最終更新日：2022-11-09

「AIさくらさん」を活用したWebサイト自動最適化サービス「FURUMAI」、迫田の通販サイトに導入

AIニュース

株式会社ティファナ・ドットコムは、2022年11月8日、同社のWebサイト自動最適化サービス「FURUMAI」が株式会社迫田の通販サイトに導入されたと発表した。

ティファナ・ドットコムは、あらゆる業務を自動化・リモート化するAIサービス「AIさくらさん」で知られる企業だ。「FURUMAI」は、この「AIさくらさん」をWebサイト管理に活用したものであり、Webサイトを訪問するユーザーの振る舞い（行動全般）をAIが自動で分析するサービスとなっている。

＜本ニュースの10秒要約＞

Webサイトを訪問するユーザーの振る舞い（行動全般）をAIが自動で分析する「FURUMAI」
最適化されたコンテンツを表示し、満足度向上や売上向上を実現。オプションで売上予測も
インテリア企業の通販サイトで、運用を簡単に最適化。WebとAIの力で世の中を笑顔に

「AIさくらさん」で知られるティファナ・ドットコム

ティファナ・ドットコムは、2000年の設立時よりあらゆる業種業態に向けてWeb制作事業を展開しており、その知見を活かす形でAIの開発も開始。2016年10月には、「誰でも簡単に使えるAI」として「AIさくらさん」をリリースするに至った。

「AIさくらさん」は、社内・社外を問わず多様な業務を自動化・リモート化し、業務負担の大幅軽減を可能にするAIチャットボットサービスだ。非対面によるAI接客やアバター接客を駅／商業施設／Webサイトなどで実現しており、導入された全国各地の多くの企業や地方自治体などでDX推進を担っている。

振る舞いに応じてコンテンツを表示する「FURUMAI」

ティファナ・ドットコムの「FURUMAI」は、同社がWebとAIにおいて持つ知見と強みを活かす形で開発されたサービスだ。同サービスでは、Webサイトユーザーの振る舞いをAIが分析した上で、「AIさくらさん」が自動で課題の発見および修正を行う。スタッフによるWEBの改修も併せて行うため、通常は膨大な時間がかかるWebサイトの改善を迅速に実施できる。

「FURUMAI」ではまた、ユーザーの興味関心や行動などの振る舞いに応じて、それぞれに最適化されたコンテンツを表示させることも可能だ。この機能により、ユーザー満足度向上や売上向上を図ることもできる。

さらに「FURUMAI」は、オプションとしてAIによる売上予測機能も搭載。この機能により、商品発注数の予測や在庫数の維持管理といった業務に割くリソースを削減し、人材不足や長時間労働の改善も可能にしている。

通販サイトの全国展開に向けて「FURUMAI」を導入

今回ティファナ・ドットコムの「FURUMAI」を導入した迫田は、鹿児島から事業をスタートした創業77年の家具・インテリア企業だ。近年はDX推進に取り組んでおり、AIチャットボットやRPAサービスなども積極的に導入。2021年からは、ティファナ・ドットコムの「AIさくらさん」「業務自動化さくらさん」の活用も開始していた。

迫田は、九州地方にて計8店舗を運営する一方、2022年10月からは通販サイトの全国展開を開始。この通販サイトにて運用の最適化を行うべく、「FURUMAI」を導入するに至った。「FURUMAI」であれば、Webに関する知識のない担当者でも負担なくサイトが運用でき、コンテンツの改善や売上アップを図ることも可能であると迫田は判断し、導入を決定したという。

ティファナ・ドットコムは今後も、「WebとAIの力で世の中を笑顔にする」を企業理念を掲げて、「AIさくらさん」を始めとするサービスのアップデート・改善に努めるとしている。

参照元：PRTIMES