AI創薬3.0技術を持つiSiP社、AMED認定VCのD3をリードとし2.3億円の資金調達
最終更新日:2023年10月24日
2023年8月22日、AI創薬3.0技術を中心としたiSiP社が、AMED認定VCのD3をリード投資家として、第三者割当増資により総額2.3億円の資金調達を実施したことが発表された。この資金調達は、iSiP社の先進的なAI創薬技術のさらなる発展と実用化を目指すものである。
<本ニュースの10秒要約>
- AI創薬3.0技術を持つiSiP社が資金調達
- AMED認定VCのD3がリード投資家として参加
- 総額2.3億円の第三者割当増資が実施
AI創薬の進化とiSiPの取り組み
AI創薬は2.0まで進展していたが、2021年以降のAlphafold2リリースにより、AI創薬3.0の時代が到来した。iSiP社はこの領域のリーディングカンパニーとして、AI創薬2.0の課題を解決し、新たな技術を開発している。この技術の進化により、新しい創薬の可能性が広がっており、iSiP社の取り組みは、医薬品の開発を加速させるものと期待されている。
iSiPのAI創薬3.0技術
iSiP社の技術は、AI・機械学習技術、物理シミュレーション技術、HPC技術の3つを組み合わせている。これにより、従来の方法では困難だった創薬標的に対しても高い成功率でヒット化合物を取得することが可能となっている。この技術の組み合わせは、創薬の新しいスタンダードとなる可能性がある。iSiP社の技術は、今後の医薬品開発の大きな柱となると予測される。
創薬ベンチャーとしてのiSiPの方針
iSiP社は、AI・HPC技術を活用しながらも、製薬業界の課題解決を最優先とするマーケットイン型の創薬ベンチャー。そのため、製薬企業からの高いニーズがある創薬標的に特化した取り組みを進めている。iSiP社の方針は、業界のニーズを的確に捉え、それに応える形での創薬を目指している。この姿勢は、多くの製薬企業から高く評価されている。
今後の展望
iSiP社は、今後もAI創薬3.0技術を活用した自社創薬事業や製薬企業との共同創薬事業を展開していく予定である。特に、困難かつ有望な創薬標的に向けた取り組みを強化していく方針である。この取り組みにより、新しい医薬品の開発が加速されることが期待される。iSiP社の技術と取り組みは、今後の医薬品業界の大きな動向となると見られる。
参照元:PR TIMES
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