博報堂DYがマーケティングDXを加速!AIで市場分析からペルソナ策定まで自動化する次世代ツールを全社展開
最終更新日:2024年12月10日

2024年12月9日、博報堂DYホールディングスは、AIを活用した「クラスタ&ペルソナ生成ツール」の全社展開を発表した。2023年11月から実証実験を開始し、複数の実務での有用性を確認したこのツールは、購買ログデータと独自の生活者意識調査データを組み合わせ、市場構造の把握からペルソナ策定までを自動化する。
従来、多大な費用と工数を要していたマーケティング業務の効率化を実現し、統合マーケティングプラットフォーム「CREATIVITY ENGINE BLOOM」のモジュールとして組み込まれる予定だ。
<本ニュースの10秒要約>
- 購買データと生活者意識調査を組み合わせ、AIによる市場分析とペルソナ生成を自動化するツールを開発
- 生成AIを活用し、ペルソナの文章作成から画像生成まで自動化し、マーケティング業務の効率化を実現
- AIエージェント化によるターゲット生活者との継続的な対話を可能にし、マーケティング戦略の高度化を推進
ツールの開発背景と特徴
近年の生活者ニーズの多様化・複雑化に伴い、購買重視点や価値観を起点としたマーケティング戦略の必要性が高まっている。しかし、従来の手法では定量調査やクラスター分析に多大な費用と時間が必要だった。
この課題に対応するため、博報堂DYホールディングスが開発したクラスタ&ペルソナ生成ツールは以下の特徴を持つ:
自動クラスタリング機能:購買傾向と意識特徴に基づき、市場全体を自動的にグルーピング
デモグラ分析:各ブランド購入層の特徴を自動的に把握
AIによるペルソナ生成:文章作成から画像生成まで自動化
実証実験の成果と今後の展開
2023年度から開始された実証実験では、クラスタ生成ツールを複数のクライアント企業の実案件で活用し、その有用性を確認した。2024年9月からはペルソナ生成ツールの実証実験も開始している。
今後の展開として以下が予定されている:
「CREATIVITY ENGINE BLOOM」への統合
AIエージェント化によるターゲット生活者との継続的対話の実現
全社的な活用による業務効率化とマーケティング支援の高度化
期待される効果と市場への影響
本ツールの導入により、以下の効果が期待される:
マーケティング業務の大幅な効率化
データに基づいた精緻な生活者ニーズの把握
戦略立案の高速化と高度化
クライアント企業への支援品質の向上
AI Market の見解
博報堂DYホールディングスの取り組みは、マーケティング領域におけるAI活用の新たな方向性を示している。技術面では、購買データと意識調査データを組み合わせた独自のモデル構築と、生成AIの実用的な活用が注目に値する。特に、ペルソナ生成における画像生成AIの活用は、マーケティング実務における生成AI活用の好例となる。
ビジネス面では、従来の労働集約的なマーケティング業務をAIで効率化しつつ、より高度な分析と戦略立案を可能にする点が重要だ。特に、AIエージェントによる継続的な対話機能は、マーケティング戦略の動的な調整を可能にする新しいアプローチとなる。
市場への影響としては、広告・マーケティング業界全体のAI活用を加速させる可能性が高い。特に、大手広告会社による本格的なAI活用は、業界標準の形成につながり、中小規模の広告会社やマーケティング会社にも波及効果をもたらすだろう。
参照元:PRTIME

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