レアジョブの資格スクエアが司法試験予備試験講座でのAI論文添削システムをリリース
最終更新日:2025年03月17日

株式会社レアジョブが運営するオンライン予備校「資格スクエア」は、司法試験予備試験講座において、論文式筆記試験の模擬試験でAIが採点・添削を行う「AI添削 β」を2025年4月下旬より提供開始することを発表した。
人による採点を介さないAI添削により、学習効果の最適化、採点品質の均一性確保、受験の心理的ハードル低下などの効果が期待される。
- 資格スクエアが司法試験予備試験の論文添削にAIを活用したシステムを2025年4月下旬より提供開始予定
- AI添削により最短翌営業日の答案返却と心理的ハードル低下という二重のメリットを受験生に提供
- 人力では処理困難な細かい採点項目の実現や均質な採点品質の確保で学習効果を高める取り組み
「AI添削 β」は、EdTechカンパニーとしてエンジニアリング会社を持つレアジョブグループの強みを活かして開発されたプロダクトだ。予備試験領域でのAIによる論文添削は、同社が他社に先駆けて提供するサービスとなる。
このシステムの最大の特徴は、採点から答案返却までを人の手を介さずAIが行うことにある。従来の人力による採点では一定の日数を要していたが、AIによる採点・添削により最短翌営業日に答案を返却できるようになる。
これにより、答案作成から返却までのリードタイムが大幅に短縮され、学習者は改善点の把握から復習までの一連のプロセスをスムーズに進めることが可能となる。
さらに「AI添削 β」は採点品質の向上にも寄与する。人力による採点では、短時間で処理するのが困難だった細かい採点項目も、AIの処理能力を活用することで実現可能となった。
また、人による採点では一定の評価基準を定めていても回避しきれなかった採点のばらつきをなくし、高精度かつ均質な採点品質を提供する。
こうした技術的特長に加え、「自分の答案を誰にも見られない」という安心感によって、受験生の模試受験に対する心理的ハードルを低下させる効果も期待される。2026年から始まる司法試験のCBT化にも対応する先進的な取り組みと言える。
「AI添削 β」のサービス内容は、論文式筆記試験の模擬試験のAIによる採点・添削で、原則として提出後の翌営業日に答案を返却するとしている。利用対象者は資格スクエアの受講生だけでなく非受講生も利用可能で、料金は無料だ。提供開始時期は2025年4月下旬以降を予定している。
「資格スクエア」は、”合格するための正しい学習”をシステム化した法律系難関資格のオンライン予備校として、多くの難関試験合格者から学習法をヒアリングし、最適な学習方法をカリキュラム化している。
講義や教材の提供にとどまらず、最適なデジタル学習環境とサポートによって”正しい学習”の実践を支えることで、多くの人が合格を掴み、活躍できるよう支援している。
参照元:PR TIMES

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