ベクトルが新サービス「AI縦型動画」を提供開始、AI技術で横型動画を縦型に自動変換
最終更新日:2024年11月19日
株式会社ベクトルが2024年11月18日、子会社オフショアカンパニーと株式会社グラッドキューブが共同開発したAIエンジン「AI縦型動画」の提供を開始したと発表した。縦型動画広告市場は2023年に526億円に達し、2027年には1,942億円規模まで成長すると予測されている中での新サービス提供となる。
同サービスは、横型動画(16:9)を縦型動画(9:16)に自動変換し、従来1時間程度かかっていた1分動画の編集時間を15分程度に短縮することを可能にした。
<本ニュースの10秒要約>
- 最先端AIによる動画分析で、最適な切り取り位置やテロップ読み取り、長さの自動調整機能を実現
- 縦型動画広告市場が2023年に526億円規模に成長し、2027年までに1,942億円まで拡大する見込みを背景にしたサービス提供
- 高度な編集スキル不要、誰でも簡単に横型動画から縦型動画への変換が可能となり、作業時間を75%削減
AIによる動画変換技術の特徴と効率化
AI縦型動画は、最先端のAI技術を活用して動画を自動分析し、最適な切り取り位置の特定、テロップの読み取り、動画長の自動調整を行う。従来の手動編集では1分程度の動画編集に約1時間を要していたが、本システムでは15分程度まで短縮することに成功した。
さらに、音声からの字幕自動生成機能も備えており、日本語、英語、中国語に対応している。
サービス提供の背景と市場動向
YouTube、Instagram、TikTokなどの動画プラットフォームの普及により、縦型動画広告市場は急速に拡大している。2023年には前年比約156%の526億円に到達し、2024年には773億円、2027年には1,942億円規模まで成長すると予測されている。
ベクトルグループはこれまでも「縦型動画works」や「JOBTV」など、縦型動画を活用したサービスを提供してきた実績がある。
今後の展開と機能拡充予定
今後は自動生成された動画の微調整や修正機能の追加を予定している。変換処理費用は1分あたり200円に設定され、高度な編集スキルがなくても扱える直感的なインターフェースを提供する。
これにより、幅広いユーザーが効率的に縦型動画を制作できる環境を整備していくとしている。
参照元:PR TIMES
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