ローソンとAVITA、アバターと生成AIを駆使した店舗をオープン
最終更新日:2024年09月03日
2024年9月6日、AVITAとローソンが共同で、大阪のうめきた2期地区「グラングリーン大阪」内に、アバターと生成AIを活用した初の体験型フラッグシップ店舗「ローソンJAM BASE店」をオープンする。
この店舗は、アバター接客や生成AIを用いたインタラクティブなイートインスペースを特徴とし、温かいDXの提供を目指す。1店舗あたりのアバター導入数は過去最多で、アバターを通じた新たな”つながり”の創出を目指す両社の協業の集大成となる。
<本ニュースの10秒要約>
- アバターと生成AIを活用した体験型フラッグシップ店舗「ローソンJAM BASE店」を大阪にオープン。これまでにない温かいDXの提供を目指す
- 世界一愉快なイートインを目指し、アバターとのコミュニケーションが楽しめるスペースや、アバター接客付き自動販売機を設置
- ローソンとAVITAの協業の集大成として、1店舗あたり過去最多のアバーを導入し、新たな”つながり”の創出を目指す
革新的な体験型フラッグシップ店舗の概要
「ローソンJAM BASE店」は、2024年9月6日にJR大阪駅前のうめきた2期地区「グラングリーン大阪」内にオープンする。この店舗は、アバター接客と生成AI技術を駆使した新しい形のコンビニエンスストアだ。
特筆すべきは、アバターとのインタラクションが楽しめるイートインスペースの設置だ。ここでは、世界一愉快なイートイン体験を目指し、来店客がアバターとコミュニケーションを取ることができる。さらに、アバター接客付きの自動販売機も導入され、様々な企業やVTuberとのコラボ企画も予定されている。
アバター技術を活用した新たな接客サービス
「ローソンJAM BASE店」では、”ローソンアバターオペレーター”と呼ばれる遠隔操作型のアバター店員が導入される。これらのアバター店員は、遠隔地からリモート操作され、来店客へのサービス提供やセルフレジのサポート、店舗での接客・販売促進などを行う。
この取り組みは、人手不足や深夜の就労対策として、「時間」や「場所」、「年齢」や「性別」、「様々な障害」という制約にとらわれない新たな働き方を提案するものだ。
ローソンとAVITAの協業の集大成
ローソンとAVITAは2022年9月からアバター技術活用における協業を開始した。その一環として、2022年11月に環境配慮や省人化に取り組む近未来型店舗「グリーンローソン」へのアバター接客サービス「AVACOM」の導入を皮切りに、アバター接客の導入を現在6都府県14店舗にまで拡大している。「ローソンJAM BASE店」は、この協業の集大成として位置付けられており、1店舗あたりのアバター導入数は過去最多となる。
AI Market の見解
本ニュースは、小売業界におけるAI技術とアバター技術の融合の最前線を示している。この取り組みは、人手不足問題の解決だけでなく、顧客体験の革新にも大きく寄与する可能性がある。特に、生成AIを活用したアバターとのインタラクションは、従来のコンビニエンスストアの概念を覆し、新たな付加価値を創出する可能性を秘めている。
さらに、この技術の導入は、多様な働き方の実現や、障害者雇用の促進にもつながる可能性がある。今後、この取り組みが他の小売業にも波及し、業界全体のDX推進と顧客サービスの向上につながることが期待される。
参照元:PR TIMES
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