Genspark AIシートとは?料金プラン・使い方・実例を完全解説【実際に使って検証】
最終更新日:2026年04月10日
記事監修者:森下 佳宏|BizTech株式会社 代表取締役

- Genspark AIシートは、プロンプトだけでデータ収集・整理・分析・グラフ作成までを自動化できる自律型AIスプレッドシートエージェント
- ファイルアップロードやデータベース接続も含め、1回の指示でシート生成が完結し、業務効率を大幅に向上させる
- 生成後はExcelのように編集・修正が可能で、XLSXエクスポートや共有機能にも対応している
Gensparkが2025年5月に提供した「AIシート」は、専門知識がなくてもプロンプトで指示をするだけで、大量のデータから企業・人、論文、商品などを自動で見つけ、整理することができる自律型AIスプレッドシートエージェントです。
AIシート機能が提供されたことにより、手間や時間がかかっていたデータ収集、整理、分析、グラフの作成の作業をまとめて行い、業務の効率化につながります。
本記事では、AIシートの機能概要と利用に必要なプランを整理したうえで、実際に4種類のシートを生成して検証した結果を紹介します。企業リスト作成・スポーツ成績表・市場シェア比較・製品スペック比較レポートを題材に、どこまで自動化できてどこに限界があるかを確認しています。
操作手順を実画面の説明付きで解説していますので、導入検討の事前調査としてご活用ください。
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目次
AIシートとは?
Genspark AIシートは、Gensparkが提供するエージェント型機能の一つで、スプレッドシート形式のUI上でデータの収集・整理・分析・可視化をAIが一貫して担う仕組みです。
最大の特徴は、データソースを問わず1つのプロンプトで処理が完結する点にあります。対応するデータ入力方式は以下の3種類です。
| 入力方式 | 概要 |
|---|---|
| Webスクレイピング | 指示内容に応じてAIがWeb上から情報を自動収集 |
| ファイルアップロード | PDF・Word・既存スプレッドシート・画像内の表データなど各種形式に対応 |
| データベース接続 | Google Drive・Supabase・カスタムMCPを通じた社内DBへのアクセスも可能 |
収集したデータはAIが自動でクレンジング・集計し、棒グラフ・折れ線・円グラフ・散布図・ウォーターフォールなど多様な形式で可視化します。さらに、数値の羅列を超えて「何が課題か」「次に何をすべきか」という示唆レベルの分析結果も出力できる点が、従来のスプレッドシートツールとの本質的な差異です。
AIデザイナーと並んでGensparkの人気機能の一つであり、生成されたシートは.xlsx形式でエクスポートでき、Excelと同等の操作感で手動編集も可能です。
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AIシートの利用に必要なプランは?
AIシートは無料プランでも利用できますが、実際に試したところクレジットがすぐに上限に達し、継続的な業務利用には不向きでした。本格的に活用するには有料プランへの加入が現実的です。
Gensparkの個人向けプランはFree・Plus・Proの3段構成で、AIシートの利用可否や処理量はプランごとのクレジット配分に依存します。
| プラン | 月額 | クレジット/月 | AIシート利用 |
|---|---|---|---|
| Free | 無料 | 100クレジット/日 | 可(すぐ上限に達するため試用向け) |
| Plus | $24.99〜 | 10,000クレジット〜 | 可(個人・小規模チームの継続利用に対応) |
| Pro | $249.99〜 | 125,000クレジット〜 | 可(大量データ処理・高頻度利用向け) |
AIシート自体に追加料金は発生しませんが、シート生成・再修正・グラフ作成のたびにクレジットを消費します。複数回の修正指示が必要なケースも多いため、月間の想定作業量に応じたプラン選択が重要です。
組織単位での利用にはTeamプラン($30/シート・月)も用意されており、2〜150ユーザーに対応しています。メンバーごとのロール設定・利用状況の一元管理・SSO/SAML連携・集中請求といった管理機能を備えており、IT部門が導入管理を担う企業環境に適した構成です。
料金・特典内容は随時変更される可能性があるため、最新情報はGenspark公式サイトでご確認ください。
Genspark AIシートの始め方は?実画面で説明
Genspark AIシートの使い方手順は以下の通りです。
1.Gensparkにアクセスしてログイン
まずはGensparkの公式サイトにアクセスし、アカウントを作成またはログインします。
2.AIシート機能を起動

ログイン後、エージェントから「AIシート機能」を選択します。新規作成を選ぶと、入力画面が表示されます。
3.作成したいシートの内容を入力

作成したいシートの内容を文章で入力します。
例えば、「国内で販売されている電化製品(冷蔵庫)を調査し、商品名、メーカー、主な機能、価格帯を比較できる一覧を作成」と入力すると、AIが意図を理解し、情報収集から項目設計、データ整理までを自動で行い、シートを生成します。
また、テキストによる指示に加えて、画像をアップロードしたり、「Speakly」をダウンロードすることで音声で内容を入力することも可能です。
4.自動生成されたシートを確認・編集

