ChatGPTスマホアプリ完全ガイド!AndroidとiPhoneは違う?PC版はある?注意点も徹底解説
最終更新日:2024年09月23日
ChatGPTに関する情報は日々進化しており、多くの選択肢の中から最適な使い方を選ぶのは容易ではありません。2023年5月にOpenAIは「ChatGPT」の公式アプリiOS版、そして7月にはAndroid版を立て続けにリリースしました。毎日使うスマホでChatGPTを使いたいけど、どうすればいいかよくわからない方もいるでしょう。
しかし、ご安心ください
ChatGPTとはなにか、機能や使い方事例をこちらの記事で、LLMとはなにか、についてはこちらで詳しく説明していますので併せてご覧ください。
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ChatGPT/LLM導入・カスタマイズに強いAI開発会社を自力で選びたい方はこちらで特集していますので併せてご覧ください。
目次
ChatGPTのアプリは有料?
ChatGPTのスマホアプリには、基本的な機能を提供する無料版と、より高度な機能を備えた有料版の2つのプランがあります。
無料版では、GPT-3.5モデルを使用したAI応答を利用できます。一方、有料版のChatGPT Plusでは、月額約3,000円(20ドル)で最新のGPT-4モデルを利用できます。PC版(ブラウザ)と共通アカウントで使用できるので、PC版で有料契約をしていれば、スマホ版のために別に有料アカウントを契約する必要はありません。
ChatGPT Plusの主な特徴は以下の6点です。
- 混雑時でも優先的にアクセスできる
- AIの応答時間が短縮される
- より高品質な回答が得られる
- 新機能の先行利用が可能
- 画像生成やグラフ作成などのマルチモーダル機能が使える
- 最新のウェブ情報を基にした回答が得られる
スマホで撮影した画像を使用した質問可能
ChatGPTアプリも有料版では画像入力をサポートしており、ユーザーはスマホで撮影した写真をアップロードして分析させたり、質問の文脈を提供するために使用できます。対応している画像形式にはPNG、JPEG、および非アニメーションGIFが含まれ、画像サイズの最大限度は20MBです。
リアルタイムでの質問応答機能
ChatGPTアプリを使うメリットは多岐にわたります。まず、リアルタイムでの質問応答機能により、日々の疑問や学習支援、仕事の効率化に貢献します。
音声入力と多言語指示
さらに、音声入力による質問や指示が可能であり、これにより、使用時の便利さが格段に向上します。料理中など、手を使えない状況でもChatGPTに問いかけることができます。
関連記事:「ChatGPTがスマホ音声入力でさらに便利に!使い方とおすすめ活用方法とは?」
また、アプリは世界数十言語に対応しており、英語以外の言語でも自然に会話が可能です。これは特に、非英語圏のユーザーにとって大きなメリットとなります。これらの特性は、ChatGPTを日常生活や業務の強力なサポートツールにします。
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本物はどれ?ChatGPT公式アプリのインストール方法
ChatGPTの人気に伴い、多くの類似サービスや偽アプリが出現しています。そこで、この章ではAndroidとiPhone用のChatGPT公式アプリのインストール方法を紹介します。
Androidへのインストール手順
- ChatGPTのアプリページにアクセス: Google Play StoreでChatGPTの公式インストールページを開きます。
- アプリのインストール: アプリの詳細ページで「インストール」ボタンをタップします。
- アプリを起動: インストール完了後、ホーム画面に表示されるChatGPTのアイコンをタップしてアプリを起動します。
- アカウント作成またはログイン: 新規アカウントを作成するか、既存のOpenAIアカウントでログインします。
- ChatGPTの利用開始: プロンプトを入力して返答を受け取ります。
iPhoneへのインストール手順
- ChatGPTのアプリページにアクセス: App StoreでChatGPTの公式インストールページを開きます。
- アプリのインストール: 「入手」ボタンをタップし、インストールを開始します。
- アプリを起動: インストール完了後、ホーム画面に表示されるChatGPTのアイコンをタップしてアプリを起動します。
- アカウント作成またはログイン: 新規アカウントを作成するか、既存のOpenAIアカウントでログインします。
