マツリカ、営業活動の半自動化を実現する営業AIエージェント「DealAgent」を提供開始、第1弾として「ニーズ発見エージェント」をリリース
最終更新日:2025年04月18日

株式会社マツリカは2025年4月16日より、営業担当者に代わって業務を担い、自律的に営業プロセスを前進させる営業専門のAIエージェント「DealAgent」の提供を開始した。
第1弾では顧客との対話の起点となる「情報共有」と「質問回答」に焦点を当て、AIが営業の”きっかけづくり”を行う「ニーズ発見エージェント」を提供し、今後はアポイント調整や事前調査など多岐にわたる営業活動の効率化を目指す。
- マツリカが営業プロセスを自律的に進める専門AIエージェント「DealAgent」の提供を2025年4月16日より開始
- 第1弾「ニーズ発見エージェント」は自社コンテンツを学習したAIが24時間365日顧客の質問に自律的に回答し対応速度向上とコスト削減を実現
- 日本企業の営業生産性は米国と比較して約50%と低水準であり、社内業務効率化だけでなく顧客との関わり方に焦点を当てた変革が必要
マツリカが発表した営業AIエージェント「DealAgent」は、営業担当者の業務を代行し自律的に営業プロセスを推進する営業専門のAIシステムだ。
日本企業の営業生産性は国際的に低水準で、マッキンゼーの2022年調査によれば米国と比較して約50%程度に留まっている。
多くの日本企業では社内業務効率化に注力する傾向があるが、本来営業活動は「顧客」と「営業」の関係性によって成り立つもので、社内業務効率化だけでなく顧客との関わり方にも焦点を当てた変革が必要とマツリカは考えている。
第1弾として提供される「ニーズ発見エージェント」は、顧客との対話の起点となる情報共有と質問回答に焦点を当て、営業の”きっかけづくり”をAIが担う。
具体的には自社の営業資料や提案資料などのコンテンツを学習したAIチャットを構築し、24時間365日顧客の質問に自律的に回答することで、顧客対応速度の向上と人的コストの削減を実現する。
また顧客とAIの対話データは営業担当者がリアルタイムで確認でき、購買意欲の高い顧客の発見やニーズの把握が可能となっている。
「ナレッジ検索AI」機能では、自社の営業資料、事例記事、製品動画など全てのコンテンツを格納し、AIがわずか10分でその内容を学習。営業担当者が欲しい資料や情報をAIに依頼すると意図を汲み取って即時検索を実行する。
今後は、アポイント調整、事前調査、AIプレゼンテーションなど営業活動の多岐にわたる領域へ対応範囲を拡張し、営業活動のあらゆるプロセスの業務生産性向上を目指すとしている。
マツリカは”Good Business Communication, Together with AI.”というプロダクトビジョンを掲げ、営業と顧客の双方がより良い関係性を築き、良い取引を生み出すための支援を行っていくとのことだ。
参照元:PR TIMES

AI Market ニュース配信チームでは、AI Market がピックアップするAIや生成AIに関する業務提携、新技術発表など、編集部厳選のニュースコンテンツを配信しています。AIに関する最新の情報を収集したい方は、ぜひ𝕏(旧:Twitter)やYoutubeなど、他SNSアカウントもフォローしてください!
𝕏:@AIMarket_jp
Youtube:@aimarket_channel
TikTok:@aimarket_jp
過去のニュース一覧:ニュース一覧
ニュース記事について:ニュース記事制作方針
運営会社:BizTech株式会社
ニュース掲載に関するご意見・ご相談はこちら:ai-market-press@biz-t.jp
