつかの注意点、デメリットも存在します。以下では、Midjourneyの主なデメリットについて詳しく解説します。
複雑なプロンプトへの理解度の甘さ
Midjourneyは、シンプルなプロンプトでも高品質な画像生成ができる一方で、複雑なプロンプトへの理解度が低く、期待する画像を得られないことがあります。
よりイメージに近づけるためには、細かくプロンプトを調整する必要がありますが、Midjourneyでは十分に反映されないことがあるため、プロンプト内容の工夫が必要です。
そのため、プロンプトのノウハウ、スキルが乏しい場合には、生成画像をWebコンテンツや広告媒体などへ活用できるまでに時間がかかります。
ユーザーインターフェースが複雑
Midjourneyは基本的にDiscordを使うため、Discordに慣れていなければ、他のツールに比べてユーザーインターフェース(UI)が複雑と感じる方も多いでしょう。Midjourneyを使いこなすには、まずDiscord特有の操作やコマンド入力に慣れる必要があり、学習コストがかかります。
プロンプトの入力・出力画面のみ表示されるシンプルで分かりやすいUIのDALL・E3と比べると、慣れるまでに時間がかかります。
日本語で生成できない
近年日本においても生成画像のニーズが高まっていることから、DALL・E3など画像生成AIツールの中には日本語に対応しているツールも増えてきています。
一方、Midjourneyは、現在英語のプロンプトしか対応していません。そのためMidjourneyへプロンプトを入力する際には英語に変換しなければならず、色や表情など微細なディテールを日本語で表現したい場合には、正確に指示ができない場合もあります。
無料で利用できない
DALL・E3など画像生成AIツールの中には、企業アカウントでも無料で利用できるツールもあります。
一方、Midjourneyは当初制限付きで無料プランが提供されていましたが、ユーザー数の急増やサーバーへの負荷、生成された画像の悪用などの理由から、2023年3月28日に無料プランが廃止されました。
新規ユーザーがMidjourneryを利用するには、サブスクプランに加入しなければならないため、使い勝手を確かめるためのお試し利用ができません。そのため予算が限られる中小企業においては、特に導入障壁となるでしょう。
生成できないジャンルがある
Midjourneyは、過去の悪質な利用から、特定のジャンルの画像生成が制限されています。
- アダルトコンテンツ
- 暴力的・残酷な描写
- 政治に関連する画像
上記の用途やシナリオで画像生成を行う場合には、プロンプトが自動的にブロックされることがあります。政治に絡む風刺画像など、特定のジャンルでは利用できないことを押さえておきましょう。
個人情報や企業情報はアップロードできない
Midjourneryでは多数のクリエイターが同じチャットルームで画像を生成するため、ユーザーのプライバシー保護に関する規定が他の画像生成AIツールと比べて厳しく制限されています。プライバシー保護の制限の一つとして、Midjourneyでは個人情報や企業情報のアップロードが禁止されている点に注意しましょう。
自社の製品・サービスに関する画像をもとに生成できないため、資料作成や広告宣伝に活用するうえで制約になる場合があります。
アーティストとの著作権問題
2023年1月に、Midjourney(と)は複数のアーティストから著作権侵害に関する訴訟を提起されました。AI技術が何百万もの著作権で保護されたアートを無断でリミックスし、新しい画像を生成しコラージュすることが論点として挙げられています。2023年11月には、さらに7名の新たな原告が加わり、訴訟が拡大しました。
同じ原告団はGitHub Copilot、ChatGPT、Stable Diffusionに関しても同様の訴訟を提起しています。
2025年6月にはUniversal PicturesとThe Walt Disney Companyが著作権侵害訴訟を提起し、同年9月にはWarner Bros. Discoveryも訴訟を起こしています。
これは生成画像AIツールの活用に関わる重要な課題であり、商用利用やクリエイティブ産業において慎重な法的判断が求められています。
企業として対処するには、生成画像の用途確認・既存著作物との類似性チェックのフローを社内で整備しておくことが現実的な対策です。こうした運用設計・法的リスクの整理を含めて生成AI活用の体制を構築したい場合、AI Marketでは生成AI導入の相談を累計1,000件以上受けており、著作権対応を含む運用体制の設計まで支援できる企業を要件に応じて無料で紹介しています。
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Midjourneyの商用利用について

結論からお伝えすると、Midjourneyを利用して生成された画像は商用利用が可能です。ただし、商用利用に関する特定の規定や条件が設定されているため、ルールの範囲内で適切に運用することが重要です。以下では、Midjourneyの商用利用における主なポイントを解説します。
基本的には適用法に従えば問題ない
日本の企業がMidjourneryを利用する際は、適用法に従えば基本的に問題ありません。現時点での生成画像に関する文化庁の指針は以下のとおりです。
- 著作権侵害に関する指針:生成AIの作品は、既存の著作物との「類似性と依拠性」の両方が認められる際に著作権侵害となる
- 著作権の対象に関する指針:AIが自律的に生成したものは 「思想又は感情を創作的に表現 したもの」ではないため、著作物に該当しない
関連記事:「生成AI(LLM・画像生成)の著作権に関する最新情報まとめ!侵害になるケース・事例・注意点を徹底解説!」
Midjourneryをはじめ生成AIは近年急速に発展を遂げている技術であるため、現在進行形で日本の法律もアップデートされています。そのためMidjourneryを活用する際には、必要に応じて適用法を確認することが大切です。
年間収入が100万米ドルを超える企業はプロ・メガプランの加入が必須
企業がMidjourneyを商用利用する際には、収入規定に従う必要があります。年間収入が100万米ドルを超える企業がMidjourneyを商用目的で利用する場合、プロプランもしくはメガプランに加入することが義務付けられています。
なお、プロプランとメガプランでは高速生成の持続時間に違いがあり、まずはプロプランを利用し、より多くのクリエイティブ制作をスムーズにしたい場合にメガプランへプランアップすることをおすすめします。
既存画像を利用して生成する場合の著作権は元の作成者にある
他人の画像を利用して生成した画像の著作権は、元の作成者に帰属します。そのため、他のクリエイターや企業に使用権が存在する画像をもとに生成する場合には、元の画像の著作権者から許諾を得る必要があります。
Midjourneyで生成された画像の自由度が高い反面、元の著作権を侵害しないよう、商用利用時には特に慎重に対応しましょう。
Midjourneyについてよくある質問まとめ
- Midjourneyは無料で利用できますか?