右上の “全画面” ボタンをクリックすると、全画面編集モードに入り、画面いっぱいにシートが出てくるので見やすくなります。

生成されたシートは編集することができます。
生成されたシートが指示通りにならなかった場合の修正方法として、「再度指示をして生成し直す」または、上記の画像の部分でExcelと同じようにその部分を「手動で修正」をするかの2パターンあります。
編集はExcelと同様に、文字の大きさやグラフの色、画像や表など追加することが可能です。
5.保存・エクスポート

AIシートが完成したら、XLSXとしてエクスポートできます。
また、共有リンクを発行することで、他のメンバーとスライドを共有することも可能です。共有機能を使えば、複数人で同じスライドを確認・活用できるため、チームや部署単位での資料作成にも使うことができます。
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Genspark AIシートでどんなシートを生成できる?(実例付)
様々なことができるGensparkのAIシートでどんなことができるか実際に試してみました。
AI展示会出展企業リスト作成
今回は、GensparkのAIシートを活用して、AI関連の展示会に出展している企業を調査し、会社情報をリスト化しました。
プロンプトは以下の通りです。
日本の企業の中で、2025年にAI関係の展示会に出展している会社を調べてください。どの展示会に出展していたか、展示会の名前と場所、複数ある場合は最大2つ教えて、いつ開催していたかの日程、会社名、従業員数、URL、資本金、売上、本社の住所を調べてリスト化してください。50件の会社のデータが必要。指定したプロンプトに基づいて、展示会名や開催場所・日程、会社名といった基本情報を中心に、指示どおりの項目を一覧として整理できました。特に、各社のURLがあらかじめ紐づけられており、リスト上から公式サイトへすぐにアクセスできる点は便利だと感じました。
一方で、従業員数や資本金などは非公開としている項目や、URLが付与されていない項目も多く見られます。非公開となっている情報について再度検索するよう指示を出し、修正を繰り返すことで、より多くの情報をリストに反映させることができました。
結果として、複数回の生成を行いながら調整していく必要はあります。
2025年度 読売ジャイアンツの個人打撃成績

今回は2025年度読売ジャイアンツの個人打撃成績を調べるために下記のプロンプトで指示をしました。
2025年の巨人の選手の名前、試合数、打席、打率、本塁打、打点、出塁率、など項目は変えていい、成績表を作成して指示で例として「試合数」「打席」「打率」などと指示をしたが、「二塁打」「三塁打」といった指示をしていない項目についても追加されて、より多くの項目がまとめられていました。
表の上には、データ収集の際に参考にしたNPBの公式サイトのURLが紐付いていたため、生成された成績表の情報が正しいかチェックする際に便利です。
また、AIが自動生成したシートは、その後に手動で編集することも可能で、細かく修正を行える点も使いやすいポイントです。
2025年日本国内携帯電話キャリアシェア比較調査

今回は2025年日本国内携帯電話キャリアのシェア比較調査をするために以下のプロンプトで指示をしました。
2025年で日本で携帯会社どれが一番使われているのかを調べて。auやソフトバンクなど様々な会社を比較して、表とわかりやすくするために円グラフも作成して携帯会社のデータを収集して整理し、表にまとめ、そこからさらにグラフまでプロンプト一つでできました。円グラフの色も異なり、またグラフのそれぞれの欄にカーソルを合わせると契約数とジェアの数値が浮きでる工夫もされていました。
また、指示通りの携帯会社のことだけでなく、「ブランド別利用シェア」といった携帯に関するデータを提示してくれました。指示以外のデータも追加してくれたことにより理解が深まります。
一方でグラフがうまく生成できず、何度か修正を行いました。再修正をお願いするのにもクレジットを消費するのでその部分については懸念点です。
iPhone 17シリーズ性能・価格比較と国内販売数レポート

