OpenAI GPT-5.6とは?AI Market編集部の実使用レビュー、Fable5との比較、できること、料金、使い方解説!
最終更新日:2026年07月20日
記事監修者:森下 佳宏|BizTech株式会社 代表取締役

- GPT-5.6はSol・Terra・Lunaの3モデルで構成されるOpenAIのAIモデルファミリー
- Solは高度な推論やコーディングに優れたモデル、Terraはバランス型、Lunaは高速・低コストで大量処理に適している
- ChatGPT・Codex・OpenAI APIで利用可能。
OpenAIが2026年7月9日に一般公開したGPT-5.6は、Sol・Terra・Lunaの3つモデルで構成されるモデル群です。
Solは性能が高く、Terraは日常業務向けのバランスの取れたモデルであり、Lunaはこれらの中で最もコスト効率に優れています。
本記事ではGPT-5.6の概要・料金・できること・操作手順を解説します。また、AI Market編集部で実際に試した結果やClaude Fable 5との比較も合わせてお伝えします。
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目次
GPT-5.6とは?
Introducing a limited preview of GPT-5.6 Sol, our next generation frontier model, as well as GPT-5.6 Terra, a balanced model for efficient, everyday work, and GPT-5.6 Luna, a fast and affordable model for high-volume work.https://t.co/OoM83SyISN
— OpenAI (@OpenAI) June 26, 2026
GPT-5.6はOpenAIが開発したGPTシリーズのAIモデルファミリーでSol・Terra・Lunaの3つモデルからなります。これまでのモデルから推論能力とコスト効率が向上しており、特にコーディングにおいてはベンチマークで非常に高い成績を残しています。
OpenAIは多くのベンチマークでClaude Fable 5よりも高い成績でありながらコストを抑えているとしており、コーディング、知的作業、サイバーセキュリティ、研究など幅広い分野で活用が期待されます。
GPT-5.6は、ChatGPT、Codex、APIから利用可能です。2026年7月時点で、ChatGPTではPlus・Pro・Business・Enterprise・Edu向けに提供されています。
無料プラン、Goプランでは通常チャットでは利用できませんが、ChatGPT WorkおよびCodexでTerraモデルを利用できます。
GPT-5.6の3つのモデルの料金
GPT-5.6にはコストや性能による使い分けとして、Sol・Terra・Lunaの3つモデルがあり、API料金や特徴はそれぞれ以下のようになっています。
| モデル | Input / 1M tokens | Output / 1M tokens | 料金 |
|---|---|---|---|
| GPT-5.6 Sol | $5.00 | $30.00 | GPT-5.6シリーズの最上位モデル 高度な推論やコーディング、研究開発、複雑なエージェントタスクなど、高い性能が求められる用途 |
| GPT-5.6 Terra | $2.50 | $15.00 | 性能とコストのバランスを重視したモデル 文章作成や開発支援、業務効率化など、幅広い用途で高い性能とコストパフォーマンスを発揮 |
| GPT-5.6 Luna | $1.00 | $6.00 | 高速・低コストで利用できるモデル チャットボットや要約、分類、大量データ処理など、応答速度とコスト効率を重視する用途 |
API料金を比較すると、TerraはLunaの2.5倍、Solはさらに2倍となっておりかなりの違いがあります。
ChatGPTやCodexで使う際にもそれぞれのモデルでToken消費量が異なり、利用制限への到達のしやすさも変わるので、用途に合わせた使い分けが重要です。
以上の情報は2026年7月時点の情報になります。最新の情報は公式ページをご確認ください。
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【AI Market編集部検証】GPT-5.6でCADエディタと3Dモデルを作成
ChatGPTのローカルアプリでGPT-5.6 Solを使い、CADエディタと3Dモデルを作成するテストを行いました。
CADエディタとロボットモデルの作成
「3D CADエディタをつくり、シンプルな2足歩行ロボットを作成して」といった趣旨の指示を出しました。
結果が上記の動画になります。指示通りにHTML形式のエディタをブラウザ上で操作できるようになっており、シンプルなロボットのモデルが既に作成された状態になっていました。
