【INTERVIEW】100件以上のAI開発を成功させたAIプロフェッショナル集団KICONIA WORKS
最終更新日:2021年04月09日

AI開発に精通したエンジニアを多数抱え、これまでに100件以上のAI開発に携わった株式会社KICONIA WORKS。
今回は、そんな株式会社KICONIA WORKSにお話をお伺いしました。
写真左) 取締役 カズンズ シェーンさん
写真右) 代表取締役 書上 拓郎さん
圧倒的なAI開発ナレッジとPoC成功率
■まず、KICONIA WORKS様の概要や強みについてお聞かせください。
—書上さん
「弊社は、一言で言えばAIの受託開発会社です。AI開発の受託を実施されている企業は他にもいらっしゃると思うのですが、そういった他社と違うのは、現在弊社は
そのため、洗練された見積やプロジェクトの進行であったり、AI開発のPoCにおける難しいポイントなどを押さえた提案や開発を行っていることもあり、
私自身は元々コンサルティング会社の出身かつAI開発に2015年から携わっているため、AIを使って何から始めるべきかわからない等といった課題に対しても、コンサルティングフェーズから提案ができます。また、実際のソフトウェア開発はもちろん、クラウドを用いた開発に加えて、ハードウェアとの連携も含めたシステムへの落とし込みも含めた設計ができるエンジニアもいるため、
このように、お客様のご要望に合わせて柔軟に対応し、ソリューションが提供できるようになっています。」
■PoCの成功率が低いものとは具体的にはどのような内容でしょうか?
—書上さん
「お客様が解決したい課題や目標と、現在存在しているデータや情報、そこから作るアルゴリズムやモデル、こうした様々な情報を整理したときに明らかに難しい場合などに、お断りさせていただくことがあります。非常にデータが少なかったり、特徴量が抽出しにくいデータなどを使っての機械学習モデルの作成は難しいので。
成功確率が低いことが見込まれるPoCのプロジェクトに対しては、最初から「かなり成功確率が低いですが、これを研究開発の一環として一緒に取り組む覚悟がありますか?」ということを提案書に記載させて頂いた上で提案し、ご一緒させて頂く場合もあります。」
■
—書上さん
「AI開発は今、内製化が進んでいると思っています。20年頃前に、プログラミングのできる人が貴重だったのに対して、現在は多くの企業内部にプログラミングができる人が在籍している現象と同じように、AIの開発についても内製化の傾向が強く進んでいると感じています。そのため、実際に弊社のお客様内部にも、「経験はあまりないもののAIエンジニアやデータサイエンティストがいます」というケースも増えてきており、且つそのような場合においては、お客様がAI開発や運用のナレッジを求めているケースが多いです。
そのため、実施するプロジェクトの中で、
これが結果、
我々にとっても、ライセンス契約にしたり保守/運用を永遠に対応し続けた方が儲かるのですが、まず弊社のメンバーの趣向に合っていません。弊社のメンバーは受託を専門にしていることもあり、新しいプロジェクトに対応する能力が非常に高く、且つ新しいプロジェクトに取り組みたい、という想いも強いため、ずっと保守や運用を行っていく、ということは弊社にとってもよくないことだと考えています。そのため、プロジェクトは手離れ良く実施し、また新しいプロジェクトを実施させて頂く、という流れが結果としてWin-Winになれていると考えています。
正直、経営の観点からすれば微妙なのかもしれませんが、
■他にも、特徴や強みなどを教えて頂けますか?
—書上さん
「弊社は、受託開発専門のため、
弊社メンバーひとりひとりも、弊社入社前に個々が別の企業でAI開発を行っていた経験があるメンバーですので、メンバーも含めると相当な量のナレッジが貯まっていると思います。そのため、新しい相談を頂いた際に「それやったことある」とか「それであればこのやり方だな」とかがすぐに言えることも強みです。
また、1プロジェクトにつき少数精鋭で行っており、最大でも4名、少なければ2人で対応します。大規模なプロジェクトでも2人で対応したりするため、結果として、スピード感がかなり早いです。その結果として、
お客様と対話できるエンジニアやデータサイエンティストがいることも、弊社の強みです。一般的に、エンジニアの方が、ロジカルに話す一方で、お客様とのビジネス的なコミュニケーションを苦手とするケースも多いと思うのですが、弊社はエンジニアがお客様と直で対話して、お客様にわかりやすく説明できるメンバーが多いです。」
■どのようなプロジェクトを実施していますか?
—書上さん
「構造化データと音声や画像のような非構造化データがある中でどちらが得意か、と聞かれることもあるのですが、最近のバランスとしては半々くらいになっています。
元々は画像関連が事例として多かったのですが、今はテキストデータも含めて実施しています。画像であれば認識や検出、テキストであれば需要予測や最適化、言語処理などを行っています。最近多いのは職人芸と言われるような領域で、「この人だけが見極められる」といった領域を、画像解析で自動化していくような事例が増えています。
やっていない領域がないというほどプロジェクトを実施しているため、「これが得意!」ということはなく、
また、常にお客様にとっての最良を考えて提案していますので、特殊な業界向けの特殊なAIで、我々ができるけど半年かかるな、という場合で、知っている会社が3ヶ月で実現できるということがあれば、弊社が実施するのではなく、お客様に取って最適であるパートナー企業を紹介させて頂くこともあります。」
AI開発をもっと身近に
■今後開発したいものなどありますか?
—書上さん
「
実際、今実施しているプロジェクトも、これまで誰もやったことがない、成功したら業界に革命が起こる、別の会社が数十年かけて実施してきたことを半年間で実現している、というようなプロジェクトを実施していますし、今後もこういった開発を実施していきたいです。」
■今後のAI市場の中で、どのような展開を考えていますか?
—書上さん
「AI市場に関して言えば、先述の通り、AIの内製化やAI開発ができる方が増えていると思います。これは、AIに関するツール類が揃ってきていることが大きな要因の一つです。AWSやGCPなどのクラウドサービスが多くのライブラリやAPIなども公開していますし、それらを組み合わせることで、少し勉強すればある程度のAIは作れてしまう世の中には早々になると思います。
その中で、プログラミングができるエンジニアが多く存在していても、SIerさんなどのビジネスの需要があるのと同じように、AI開発においても、ある一定ラインを超えると、できる人とできない人の差が出てくると思います。そのとき、一般的にはできないことを「できる」会社や人が残っていくと思っていますので、弊社はそこに残れるように、
また、日本には優良な中小企業が地方に多くありますが、やはりAI開発はまだまだ高い、というところがあり、あまり手を伸ばせていない状況です。弊社では、そういった地方の中小企業に注目しており、そういった課題を抱える企業に向けて、安くAI開発を提供して、中小企業も手を伸ばしやすいAI開発をやっていきたいと思っています。これによって、少子高齢化で人が採用できなくて廃業しなければいけない、といった企業を助けられるかもしれない、と思っています。
他にも、
–ありがとうございました。
今回は、AI受託開発に特化し、多くのAI開発プロジェクトを実施してきたAI開発のプロフェッショナルチーム、株式会社KICONIA WORKSへのインタビュー記事でした。

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