AIが最適な眠りをデザイン。島忠が革新的な寝姿勢測定アプリ「ねむり通®」でマットレス選びを科学する

株式会社島忠は、AI技術を活用した寝姿勢測定アプリ「ねむり通®」のサービス開始を発表した。このアプリは、簡単なアンケートと全身写真撮影により、ユーザーの体型や荷重を解析し、最適なマットレスを提案する。

東京大学発のAIベンチャー企業Sapeetとネムール株式会社が共同開発したシステムを島忠専用にカスタマイズしたもので、医療やヘルスケア分野で活用されているAI姿勢解析技術を採用している。島忠は、このアプリと経験豊富な販売員のサポートにより、顧客一人ひとりに合った最適なマットレス選びを実現する。

＜本ニュースの10秒要約＞

• 島忠がAI技術を活用した寝姿勢測定アプリ「ねむり通®」を導入し、顧客一人ひとりに最適なマットレスを提案するサービスを開始
• アプリは簡単なアンケートと全身写真撮影で寝姿勢時の体型・荷重を解析し、島忠の豊富な品揃えから最適なマットレスをピックアップ
• 医療やヘルスケア分野で活用されるAI姿勢解析技術と、ユーザーテストや販売データを組み合わせた科学的アプローチを採用

「ねむり通®」アプリの仕組みと特徴

「ねむり通®」アプリは、ユーザーが簡単な4つのアンケートに答え、正面と横向きの全身写真を撮影するだけで、AIが寝姿勢時の身体にかかる様々な負荷を解析する。

このアプリの特筆すべき点は、立ち姿勢と寝姿勢の違いを考慮している点だ。従来の寝具販売では「立ち姿勢をそのまま寝かせた状態が理想の寝姿勢」という条件が基準とされていたが、実際には立っている時と寝ている時では筋肉の緊張や骨への負担度合いが異なる。

「ねむり通®」は、数万体以上の体型データを基に、立ち姿勢の写真データを寝姿勢に変換し、より正確な解析を行う。これにより、個々の身体特性に合わせた最適なマットレスを科学的に導き出すことが可能となった。

島忠独自のデータ活用とカスタマイズ

「ねむり通®」は島忠専用にカスタマイズされている。100名以上のユーザーテストや島忠独自の過去の販売ビッグデータの解析結果を組み合わせることで、80種類以上ある自社マットレスの中から顧客に最適なものを提案する。

相性のよいかたさのマットレスを価格帯に合わせて提案できるため、顧客のニーズやバジェットに応じた柔軟な対応が可能だ。店頭では、アプリでマッチングした商品を実際に体験できるため、顧客は寝心地を確認しながら比較検討できる環境が整っている。

AIと人間の専門知識の融合

「ねむり通®」アプリの開発には、人体測定機器製造メーカー、AI開発専業メーカー、寝具製造業、販売業など6社の開発チームが携わっており、多様な専門知識と技術が結集されている。

このAIシステムに加え、島忠は経験豊富な販売員による丁寧な説明とサポートを提供している。AIによる科学的なアプローチと、人間の専門知識やきめ細やかな対応を組み合わせることで、顧客の疑問や不安を解消し、より満足度の高いマットレス選びを実現している。

参照元：PR TIMES

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