オルターブースとゼンアーキテクツが業務提携、最先端のクラウド技術で企業のDX・AXを強力サポート

2024年6月、株式会社オルターブースと株式会社ゼンアーキテクツは、AI導入を促進するコラボレーションサービス提供のための業務提携を発表した。両社はMicrosoft Solution Partnerとしての実績を活かし、GitHubを活用したDevOpsや生成AI活用アイデアソン、Azure Light-upなどの強みを組み合わせて、企業のAI導入を包括的にサポートする。

この提携により、生成AI（ジェネレーティブAI）やクラウドネイティブ技術を用いた革新的なソリューションの提供が可能となり、顧客のビジネス課題をより迅速に解決することが期待されている。

＜本ニュースの10秒要約＞

• オルターブースとゼンアーキテクツが業務提携を開始し、両社の強みを活かしたAI導入促進サービスを提供
• 生成AI活用アイデアソンやAzure Light-upなど、独自の手法でクラウドとAIの導入を包括的にサポート
• GitHubを活用したLLMOpsの導入支援により、継続的なAIサービスの開発と運用を実現

業務提携の背景と両社の強み

オルターブースとゼンアーキテクツの業務提携は、両社がMicrosoft Solution Partnerとして培ってきた実績と専門性を融合させる取り組みだ。

オルターブースは「DevOps on GitHub」のAdvanced Specializationを取得し、GitHubを活用したDevOpsや生成AI活用アイデアソンに強みを持つ。一方、ゼンアーキテクツは「Microsoft AzureのAI および Machine Learning」のAdvanced Specializationを取得し、Azure Light-upをはじめとするハッカソンワークショップや伴走型開発支援を得意としている。

両社はこれまでも「GEEKERS NITE」というITイベントを共催し、エンジニアの技術向上や最新トレンドの発信に貢献してきた。この提携により、両社の専門知識と経験を組み合わせることで、顧客のAI導入プロセスをより効果的かつ効率的に支援することが可能となる。

提供サービスの特徴と革新性

本提携で提供されるサービスは、AI導入の各段階に対応した包括的なソリューションだ。まず、オルターブースが提供する「生成AI活用アイデアソン」では、AI導入に必要な前提知識の提供や、AIで改善したいプロセス、新たなビジネスアイデアの検討を行う。これにより、エンジニア以外のビジネスキーパーソンも含めた具体的かつ効果的なAI導入プロセスの設計が可能となる。

次に、ゼンアーキテクツが提供する「Azure Light-up」では、超短期集中型の開発ワークショップを通じて、Azure OpenAI Serviceを中心としたAIアーキテクチャーの実装を行う。さらに、両社の強みを活かした「LLMOps」の導入支援により、LLM（大規模言語モデル）の継続的な管理、デプロイ、保守を実現する。これらのサービスにより、企業は生成AIやクラウドネイティブ技術を効果的に活用し、ビジネス課題をより迅速に解決することができる。

日本マイクロソフトからの期待と支援

日本マイクロソフト株式会社は、この業務提携を強く歓迎している。パートナー事業本部 副事業本部長の木村靖氏は、両社の先進的な技術力と革新的なアイディアがAIとクラウドの分野での発展に重要な役割を果たすと評価している。また、クラウド & AI ソリューション事業本部の榎並利晃氏は、両社のアプリケーション実装能力とDevOpsに関する深い知見が、顧客のデジタルトランスフォーメーション（DX）やAIトランスフォーメーション（AX）を大きく前進させると確信を示している。

日本マイクロソフトは、今後も両社の取り組みを全面的にサポートし、顧客のDX・AX推進に貢献していく方針だ。この強力なバックアップにより、オルターブースとゼンアーキテクツの提携はさらなる相乗効果を生み出し、日本企業のAI導入を加速させる原動力となることが期待されている。

今後の展望と業界への影響

オルターブースとゼンアーキテクツの業務提携は、日本のAI導入市場に大きな影響を与える可能性がある。ゼンアーキテクツの三宅和之代表取締役は、生成AI分野の今後のビジネス規模や変化が未知数であるからこそ、両社が手を取り合って革新的なソリューションを提供することの意義を強調している。

オルターブースの小島淳代表取締役も、この提携をクラウドの未来に向けた大きなメッセージと位置付け、両社の強みを活かした大きな成果を生み出すことへの期待を表明している。

参照元：PR TIMES

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