最終更新日:2023-10-10
AIが名古屋のスポット/コースを提案するデジタルマップ「名古屋観光デジタルマップ」運用開始
株式会社New Ordinaryは、2023年10月10日、公益財団法人名古屋観光コンベンションビューローと共同でデジタルマップ「名古屋観光デジタルマップ」の運用を開始した。
「名古屋観光デジタルマップ」は、AIが名古屋市内のオススメ観光地やモデルコースを7言語で提案するサービスだ。利用者それぞれの興味/関心に合わせて提案を行うことにより、目的地への回遊性を高め、引いては名古屋市内における観光・インバウンド(訪日外国人旅行)消費額拡大などを図る。
<本ニュースの10秒要約>
- AIが名古屋市内の観光地/コースを7言語で提案する「名古屋観光デジタルマップ」
- 最適なスポット/ルートをAIが提案する「NOSPOT」を手がけてきたNew Ordinary
- 訪問箇所/滞在時間を増やして観光消費額の増加を図る。紙マップの削減も推進
スポット提案AI「NOSPOT」を提供してきたNew Ordinary
New Ordinaryは、「新しい日常」を探しに行ける世界を実現するというビジョンを掲げて、2020年4月に創業した名古屋市のスタートアップ企業だ。「体験への愛着」「思いがけない発見や出会いへの遭遇」「心身の活性化」を人々が獲得できるよう、サービス「NOSPOT」の開発・提供を手がけている。
「NOSPOT」は、利用者が自身の趣味/嗜好を登録することで、マッチしたスポットをAIが提案するサービスだ。旅行先で「カレー」「ランチ」「買い物」「本」といった好みに最適なスポットを紹介すると共に、マストスポットを効率よく楽しめるルートもAIが提案。「一人旅」「グループ旅行」「観光中心」「食べ歩き」といった旅行スタイル別の提案も可能であり、スポット/コースを巡るのに便利なチケット/入場券の案内も行う。
観光消費額の増加を図る「名古屋観光デジタルマップ」
今回New Ordinaryが名古屋観光コンベンションビューローと共に開発した「名古屋観光デジタルマップ」は、名古屋市内のマップ上に観光地/飲食店などの施設を表示するデジタルマップサービスだ。「名古屋城」「オアシス21」といった有名施設や「なごやめし」の飲食店の中から、利用者の興味/関心に合わせた目的地をAIが提案する。
AIによるスポットの提案機能は、観光客から名古屋市民に至る幅広い人々が名古屋市内における新たな観光・回遊体験を獲得し、観光訪問箇所の増加および滞在時間延長による観光消費額の増加を図るべく導入された。観光・インバウンド消費額の拡大も目指されており、日本語に加えて英語/中国語(簡体字・繁体字)/韓国語/タイ語/ベトナム語の7言語にて利用可能となっている。
観光DX化に取り組むと共に、従来の紙マップも削減
「名古屋観光デジタルマップ」をNew Ordinaryと共に開発した名古屋観光コンベンションビューローは、名古屋市およびその周辺地域の観光振興に取り組む同市の所管団体だ。同市の公式観光情報ウェブサイト「名古屋コンシェルジュ」も運営しており、同サイトと連携したモデルコースの紹介も「名古屋観光デジタルマップ」では行われる。
「名古屋観光デジタルマップ」を通じて両者は、観光DX化に取り組むと共に、従来の紙マップの削減も推進するとしている。
参照元:PRTIMES
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