Microsoft Copilotとは?Microsoft 365連携・AIエージェント開発・料金・活用方法を解説
最終更新日:2026年08月22日
記事監修者:森下 佳宏|BizTech株式会社 代表取締役

ChatGPTの登場以降、生成AI(ジェネレーティブAI)の企業活用が急速に広がり、文章作成や情報収集、データ分析などさまざまな業務で利用されるようになりました。
なかでもMicrosoft Copilotは、WebやWindowsだけでなく、Word、Excel、PowerPoint、OutlookなどのMicrosoft 365アプリと連携して利用できるAIアシスタントです。日常的に使用する業務ツールの中でAIを活用できるため、文書作成、データ分析、メール対応、資料作成など幅広い業務の効率化に活用できます。
この記事では、 Microsoft Copilotの特徴やできること、個人・企業向けの主なプラン、導入方法、企業での活用方法 について詳しく解説します。
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目次
Microsoft Copilotとは?

Microsoft Copilotとは、Microsoftが提供する生成AIを活用したAIアシスタントです。
WebやWindowsのCopilotアプリに加え、Word、Excel、PowerPoint、OutlookなどのMicrosoft 365アプリにもCopilotが統合されており、情報検索、文章作成、データ分析、資料作成など幅広い業務を支援します。
もともとは「Bing Chat」として提供されていたサービスがMicrosoft Copilotへ統合・発展したもので、2026年8月現在はMicrosoftの各製品・サービスにまたがるAIブランドとして展開されています。
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Microsoft Copilotは、ユーザーからの質問への回答や情報収集に加え、文書作成・編集、メール作成、データ分析など、さまざまな業務をAIで支援します。
Microsoft 365やWindowsなどMicrosoftの各サービスと連携できる点も大きな特徴です。
Word、Excel、PowerPoint、Outlookなど、企業で広く利用されているMicrosoft 365アプリと生成AIを組み合わせることで、文書作成、データ分析、メール対応、プレゼンテーション作成などの業務を効率化できます。
自社業務に合わせたカスタマイズ・エージェント開発も可能
2026年8月現在、Microsoft 365 Copilotは標準機能を利用するだけでなく、自社の業務やデータに合わせたAIエージェントを構築し、機能を拡張することも可能です。
Microsoft Copilot Studioを利用すれば、ローコードで独自のエージェントを構築し、SharePointなどの社内データや外部サービス、業務システムと連携できます。
さらに、Microsoft 365 Agents SDKやMicrosoft Foundryなどを利用することで、独自のワークフロー、AIモデル、外部APIなどを組み込んだ高度なカスタムエージェントを開発することもできます。
そのため、Microsoft Copilotは一般的な業務支援AIとして利用するだけでなく、自社固有の業務プロセスに合わせたAI基盤として拡張することも可能です。
個人利用から企業利用まで幅広く対応している
Microsoft Copilotは、個人がWebやWindowsで利用するAIアシスタントとしてだけでなく、Microsoft 365と連携した業務利用にも対応しています。
個人向けでは、Microsoft 365 Personal、Family、Premiumなどを通じて、Word、Excel、PowerPoint、OutlookなどのアプリでCopilotを利用できます。
一方、企業向けではMicrosoft 365 Copilotを活用し、Microsoft 365アプリに加えて、ユーザーがアクセス権限を持つ組織内の文書、メール、会議などの業務データを参照しながら、情報検索、資料作成、要約、データ分析などを支援できます。
個人向け・企業向けともに複数のプランが提供されており、利用できる機能や上限、料金はプランによって異なります。具体的な料金プランについては、次のセクションで詳しく紹介します。
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Microsoft Copilotの主な料金プラン(2026年8月現在)

