糖尿病AIアプリ「dAlbet」でSBI証券と連携 生活改善策表示し、予防取り組めるよう促す
最終更新日:2022年07月08日
国内最大規模の診療データベースを保有するメディカル・データ・ビジョン株式会社と、国内最大となる約845万証券口座を持つ株式会社SBI証券※1は、糖尿病予防を推進するための連携を開始すると発表した。
※1 SBIの口座数には、2019年4月末以降SBIネオモバイル証券の口座数、2020年10月末以降SBIネオトレード証券の口座数、2021年8月末以降FOLIO口座数を含む
<本ニュースの10秒要約>
メディカル・データ・ビジョンとSBI証券が連携し糖尿病予防を推進 メディカル・データ・ビジョンの提供する糖尿病AIアプリ「dAlbet」では、血液検査の数値から糖尿病リスクを分析 SBI証券の口座を保有するユーザーに糖尿病AIアプリ「dAlbet」の利用を促す
取り組み概要
MDVは糖尿病AIアプリ「dAlbet」(読み方:ダイベット※2)を開発・提供している。「dAlbet」は利用者自らが血液検査の数値を入力することで、糖尿病のリスクなどが画面に表示され、健康管理に役立てることができるアプリ。糖尿病リスクはMDVの診療データを基にAI(人工知能)で導き出す。また、「dAlbet」では糖尿病予防に向けた生活改善策が表示され、その改善策を実行することで、現在のリスクがどの程度変化するかも分かる。尚、このアプリは無料で利用可能。
※2 「dAlbet」とはDiabetes(糖尿病)とAIを掛け合せた造語
MDVと、SBI証券を傘下に持つSBIホールディングス株式会社は2020年11月、資本業務提携を締結しており、MDVとSBI証券の連携により、証券口座ユーザーにはメルマガなどの告知が届くという。それを知ったユーザーが「dAlbet」をダウンロードすることで、糖尿病予防に積極的に取り組めるよう促す。
糖尿病は血液中のブドウ糖の濃度(血糖値)が高くなる病気であり、進行すると動脈硬化が進み、脳卒中や虚血性心疾患になりやすくなる。厚生労働省が実施した「2019年国民健康・栄養調査」(※3)では、「糖尿病が強く疑われる者」の割合は男性で19.7%、女性で10.8%にものぼり、年齢階級別にみると年齢が高い層でその割合が高くなる傾向が見られた。
※3 https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000687163.pdf
参照元:PRTIMES
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