最終更新日:2024-09-10
Connected Base、生成AIを活用した高精度オートデジタイゼーション機能で書類を自動書き起こし
株式会社YOZBOSHIは、2024年8月21日、同社が運営する丸投げ電子化サービス「Connected Base」に新機能を追加した。この新機能は、生成AIを活用したオートデジタイゼーション機能で、面倒な書き起こし作業を自動化する。
電子帳簿保存法の本格施行に伴い、取引単位での電子データ保存の必要性が高まる中、手作業による書類分類や書き起こしの負担を軽減し、業務効率化を実現するソリューションだ。
<本ニュースの10秒要約>
- Connected Base、生成AI活用で高精度な自動書き起こし機能を実装
- 書類ごとにチューニングされた生成AIが精度の高いデータ抽出を実現
- クラウドドライブとの連携により、アップロードから保存まで全プロセスを自動化
オートデジタイゼーション機能の概要と特徴
オートデジタイゼーション機能は、Connected Baseに追加された新機能だ。この機能は、生成AIを活用して書類の自動電子化を行う。
ユーザーがファイルをアップロードするか、自動連携させると、書類ごとにチューニングされた生成AIがデータを抽出し、電子化を行う。これにより、従来は人手に頼っていた複雑な書き起こし作業が自動化され、作業効率が大幅に向上する。また、人為的ミスのリスクも低減できる点が大きな特徴だ。
カスタムプロンプトを活用することで、様々な書類のフォーマットにも対応できる。
電子帳簿保存法への対応と市場ニーズ
2024年1月より本格施行された電子帳簿保存法により、企業は取引単位での電子データ保存が求められるようになった。これに伴い、多くの企業が電子化対応に苦心している現状がある。
YOZBOSHIは、この市場ニーズに応えるべく、Connected Baseを開発した。同サービスは、書類の電子化作業を全面的に代行することで、企業の負担を軽減する。特に今回追加されたオートデジタイゼーション機能により、手作業での書類分類や書き起こし作業といった、これまで自動化が困難だった工程も効率化されることになる。
Connected Baseのサービス概要
Connected Baseは、「丸投げ電子化サービス」として2022年1月の電子帳簿保存法施行に合わせて開発された。多くの企業が電子化対応に苦慮する中、同サービスは画期的な解決策を提供する。
書類をクラウドドライブ(Google Drive、OneDrive、BOX)に保存するだけで、自動的に収集から内容精査、書き起こし、保存まで全てのプロセスを代行してくれるソリューションだ。
参照元:PR TIMES
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