Midjourneyは、かつて無料プランを提供していましたが、2023年3月28日に無料版が廃止されました。
現在は、サブスクプランに加入することで利用可能です。料金プランは月額・年額の4種類で、企業利用にはステルス画像生成機能が使えるプロプラン(月額60ドル)またはメガプラン(月額120ドル)が適しています。年額プランは月額比で約20%割引になります。
- Midjourneyは商用利用は可能ですか?
はい、Midjourneyは商用利用が可能です。ただし、年間収入が100万米ドルを超える企業は、プロプランまたはメガプランへの加入が必須です。
また、商用利用時には、生成された画像に関する利用規約や著作権に注意する必要があります。
- MidjourneyとDALL-E 3の違いは何ですか?
Midjourneyは写真のようなリアルな画像、特に3D画像の生成に優れており、商用利用の自由度が高いのが特徴です。一方、DALL-E 3は日本語のプロンプトに対応し、より複雑な指示にも対応可能です。また、DALL-E 3には無料プランがあるのに対し、Midjourneyは有料プランのみとなっています。用途や予算に応じて選択することをおすすめします。
- Midjourneyを企業で活用する際の注意点は何ですか?
主な注意点は以下の6点です。
- 複雑なプロンプトへの対応の甘さ:細かい指示が反映されにくい場合があり、プロンプトの工夫・調整が必要です
- UIの学習コスト:Discord特有の操作に慣れるまで時間がかかります
英語のみ対応:日本語プロンプトには対応していないため、英語への変換が必要です - 無料プランなし:お試し利用ができないため、導入前の情報収集が重要です
- 生成できないジャンルがある:アダルト・暴力・政治関連はブロックされます
- 著作権訴訟の継続:AI学習データの著作権をめぐる訴訟が進行中のため、商用利用時は法的動向の確認が必要です
- Midjourneyを自社のマーケティング・広告制作に導入する場合、どのような体制や運用ルールを整えておく必要がありますか?
導入前に整備すべき主な観点は以下の通りです。
- 著作権ガイドラインの策定:生成画像の商用利用条件・既存著作物との類似性確認フローを明文化する
- プロンプト管理:個人情報・企業情報のアップロード禁止を社内ルールとして周知する
- プラン選定の基準:年間収入が100万米ドルを超える企業はプロ・メガプランが義務。ステルス機能が必要かどうかも判断軸になります
- 著作権法の動向確認:日本の文化庁指針は現在進行形でアップデートされているため、定期的な確認が必要です
Midjourneyを含む画像生成AIの導入について運用体制の設計から相談したい場合、AI Marketでは生成AI活用全般について累計1,000件以上の相談実績をもとに、要件が固まっていない段階からAI専門コンサルタントが無料でサポートしています。
- Midjourneyだけで自社のクリエイティブ制作ニーズをすべてカバーできますか?他のツールとどう使い分ければよいですか?
用途によって使い分けが必要なケースがあります。
- Midjourneyが得意な用途:製品イメージ・広告ビジュアル・Webコンテンツ用の高品質静止画。動画化はV1 Video ModelまたはRunwayとの連携が選択肢になります
- 他ツールが適している場合:日本語プロンプトでの細かい指示が必要な場合はDALL・E³が選択肢。コスト重視でオープンソース活用が可能な場合はStable Diffusionも検討できます
- 組み合わせ活用:Midjourneyで静止画を生成し、RunwayやSoraで動画化するワークフローも実用化されています
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まとめ
Midjourneyは、広告・製品カタログ・Webコンテンツ・SNS素材など、クオリティの高いビジュアルを必要とする企業のクリエイティブ制作においてコスト削減と制作スピード向上の両面で実績のあるツールです。料金・始め方・操作手順は本記事で整理した通りですが、著作権の取り扱い・商用利用条件・プロンプト設計のノウハウは、実際に活用を進めるなかで継続的に確認が必要な領域です。
特に、Midjourneyを含む画像生成AIを自社のマーケティングや広告制作フローに本格的に組み込む場合、ツール選定だけでなく運用体制・ワークフローの設計が伴います。
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AI Market 運営、BizTech株式会社 代表取締役|2021年にサービス提供を開始したAI Marketのコンサルタントとしても、お客様に寄り添いながら、現場のお客様の課題ヒアリングや企業のご紹介を5年以上実施しています。これまでにLLM・RAGを始め、画像認識、データ分析等、1,000件を超える様々なAI導入相談に対応し、参加累計5,000人を超えるAIイベントを主催。AIシステム開発PM歴8年以上。AI Marketの記事では、AIに関する情報をわかりやすくお伝えしています。(JDLA GENERAL 資格保有)
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