【日本語に対応!】Apple Intelligenceとは?できること、使い方、特徴、対応デバイスまで徹底解説!
最終更新日:2025年04月02日

- Apple Intelligenceは、作文ツールやSiri、画像生成機能などを通じて日常の作業を自然にサポート。
- オンデバイス処理とプライベートクラウドを組み合わせ、プライバシー保護と高性能を両立。
- ChatGPTとの連携により、文章生成や複雑な質問対応もシームレスに実現。
- 2025年3月のアップデートで日本語を含む多言語に対応し、さらに多くのユーザーに展開。
2024年にAppleが発表した「Apple Intelligence」は、個人の文脈を理解し、あらゆる作業をより自然かつスマートにこなすために設計されたパーソナルAIで、AIエージェントとして今後進化していくと言われています。
iPhone、iPad、Macに深く統合され、高度な言語処理能力や画像生成、文書要約、通知の優先表示、進化したSiriなど、多岐にわたる機能を提供します。オンデバイス処理とプライベートクラウドコンピューティングを組み合わせることで、プライバシーを守りながらパワフルなAI体験を実現しています。
本記事では、「Apple Intelligenceとは何か?」という基本から、その特徴、機能、性能、さらには活用方法までを徹底的に解説していきます。
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目次
Apple Intelligenceとは?
Apple Intelligenceは、Appleが開発したパーソナルインテリジェンスシステムで、iPhone、iPad、Macに統合されたAI機能を提供します。
文章の要約・校正・書き直しをサポートする作文ツールや、直感的に画像を生成できるImage Playground、ユーザーの文脈を理解して行動する新しいSiriなどを通じて、仕事や日常のタスク、自己表現をより効率的でスムーズに進めることができます。
すべての処理はプライバシーを最優先に設計されており、オンデバイス処理に加えて、個人情報を保護しながら高性能な処理を実現するプライベートクラウドコンピューティングも活用しています。
さらに、ChatGPTとの連携により、より高度な質問やコンテンツ作成にも対応できる柔軟性を備えています。
Apple Intelligence、2025年3月31日に日本語対応
2025年3月31日、AppleはiOS 18.4、iPadOS 18.4、macOS Sequoia 15.4のリリースに伴い、Apple Intelligenceの機能を日本語を含む8つの新しい言語に対応させました。
これにより、日本のユーザーもApple Intelligenceの多彩な機能を日本語で利用できるようになりました。
なお、Apple Intelligenceはすでに2024年10月にアメリカで初期機能の提供が開始されており、続く2024年12月には、イギリス、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、アイルランド、南アフリカでも英語ローカライズ版の提供が始まりました。
日本語を含むその他の言語対応は、当初から「2025年中に追加予定」と発表されていたもので、今回のアップデートによってようやく多言語対応が本格的に始まった形です。
Apple Intelligenceができること・機能
Apple Intelligenceを活用するためには、デバイスを最新のOSバージョンにアップデートする必要があります。アップデート後にApple Intelligence対応の設定を有効にすることで、さまざまな機能を利用できるようになります。
通話やオーディオ録音を要約する
通話や音声録音の内容を自動で文字起こし・要約してくれる便利な機能を搭載しています。
電話アプリで録音した通話は、メモアプリに保存された後、「要約」ボタンをタップするだけで、話の要点をすばやく確認できます。内容はコピーや共有も可能です。
また、授業や会議の録音など、メモアプリで保存した音声も同様に要約できるため、長時間の録音から必要な情報を効率よく取り出せます。音声を聞き返さなくても、重要なポイントがすぐに把握できるのが大きな魅力です。
Siriの進化
Apple Intelligenceによって進化したSiriは、文脈を保ったやり取りが可能になりました。従来の一問一答型ではなく、会話の文脈を保ちながら複数の質問をスムーズにやり取りできるのが大きな特徴です。
たとえば「明日の予定は?」「その場所の天気は?」のように続けて質問しても、ちゃんと話の流れを理解して対応します。
また、音声操作に加えてテキスト入力にも対応しているため、図書館や会議中など声を出しづらい環境でも安心してSiriを利用できます。
作文ツール