iPhone 17のシリーズ性能・価格の比較と国内販売数レポートを作成しました。
以下プロンプトを使いました。
iPhone17にはproなど種類があるからそれの比較をしたい、料金、性能の数値などがわかる表を生成して、日本で何万台売れているのかも調べて、そのデータをすべてまとめたレポートを生成して上記の動画は収集したデータをもとに作成したレポートです。AIシートは一回の指示だけで表だけでなくレポートまで一括で生成してくれるため作業効率が上がると考えます。
表では数値で比較することしかできなかったが、レポートにすることでその製品の特長が書かれていたり、色で分けたりや枠でデザインがあったことにより見やすく統一感のあるレポートになっていました。また、HTMLのコードも同時に生成されるため他の用途に使うことも可能です。
GensparkのAIシート機能に関するよくある質問まとめ
- Genspark AIシートとは何ですか?
Genspark AIシートは、スプレッドシート形式のUI上で、情報収集・整理・分析・可視化をAIが自動で行うエージェント型機能です。
文章で指示するだけで、シート構成やデータ整理までを一貫して行います。
- AIシートはどんな情報を扱えますか?
企業情報、人物、論文、商品など、さまざまな対象を扱えます。外部情報と既存データを組み合わせて整理・分析する用途が想定されています。
- 生成されたシートは編集できますか?
はい。AIが生成したシートは、その後に手動で編集することが可能です。不足情報の追記や表記の修正も行えます。
- Genspark AIシートは無料で使えますか?継続利用に必要なプランはどれですか?
無料プランでも利用できますが、1日100クレジットという上限にすぐ達するため継続的な業務利用には向きません。プランの目安は以下の通りです。
- Free:試用向け。機能確認には使えるが業務利用は困難
- Plus($24.99〜/月):個人・小規模チームの継続利用に対応
- Pro($249.99〜/月):大量データ処理・高頻度利用向け
- Team($30/シート・月):組織導入・IT管理が必要な場合に適した構成
シート生成・修正・グラフ作成のたびにクレジットを消費する点に注意が必要です。
- AIシートが生成したデータの正確性はどう確認すればよいですか?業務に使って問題ないですか?
AIシートはデータ収集時に参照元URLを紐付けて出力するため、生成結果と一次情報を照合しやすい設計になっています。ただし、非公開情報や流動的なデータ(株価・在庫・リアルタイム指標など)は欠落や誤りが生じる可能性があります。業務適用の判断基準としては、以下の切り分けが現実的です。
- 初稿・比較資料・会議前の下調べ:AIシートで十分に対応できる領域
- 意思決定の根拠となるデータ・稟議添付資料:人手による一次情報との照合を必須とする
どの業務フローにどの精度水準が必要かの設計に迷う場合は、AI活用の専門窓口に相談する方法もあります。AI Marketでは、業務プロセスの整理から適切なツール・ベンダーの選定まで、累計1,000件以上の相談実績をもとに無料でサポートしています。
- 社内の基幹システムやCSVデータをAIシートに取り込んで分析できますか?セキュリティ面は問題ありませんか?
AIシートはGoogle Drive・Supabase・カスタムMCPを通じた社内データベースへの接続に対応しており、CSV・Excel・PDFなどのファイルアップロードも可能です。ただし、以下の点は事前に確認が必要です。
- 社内の情報セキュリティポリシーおよびGensparkの利用規約・データ保持方針との整合
- 個人情報・機密情報をクラウドサービスに入力することの可否(情報システム部門との確認推奨)
- 接続可能なDBの種類や認証方式が自社環境と合致するかの技術的検証
セキュリティ要件が複雑な場合や、社内データ活用に適したAIツールの選定を進めたい場合は、AI Marketへの相談から始めると、要件に合った対応実績のある企業を1〜3営業日程度で紹介してもらえます。
まとめ
今回試して生成された表やグラフは人が行うと時間と技術が必要ですが、専門知識がなくても技術がなくても作成することができることがわかりました。
生成されたものが正しいかどうかは人間がチェックする必要はあると思うが、基礎を作るだけでも活用できるため、データ活用の効率化を重視する人には向いている機能です。
一方で、複数回の修正指示が必要なケースや、非公開情報・グラフ生成で精度にばらつきが出るケースも確認されました。
現時点では、AIシートが出した初稿を人間がチェック・補正するハイブリッド運用を前提にすると費用対効果の見通しが立てやすくなります。
AIシートのような生成AIツールを自社業務に組み込む際、ツールの選定だけでなく「どの業務フローに当てはめるか」「どの程度の精度を許容するか」の設計が判断の肝になります。
AI Marketでは、累計1,000件以上のAI活用相談実績をもとに、要件整理から適切なツール・ベンダーの厳選紹介まで無料で対応しています。問い合わせから1〜3営業日程度で複数社を紹介する体制を整えており、構想段階からの相談にも対応しています。

AI Market 運営、BizTech株式会社 代表取締役|2021年にサービス提供を開始したAI Marketのコンサルタントとしても、お客様に寄り添いながら、現場のお客様の課題ヒアリングや企業のご紹介を5年以上実施しています。これまでにLLM・RAGを始め、画像認識、データ分析等、1,000件を超える様々なAI導入相談に対応し、参加累計5,000人を超えるAIイベントを主催。AIシステム開発PM歴8年以上。AI Marketの記事では、AIに関する情報をわかりやすくお伝えしています。(JDLA GENERAL 資格保有)
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