最終更新日：2023-07-11

「IVS 2023 KYOTO」のGenerative AI 起業家ピッチ、AIキャラクターを生成できるAI VOLTの「ドリームフレンド」が優勝

AIニュース

株式会社Headline Japanは、2023年7月10日、同社が主催したスタートアップカンファレンス「IVS 2023 KYOTO／IVS Crypto 2023 KYOTO」において、Cynthialy株式会社がサポート開催した「Generative AI 起業家ピッチ」に関するレポートを発表した。

「IVS 2023 KYOTO / IVS Crypto 2023 KYOTO」は、同年6月末に3日間にわたって開催されたカンファレンスだ。Cynthialyがサポート開催した「Generative AI 起業家ピッチ」では、AIで好きなキャラクターを生成・育成できる株式会社AI VOLTの「ドリームフレンド」が優勝を果たした。

＜本ニュースの10秒要約＞

カンファレンス「IVS 2023 KYOTO」で、Cynthialyが「Generative AI 起業家ピッチ」をサポート開催
生成AI技術を活用した事業を展開する起業家11人がピッチ、優勝はAI VOLT「ドリームフレンド」
「フォトグラファーAI」「AIイラストくん」も入賞、審査員賞はビジネス向けAIツール「CalqWorks」が獲得

Cynthialyのサポートによる「Generative AI 起業家ピッチ」

Headline Japanは、日本のスタートアップ業界を牽引するインターネット企業の経営者・経営幹部・投資家が一堂に会するカンファレンスとして「IVS」の運営を続けている企業だ。京都においても「IVS」の開催を重ねており、30回目の同カンファレンスとして「IVS 2023 KYOTO／IVS Crypto 2023 KYOTO」を行うに至った。

「IVS 2023 KYOTO／IVS Crypto 2023 KYOTO」は、2023年6月28日から6月30日にかけて京都市内の「みやこめっせ」および「ロームシアター京都」にて開催された。Headline Japan／京都府／京都市／京都知恵産業創造の森により組織されたIVS KYOTO実行委員会が主催を担い、後援には経済産業省や日本経済団体連合会、一般社団法人日本ブロックチェーン協会なども名を連ねている。

エリア「NEXT CITY」にて開催された「Generative AI 起業家ピッチ」

同カンファレンスでは今回、従来の招待制を廃止して「これから起業する未来の起業家」を目指す人であれば誰もが参加できる形態を採用。新しく生まれ変わった「IVS」を象徴とするエリアとして「NEXT CITY」も設定され、Cynthialyのサポートによる「Generative AI 起業家ピッチ」も同エリアにて開催された。

審査を行ったのは有識者／起業家6名、立ち見が出るほどの会場からも投票

「Generative AI 起業家ピッチ」をサポートしたCynthialyは、スクール事業や新規事業コンサルティング事業などを手がける企業だ。「才能を殺さない、可能性を最大化する。」というミッションを掲げ、人材が持つ才能の発揮および可能性の最大化を通じて、日本経済の生産性向上を目指している。

「Generative AI 起業家ピッチ」当日は、大規模言語モデルや画像生成AIといった生成AI技術を活用したプロダクト・サービスを展開する起業家11人が、ピッチを行った。審査を行ったのは、株式会社クラフター代表取締役社長・小島舞子氏を始めとする有識者／起業家6名。また、立ち見が出るほどの観客が集まった会場からも、投票も実施された。

「Generative AI 起業家ピッチ」で優勝したAI VOLT

審査および投票の結果、「Generative AI 起業家ピッチ」で優勝を獲得したのは、AI VOLT代表取締役の軍神未来氏だ。軍神氏のAI VOLTでは、AIで好きなキャラクターを生成・育成して会話もできるサービス「ドリームフレンド」を開発している。優勝により軍神氏には、ピッチに協賛している日本マイクロソフトより「Azure」の最大1800万円までの環境支援などが提供される。

会場賞の2位は「フォトグラファーAI」を開発するNectAI株式会社

「Generative AI 起業家ピッチ」ではまた、会場賞の2位に「フォトグラファーAI」を開発するNectAI株式会社が、3位には「AIイラストくん」の株式会社Trippyおよび会話AI構築プラットフォーム「miibo」の株式会社miiboが、それぞれ入賞した。審査員賞には、主要6言語に対応したビジネス向けAIツール「CalqWorks」の株式会社KandaQuantumが選ばれている。

参照元：PRTIMES

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