Microsoft Copilotには、WebやWindowsなどから無料で利用する方法に加え、個人向けMicrosoft 365や企業向けMicrosoft 365 Copilotなど複数のプランがあります。
主な料金と特徴は以下の通りです。
| 区分 | プラン | 料金 | 主な対象 | 主な特徴 |
|---|---|---|---|---|
| 個人向け | Microsoft 365 Personal | 2,130円/月 21,300円/年 | 個人 | Word、Excel、PowerPoint、OutlookなどでCopilotを利用可能。1ユーザー向け |
| Microsoft 365 Family | 2,740円/月 27,400円/年 | 家族・複数ユーザー | 最大6ユーザーでMicrosoft 365を共有可能。ただしCopilotのAI特典は原則としてサブスクリプション所有者が利用 | |
| Microsoft 365 Premium | 3,200円/月 32,000円/年 | AI機能をより多く利用したい個人・家族 | Personal・Familyより高いCopilot利用上限や、高度なAI機能・エージェントなどを利用可能 | |
| 法人向け | Microsoft 365 Copilot Business | 3,148円/ユーザー/月相当 年払い | 中小企業 | Microsoft 365 Businessプランへの追加ライセンス。Word、Excel、PowerPoint、Outlook、TeamsなどでCopilotを利用可能 |
| Microsoft 365 Business Standard + Copilot Business | 3,523円/ユーザー/月相当 年払い | 中小企業 | Business StandardとCopilot Businessをセットで利用。Officeアプリ、法人メール、Teams、Copilotなどを含む | |
| Microsoft 365 Business Premium + Copilot Business | 4,797円/ユーザー/月相当 年払い | セキュリティを重視する中小企業 | Business Premiumの高度なセキュリティ・管理機能とCopilotを利用可能 |
※個人向けMicrosoft 365の価格は税込です。法人向けMicrosoft 365 Copilotの価格は税抜です。
※料金やキャンペーン、利用できるAI機能・上限は変更される場合があるため、導入時にはMicrosoft公式サイトで最新情報をご確認ください。
個人向けMicrosoft 365で利用できるCopilot
Microsoft 365 Personal、Family、PremiumにはCopilotをはじめとするAI機能が含まれています。
Word、Excel、PowerPoint、OutlookなどのMicrosoft 365アプリ内で、以下のような用途に活用できます。
- Wordで文章の作成・要約・編集を支援する
- Excelでデータを整理・分析する
- PowerPointでプレゼンテーション作成を支援する
- Outlookでメールの要約や下書きを行う
Personal、Family、Premiumでは利用できるAI機能や利用上限が異なり、Premiumではより広い利用枠や高度な機能が提供されています。
企業向けMicrosoft 365 Copilot
2026年8月現在、企業向けにはMicrosoft 365 Copilotを中心に、企業規模や契約内容に応じた複数のプランが提供されています。
Microsoft 365 Copilotでは、Word、Excel、PowerPoint、Outlook、Teamsなどで生成AIを利用できるだけでなく、ユーザーがアクセス権限を持つ組織内の文書、メール、会議などの業務データを参照しながら回答や資料作成を支援できます。
また、2026年7月には中小企業向けに「Microsoft 365 Business Standard with Copilot」と「Microsoft 365 Business Premium with Copilot」が一般提供されました。
料金や契約条件はプランによって異なるため、導入時には利用人数やMicrosoft 365の契約内容を確認する必要があります。
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Microsoft Copilotの特徴とは?

Microsoft Copilotの特徴は以下の通りです。
- WordやExcel、OutlookなどのMicrosoft 365アプリで生成AIを利用できる
- 文章生成・検索・推論など幅広いAI機能を利用できる
- 画像生成・編集にも活用できる
- 企業向けのセキュリティ・管理機能を利用できる
WordやExcel、OutlookなどのMicrosoft 365アプリで生成AIを利用できる
CopilotはWord、Excel、PowerPoint、OutlookなどのMicrosoft 365アプリに統合されています。
文書の作成・要約、データの整理・分析、プレゼンテーション作成、メールの要約・下書きなどを各アプリ内でAIに支援してもらえるため、別の生成AIサービスとの間で文章やデータをコピー&ペーストする手間を減らせます。
利用できる機能や利用上限は、Microsoft 365の契約プランによって異なります。
文章生成から検索・推論まで幅広いAI機能を利用できる
Microsoft Copilotでは、質問への回答や文章生成だけでなく、Webを活用した情報収集、要約、推論、画像やファイルを使った質問など、さまざまなAI機能を利用できます。
Copilotを単一のAIモデルとして捉えるよりも、利用するサービスやプランに応じて複数のAI機能を使えるAIアシスタントとして捉える方が実態に合っています。
利用できる機能や利用上限は、無料版、個人向けMicrosoft 365、企業向けMicrosoft 365 Copilotなどによって異なります。
画像生成・編集にも活用できる
Microsoft Copilotでは、テキストによる指示から画像を生成するなど、クリエイティブ用途にもAIを活用できます。
MicrosoftのAI画像機能はCopilotやDesigner、Microsoft 365など複数のサービスに組み込まれており、契約プランによって利用回数やAIクレジットなどの上限が異なります。
企業向けのセキュリティ・管理機能を利用できる
Microsoft 365 Copilotでは、企業がMicrosoft 365で利用しているID、アクセス権限、セキュリティ、コンプライアンスなどの仕組みを活用しながら生成AIを利用できます。
ユーザーがCopilotから参照できる組織データも、そのユーザーに付与されているアクセス権限に基づいて制御されます。
企業で導入する場合は、無料版Copilotと企業向けMicrosoft 365 Copilotではデータの扱いや管理機能が異なるため、自社のセキュリティ要件に合ったプランを選ぶことが重要です。
また、Microsoft Copilotは、Microsoftのプライバシーポリシーに準拠しています。ユーザーは、自分のデータがどのように使用され、保護されるかを理解し、必要に応じてプライバシー設定を管理できます。
Microsoft Copilotの導入方法