わかりやすいUIとなっており位置・角度・サイズ・色などを変更できるようになっています。
質感の変更や、パーツごとの表示非表示、エクスポートなど細かい機能まで実装されており、指示の有無に関わらず作りこまれていることがわかります。
一方で、分解をすると移動がリセットされてしまうという問題もあり、細かなバグなどは発生してしまっています。
コンロッド図面を3Dモデル化

上記のコンロッドの図面を3Dモデル化させた結果が以下の動画です。CADエディタに寸法を表示する機能も同時に付けました。
表示されている寸法はあっていそうですが、ネジの位置を始めとして形状が異なっています。文字は読み取れているが、立体的な形の把握はできていないと言えそうです。
コンロッド図面の3Dモデル化をClaude Fable 5と比較
Claude Fable 5の記事でも同様のタスクを試した結果が上記になります。Claude Fable 5のほうがコンロッドの形状はよりよく再現できているようです。
GPT-5.6の方が作成時間は短く、CADエディタ自体の出来は同等以上でUIはより洗練されているように感じられましたが、立体的な形を把握する能力はClaude Fable 5の方が高いようです。
【AI Market編集部検証】GPT-5.6で動画を生成
以下では、GPT-5.6の広告動画と紹介動画を生成してみました。
広告動画の生成テスト
GPT-5.6について検索し動画のコンセプトを定め、画像生成を使いながら動画ファイルを生成してくれています。
画面の切り替えを増やすように指示するなど細かな改善は必要でしたが、写実的な画像を使い一貫した雰囲気の動画を作成することができました。
紹介動画の生成テスト
広告動画に引き続き、GPT-5.6の情報を伝えることにより注力した横型の紹介動画を生成した結果が上記になります。広告動画の雰囲気を引き継ぎながら必要な情報を読み上げ付きで紹介することができており、そこそこのクオリティと言えそうです。
紹介動画生成をClaude Fable 5と比較
上記はClaude Fable 5の記事で作成したClaude Fable 5の紹介動画です。Claude Fable 5は実際に作ったものなどを動画に盛り込んでいます。
CADなどを作った文脈から動画を作成したClaude Fable 5と広告動画を作った文脈から動画を作成したGPT-5.6を一概に比べることはできませんが、一貫した雰囲気で簡潔に説明するGPT-5.6と、スライドっぽさが残りつつ多くの情報を伝えているClaude Fable 5でそれぞれ違った良さがあるようです。
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GTP-5.6に関するよくある質問まとめ
- GPT-5.6とは何ですか?
GPT-5.6はOpenAIが2026年7月に発表したAIモデルファミリーです。様々なベンチマークで高い成績を残しており、特にコーディングは他のモデルと比較しても性能が高いとされています。
Sol・Terra・Lunaの3つモデルから構成されており、性能やコストで使い分けられるようになっています。
- GPT-5.6のSol・Terra・Lunaの違いは何ですか?
Solは性能を重視したモデルで、高度な推論や研究開発、コーディングに適しています。
Terraは性能とコストのバランスに優れた汎用モデル、Lunaは高速・低コストで大量処理やチャットボットなどに適したモデルです。
まとめ
GPT-5.6はOpenAIが提供しているAIモデルファミリーです。
Sol・Terra・Lunaの3つモデルがあり、Solは高性能、Terraはバランス型、Lunaはコスト重視という使い分けになっています。
ベンチマークでは非常に高い成績を残しており、実際に使ってみてもコーディング、思考力、画像・動画生成と幅広い範囲で高い性能であることが確認できました。
一方で、一度の指示で完璧にうまくいくということは少なく、うまく指示を出すことがGPT-5.6の性能を引き出すうえで依然として重要になるポイントです。
AI活用の方向性やツール選定で迷う場合は、早い段階で専門家に要件を整理してもらうことで選択肢が見えやすくなります。
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AI Market 運営、BizTech株式会社 代表取締役|2021年にサービス提供を開始したAI Marketのコンサルタントとしても、お客様に寄り添いながら、現場のお客様の課題ヒアリングや企業のご紹介を5年以上実施しています。これまでにLLM・RAGを始め、画像認識、データ分析等、1,000件を超える様々なAI導入相談に対応し、参加累計5,000人を超えるAIイベントを主催。AIシステム開発PM歴8年以上。AI Marketの記事では、AIに関する情報をわかりやすくお伝えしています。(JDLA GENERAL 資格保有)
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