Apple Intelligenceの作文ツールは、メールやメモ、メッセージ、さらには他社製アプリ内でも使える文章支援機能です。選択したテキストを文法チェックしたり、別のトーンで言い換えたり、内容を要約したりできます。
また、文章のトーンを「丁寧」「カジュアル」「簡潔」などに調整したり、長文を要約・整理して箇条書きや表形式で表示したりすることも可能です。
ChatGPTと連携し、LLM技術を元にキーワードや説明をもとに一から文章を生成することもできるようになっています。たとえば、物語のアイデアを入力するだけで、物語文の下書きをAIが作ってくれるといった使い方も可能です。
このツールはiPhone 16シリーズおよびiPhone 15 Pro/Pro Maxで利用可能で、特に情報整理や文章作成に時間をかけたくない人にとって非常に便利な機能となっています。
通知の要約と「さまたげ低減」モード
Apple Intelligenceの「通知の要約」と「さまたげ低減」モードは、重要な情報だけを効率よく受け取れるよう設計された新機能です。
通知の要約では、長文の通知や大量のメッセージをAIが要点だけに絞って表示してくれるため、情報をすばやく確認できます。一方、「さまたげ低減」モードを使えば、たとえば保育園からの急な連絡など、特に重要な通知だけが届くよう制御され、他の通知は自動的に抑制されます。
どちらも設定から簡単に有効化・カスタマイズでき、日常の集中力を保ちつつ、大事な連絡だけを逃さずキャッチできる便利な機能です。
Apple Intelligenceのその他の機能
- メールの優先メッセージ・スマートリプライ:急ぎのメールが受信ボックスの上に表示され、AIが返信の下書きまで作成。
- メッセージの要約・返信補助:グループチャットの内容を短くまとめ、返信もワンタップで生成。
- 画像マジックワンド:スケッチを自動で画像化。空白部分にも画像を生成可能。
- 写真のクリーンアップ:不要な人物や物を背景から自然に削除。
- カメラコントロールでのビジュアルインテリジェンス:対象物や場所に関する情報をリアルタイムで取得。
- プライバシーを守る設計:処理の多くはオンデバイスで完結。複雑なリクエストは「プライベートクラウドコンピューティング」で安全に処理。
- ChatGPTとの連携:作文ツールやSiri、カメラ経由でChatGPTを呼び出して文章生成や質問に活用可能。
- スクリーンタイム制限機能:保護者による画像生成やChatGPTの使用制限も可能。
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Apple Intelligenceに対応しているデバイス・OS
Apple Intelligenceは、以下のデバイスとOSで利用可能です。
種類 | 対応デバイス(搭載チップ) |
---|---|
iPhone | iPhone 16e(A18)、iPhone 16(A18)、iPhone 16 Plus(A18)、 iPhone 16 Pro(A18 Pro)、iPhone 16 Pro Max(A18 Pro)、 iPhone 15 Pro(A17 Pro)、iPhone 15 Pro Max(A17 Pro) |
iPad | iPad Pro(M1以降)、iPad Air(M1以降)、iPad mini(A17 Pro) |
Mac | MacBook Air(M1以降)、MacBook Pro(M1以降)、iMac(M1以降)、 Mac mini(M1以降)、Mac Studio(M1 Max以降)、Mac Pro(M2 Ultra) |
OSはiOS 18.4、iPadOS 18.4、macOS Sequoia 15.4以降のOSで利用できます。
これらのデバイスでは、最新のソフトウェアアップデートを適用することで、Apple Intelligenceの機能を利用できます。
Apple Intelligenceの特徴
Apple Intelligenceの主な特徴は以下のとおりです。
プライバシー重視の設計(エッジAI)
多くの処理は、iPhone、iPad、Macといったユーザーのデバイス上で完結する、いわゆるエッジAI型で動作しており、個人データがAppleや第三者に送信されることはありません。また、より複雑な処理には、Appleの独自技術であるプライベートクラウドコンピューティングを活用しています。
この仕組みでは、Appleシリコンを搭載した専用サーバー上で処理を行いながらも、リクエストにのみ一時的にデータを使用し、保存や共有は一切行われないことが保証されています。
パーソナルコンテクストの活用
ユーザーの行動や好みを理解し、必要なタイミングで必要な情報を届けることで、日々のタスクをよりスムーズに、効率的にこなせるようサポートします。
これらの情報はすべてデバイス上で処理され、プライバシーが常に守られる設計になっています。
シームレスな統合