それぞれのプランで導入方法を説明していきます。
Windows版Copilotアプリの導入方法
Windows版Copilotは以下の手順で利用できます。
- Windows PCにCopilotアプリがインストールされているか確認する
- インストールされていない場合はMicrosoft StoreからCopilotアプリをインストールする
- Copilotアプリを起動する
- Microsoftアカウントでサインインする
2026年8月現在、新しいWindows 11 PCではCopilotアプリがあらかじめインストールされている場合があります。
個人向けMicrosoft 365でCopilotを利用する方法
WordやExcel、PowerPoint、OutlookなどでCopilotを利用したい場合は、Copilot機能を含むMicrosoft 365の対象プランを利用します。
- Microsoftアカウントでサインインする
- Microsoft 365 Personal、Family、Premiumなどの対象プランを契約する
- Microsoft 365アプリを最新の状態にする
- Word、Excel、PowerPoint、OutlookなどからCopilotを利用する
利用できるAI機能や利用上限は契約プランによって異なります。
企業向けMicrosoft 365 Copilotの導入方法
企業でMicrosoft 365 Copilotを導入する場合は、まず現在利用しているMicrosoft 365の契約内容と対象ユーザーを確認します。
- 自社のMicrosoft 365ライセンスとCopilotの利用条件を確認する
- 利用するMicrosoft 365 Copilotのプランを選択する
- 必要なライセンスを契約する
- 管理者が対象ユーザーへライセンスを割り当てる
- Word、Excel、PowerPoint、Outlook、TeamsなどからCopilotを利用する
2026年8月現在、利用可能なプランは企業規模やMicrosoft 365の契約内容によって異なるため、導入前に対象ライセンスを確認することが重要です。
Microsoft Copilotの企業での活用アイデア

