万博開催で本格化する自動追従型AIスーツケースの新モデル
最終更新日:2025年01月22日

2025年1月22日、日本科学未来館と4社で構成される次世代移動支援技術開発コンソーシアムは、視覚障害者向けナビゲーションロボット「AIスーツケース」の新モデルを発表した。
段差乗り越え機能を強化した新車輪機構や低位置障害物認識センサー、ディスク型方向提示装置など、新機能を多数搭載。2025年4月から開催される大阪・関西万博で複数台を同時運用し、社会実装に向けた本格的な実証実験を実施する予定だ。
<本ニュースの10秒要約>
- オリジナルデザインの採用と新車輪機構、障害物認識センサーの搭載による安全性と使いやすさの向上
- AIによる画像認識と音声対話機能の実装で、周辺情報の提供から行き先提案まで可能なナビゲーション
- 大阪・関西万博での複数台同時運用による長期実証実験で、社会実装に向けた技術課題の検証
新モデルの機能と特徴
新モデルのAIスーツケースは、これまで市販品を活用していたボディをオリジナルデザインに刷新した。段差をスムーズに乗り越える新車輪機構と低位置の障害物を検知するセンサーを搭載し、安全性を向上させている。
さらに、ハンドル部分にはディスク型の方向提示装置を採用し、利用者の利き手に合わせて左右どちらでも使用可能な設計とした。
AI音声機能による情報提供
搭載されたRGB-Dカメラによる画像認識システムは、周辺の建物や道路状況、歩行者に関する情報を音声でアナウンスする。今後は、施設情報に関する質問応答機能や、対話を通じてユーザーの興味を探り、最適な行き先やルートを提案する機能の開発も予定している。
大阪・関西万博での実証計画
AIスーツケースは大阪・関西万博の「ロボットエクスペリエンス」として採用され、2025年4月から10月にかけて複数台を同時運用する。この長期実証実験を通じて、社会実装に向けた運用モデルの技術的課題を検証する。
具体的な運用エリアについては、2025年日本国際博覧会協会との調整を進めている。
AI Market の見解
AIスーツケースの新モデル開発は、移動支援技術における重要なマイルストーンとなる。特に、AIによる画像認識と音声対話を組み合わせたインタラクティブな支援は、視覚障がい者の自律的な移動をより効果的にサポートする可能性を持つ。
万博での長期実証実験は、技術の実用化に向けた重要なステップであり、成功すれば空港や商業施設など、様々な場所での導入が加速すると予測される。
参照元:IBM Newsroom

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