Apple Intelligenceは、iOS、iPadOS、macOSといったAppleの主要なOSに深く統合されており、ネイティブアプリはもちろん、他社製アプリでも自然に利用できるのが大きな強みです。
たとえば、メールやメモ、Pages、他社の文章作成アプリなど、あらゆる場面で作文ツールを利用して、校正・書き直し・要約が可能です。
さらに、Siriとの連携により、アプリを切り替えることなく複数の操作を音声またはテキストで実行でき、システム全体で一貫したスマートな体験を提供します。
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Apple Intelligenceの使い方
- 対応デバイスとOSを確認する
Apple Intelligenceを使うには、以下のいずれかのデバイスが必要です。- iPhone(iOS 18.4以降)
- Mac(macOS Sequoia 15.4以降)
- iPad(iPadOS 18.4以降)
- OSを最新バージョンにアップデートする
Apple Intelligenceは以下のOSバージョンで利用可能になります。- iOS 18.4
- iPadOS 18.4
- macOS Sequoia 15.4
設定 > 一般 > ソフトウェアアップデート
から、最新バージョンに更新してください。 - Apple Intelligenceを有効にする
自動でApple Intelligenceがオンになります。もし無効になっている場合は、以下の手順でオンにできます。
設定 > Apple IntelligenceとSiri > Apple Intelligenceを入手
Apple Intelligenceの料金プラン
Apple Intelligenceは、iOS 18.1、iPadOS 18.1、macOS Sequoia 15.1以降を搭載した対応デバイスにおいて、無料のソフトウェアアップデートとして提供されています。
但し、日本語対応をしているバージョンは、それぞれiOS 18.4、iPadOS 18.4、macOS Sequoia 15.4以降となりますので、注意が必要です。
Apple Intelligenceの活用事例
以下のような活用方法がXで投稿されています。
Image Wand機能
本日、日本語展開されたiOS 18.4のApple Intelligence内のImage Wand機能がAppleらしい使い心地で楽しい。 pic.twitter.com/qgFTFhS1xr
— KEITO💻AIディレクター (@keitowebai) April 1, 2025
Apple Intelligenceについてよくある質問まとめ
- Apple Intelligenceを利用するにはどのデバイスが必要ですか?
Apple Intelligenceを利用するには、iOS 18.1、iPadOS 18.1、macOS Sequoia 15.1以降を実行できるデバイスが必要です。
具体的には、iPhone 15シリーズやiPhone 16シリーズ、M1以降のチップを搭載したiPadおよびMacがサポート対象となります。
これらのデバイスには最新のAppleシリコンが搭載されており、AI処理に必要な性能を備えています。ソフトウェアアップデートは無料で提供されており、対応デバイスであれば設定から簡単にアップデートできます。
- Apple IntelligenceとChatGPTの連携はどのように機能しますか?
Apple IntelligenceとChatGPTの連携は12月から提供予定で、Siriや作文ツール内でChatGPTの知識にアクセスできるようになります。
ユーザーはアカウント作成不要で無料でChatGPTを利用でき、プライバシーを保護するためにIPアドレスは匿名化され、OpenAIはリクエストを保存しません。
OpenAIアカウントを連携すれば有料機能も利用可能です。情報共有のタイミングはユーザーがコントロールでき、許可なく個人情報が共有されることはありません。
この統合により、Appleのプライバシー重視のアプローチとChatGPTの広範な知識ベースを組み合わせた、より強力なAIアシスタント体験が実現します。
まとめ
Apple Intelligenceは、Apple製品に深く統合された先進的なパーソナルAIであり、日常のあらゆる作業をより自然かつ効率的にサポートしてくれる機能です。
文章の要約・生成、画像作成、通知の整理、進化したSiriとのやり取りなど、幅広い機能を備えながらも、ユーザーのプライバシーを最優先に設計されています。
今後のアップデートによりさらに多くの言語や機能への対応が期待されるなど、今後の活用の広がりにも大きな注目が集まっています。
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