実際にMicrosoft Copilotをオフィスでどのように活用できるのかを紹介していきます。
資料作成
Microsoft Copilotでは、情報収集や文章作成、要約、アイデア整理などをAIチャットで支援できます。
さらに、Copilotを利用できるMicrosoft 365プランでは、Wordで文書を作成・編集したり、Excelでデータを分析したり、PowerPointでプレゼンテーション作成を支援したりできます。
企画書、報告書、会議資料などの作成工程をAIで支援できるため、資料作成にかかる作業時間の削減が期待できます。
関連記事:「資料作成のためのおすすめ生成AIサービス!自動化・高品質・低コストなど5つの導入メリットとは?」
メール作業の効率化
OutlookでCopilotを利用すると、メールの内容を要約したり、要件をもとに返信や新規メールの下書きを作成したりする作業をAIに支援してもらえます。
長いやり取りの要点を把握したり、メールの文面を短時間で整えたりできるため、日常的なメール確認・作成業務の効率化に活用できます。
企業向けMicrosoft 365 Copilotでは、ユーザーに付与されたアクセス権限の範囲でMicrosoft 365の業務データを活用できます。
ブレーンストーミングやアイデアの創出
Copilotのチャットは、ブレーンストーミングやアイデアの創出にも活用できます。アイデアを入力して壁打ち相手として利用したり、条件を指定して複数の案を出してもらったりすることが可能です。
また、Web上の情報を参照しながらアイデアの背景情報や関連情報を調べる用途にも活用できます。ただし、生成された内容が常に正確とは限らないため、重要な情報は元の情報源を確認することが必要です。
企業向けMicrosoft 365 Copilotでは、TeamsなどMicrosoft 365の各サービスと組み合わせて、会議内容の整理や要約、アイデアの整理、関連情報の確認などにも活用できます。
個人での壁打ちだけでなく、チームでの会議やプロジェクトにおける情報整理を支援できる点も、企業でCopilotを利用するメリットの一つです。
自然言語によるデータ分析
ExcelのCopilotでは、自然言語で指示しながらデータの整理や分析、傾向の把握などを行うことができます。
例えば、「今月の売上傾向を分析して」「商品別の売上を比較して」といった指示を入力し、データの確認や分析を支援してもらうことが可能です。
Microsoft Copilotは、入力された自然言語クエリを解析し、その意図を理解します。次に、関連するデータ操作や分析を自動的に実行して、求められている情報を抽出します。そして、数値データの集計、トレンドのビジュアル化を行います。
複雑な関数や分析手法に詳しくないユーザーでも、自然言語を使ってデータ分析に取り組みやすくなります。これにより、ビジネスの意思決定をより速く、より根拠のあるものにすることができます。
プログラミングに関する質問やコード生成にも利用できる
Microsoft Copilotでは、プログラミングに関する質問をしたり、目的に応じたコード例を生成したり、既存コードの意味や処理内容を説明させたりできます。
そのため、簡単なスクリプトの作成、エラー原因の調査、プログラミング方法の確認などにも活用できます。
一方、IDE上でコード補完やエージェント型の開発支援を行う用途では、GitHub Copilotなど開発者向けに特化したサービスを利用する方法もあります。
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Microsoft Copilotについてよくある質問まとめ
- Microsoft Copilotとは?
Microsoft Copilotは、Microsoftが提供する生成AIを活用したAIアシスタントです。
WebやWindowsのCopilotアプリに加え、Word、Excel、PowerPoint、OutlookなどのMicrosoft 365アプリでも利用でき、情報収集、文章作成、要約、データ分析、資料作成などを支援します。
- Microsoft Copilotは無料で使えますか?
はい。Web版Microsoft Copilotなどは無料で利用できます。
一方、WordやExcel、PowerPoint、OutlookなどのMicrosoft 365アプリでCopilotを利用する場合は、Microsoft 365 Personal、Family、Premiumや、企業向けのMicrosoft 365 Copilotなど、対象プランの契約が必要です。
- Microsoft Copilotでは何ができますか?
質問への回答、Webを使った情報収集、文章作成・要約、画像生成、Wordでの文書作成、Excelでのデータ分析、PowerPointでの資料作成、Outlookでのメール要約・下書きなどに活用できます。利用できる機能はプランや利用環境によって異なります。
まとめ
Microsoft Copilotは、情報収集や文章生成などを行えるAIアシスタントで、WebやWindowsだけでなく、Word、Excel、PowerPoint、OutlookなどのMicrosoft 365アプリにも幅広く展開されています。
個人向けMicrosoft 365では、資料作成、文章の要約、メール作成、データ分析などの日常業務にAIを活用できます。
企業向けのMicrosoft 365 Copilotでは、Microsoft 365アプリに加えて、ユーザーがアクセスできる組織内の文書やメール、会議などのデータも活用しながら業務を支援できます。
Microsoft Copilotを導入する際は、利用したい業務やMicrosoft 365との連携範囲、対象ユーザー数、セキュリティ要件などを整理し、自社に適した利用方法・プランを選ぶことが重要です。

AI Market 運営、BizTech株式会社 代表取締役|2021年にサービス提供を開始したAI Marketのコンサルタントとしても、お客様に寄り添いながら、現場のお客様の課題ヒアリングや企業のご紹介を5年以上実施しています。これまでにLLM・RAGを始め、画像認識、データ分析等、1,000件を超える様々なAI導入相談に対応し、参加累計8,000人を超えるAIイベントを主催。AIシステム開発PM歴8年以上。AI Marketの記事では、AIに関する情報をわかりやすくお伝えしています。(JDLA GENERAL 資格保有)
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