「Smart AI Engagement」のAI CROSS、AI人材育成と地域創生支援に向けて九州工業大学と産学連携協定を締結
最終更新日:2023年12月19日
AI CROSS株式会社は、2023年12月15日、AI人材育成と地域創生を目指す産学連携協定を国立大学法人九州工業大学との間で締結したと発表した。
AI CROSSは、ノーコードAI予測分析サービス「Deep Predictor」の提供などを手がける企業だ。今回締結した協定により同社は、AI開発・運用の専門知識を活用した教育プログラムやインターンシップを九州工業大学に提供し、社会で活躍するAI人材の育成および地域産業の活性化への貢献を目指す。
<本ニュースの10秒要約>
- ノーコードAI予測分析サービス「Deep Predictor」のAI CROSSが、九州工業大学と連携
- 実践的な力を持ったAI人材の不足を解消すべく、AIサービス事業と人材育成のノウハウを活用
- 教育プログラムやインターンシップを九州工業大学に提供し、社会で活躍できるAI人材を育成
「Smart AI Engagement」というコンセプトを掲げるAI CROSS
AI CROSSは、「Improve communication with AI/AIでコミュニケーションの次元を高める会社」というビジョンを掲げ、企業課題の解決や業務の効率化、生産性向上の実現に取り組んでいる。「Smart AI Engagement」というコンセプトに基づき、様々なテクノロジー/チャネル上にある人事関連情報を集約した上で、AIによる多面的な分析・学習・予測を推進。企業/従業員/ユーザーの新たなエンゲージメント創出を目指している。
同社はまた、「Smart Work, Smart Life テクノロジーでビジネススタイルをスマートに」というミッションの実現に向けて、DXの実現やデジタル人材の育成にも取り組む。誰でもAI分析を簡単に実行できるよう、直感的なユーザーインターフェースを持つノーコードAI予測分析ツール「Deep Predictor」も展開。また、eラーニングサービス提供事業者との協業を通じて、デジタル人材の育成も行っている。
以前からAI教育に注力してきた九州工業大学
今回AI CROSSと産学連携協定を締結した九州工業大学は、以前からAI教育に注力してきた経緯を持つ。同学は、文部科学省の認定制度「数理・データサイエンス・AI教育プログラム認定制度(MDASH)」を取得しており、「AI×専門×地域課題解決人材」を育成する教育プログラムも提供。日本の主要な工学分野において活躍できるAI人材を、これまでも育成してきた。
しかし現在の日本では、AI人材をはじめとする先端IT人材がそれでも不足している。特に、実践的な力を持ったAI人材の育成は喫緊の課題となっていた。こうした実践的な教育において、AIサービス事業で培った高度な技術/知見に加えて人材育成のノウハウも持つAI CROSSは、パートナーとして最適であると同学は判断。社会や企業が真に必要とするAI人材の育成に向けて、今回の協定を締結するに至った。
地元企業におけるDX/AI導入や、AI人材の就職活動も支援
AI CROSSは今後、AI人材育成に関する知識習得と実践の場を九州工業大学に提供する。具体的には、九州工業大学の産学連携の課外教育プロジェクト「KCL(ITエンジニアリングスキルアップ講座)」に対して、「Deep Predictor」を提供。また、AI予測・分析に関する教育支援やインターンシップも提供し、地元企業におけるDX/AI導入を支援する。さらに、AI人材の就職活動の支援も行う。
なお両者は、この取り組みに関わる包括協力協定書を2023年12月14日付で締結している。
参照元:PRTIMES
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