- ChatGPTの利用開始: プロンプトを入力して返答を受け取ります。
これにより、AndroidおよびiPhoneでのChatGPTアプリのインストールが完了します。類似アプリに注意し、販売元が「OpenAI, LLC」であることを確認してください。
PC(Webブラウザ)でのChatGPTの使い方
PC版のアプリはありません。ChatGPTを利用するには、Webブラウザを通じてログインするのが最も手軽です。
このように、ChatGPTを使い始めるためのステップは簡単で、Android、iPhone、PCいずれのプラットフォームでも、公式アプリや公式Webサイトを通じて安全にアクセスし、活用することができます。正確な情報源からのインストールを確認し、この革新的なAIツールを最大限に活用しましょう。
ご指摘ありがとうございます。統計データについては、信頼できる情報源から引用し、根拠を明確にすべきでした。以下、統計データを削除し、修正版を提示いたします。
ChatGPTスマホ版は仕事につかえる?使用上の注意点
ChatGPTのスマホ版をビジネスユースする際に特に注意すべきポイントを説明します。
ChatGPTの「非」公式アプリに注意
ChatGPTのスマホアプリを利用する際は、OpenAI公式のアプリを選ぶことが重要です。現在、AppStoreやGoogle Playには多くの模倣アプリや非公式アプリが存在しますが、これらを使用することには大きなリスクが伴います。
ChatGPTを安全かつ効果的に活用するためには、OpenAIの公式アプリを使用することが不可欠です。非公式アプリに惑わされることなく、信頼できるソースからアプリを入手することが重要です。公式アプリと非公式アプリの主な違いは以下の通りです。
情報の正確性
公式アプリは、OpenAIが直接提供するサービスであるため、常に最新かつ正確な情報が得られます。 非公式アプリでは、古いデータや誤った情報が含まれている可能性があり、信頼性に欠けます。
セキュリティとプライバシー保護
公式アプリでは、OpenAIが責任を持ってユーザーのデータを保護し、セキュリティ対策を講じています。非公式アプリでは、個人情報の流出や不正アクセスのリスクが高く、プライバシー侵害の危険性があります。
継続的なアップデートとサポート
公式アプリは、OpenAIによって継続的に改善・更新され、新機能の追加やバグの修正が定期的に行われます。非公式アプリでは、アップデートやサポートが不十分な場合が多く、長期的な使用に適しません。
会話や送信画像はAI学習に使用される可能性
ユーザーとの会話履歴を保存し、その内容から学習を行います。過去の文脈を踏まえた提案などにより、ユーザーの利便性向上につながる一方で、プライバシーに関するリスクも存在します。ChatGPTが学習した内容は、自分自身への提案だけでなく、他のユーザーへの提案にも反映される可能性があることを理解しましょう。
ChatGPTアプリの設定画面には、「Chat History & Training」というオプションがあります。この設定をオフにすることで、会話履歴はオンラインに保存されるものの、内容が学習されることを防ぐことができます。機密性の高い情報を扱う際には、この設定を活用することをおすすめします。
情報漏洩を防ぐためには公式アプリを使うことに加えて、TeamプランやEnterpriseプランへの加入、API利用などの自衛策も必要です。ユーザーが行うべき情報漏洩対応策について、こちらの記事で説明しています。
ChatGPTの利便性を享受しつつ、情報セキュリティを確保するためには、社内での利用ガイドラインの策定と周知が不可欠です。AIの力を安全かつ効果的に活用することで、ビジネスの生産性向上と情報セキュリティの両立を実現してください。
オンライン接続は必須
ChatGPTの利用には、インターネット接続が不可欠です。他の多くのスマホアプリと異なり、オフラインでの使用はごくごく限定的です。最新の情報や機能を活用するためには、常にオンラインである必要があります。
【2024年版】ChatGPTの無料代替ツール5選
ChatGPTは2022年の登場以来、チャット形式の高度なAIアシスタントとして大きな注目を集めました。ただし、無料版の機能には限界があり、高度なAIモデル「GPT-4」や「DALL・E 3」を利用するためには、有料版が必要になります。
このため、ChatGPTの無料代替手段をお求めの方に向け、ここでは5つのおすすめ無料AIツールをご紹介します。
Microsoft Copilot
Microsoft Copilot(旧名:Bing Chat)は、Microsoft 365アプリケーション(Word、Excel、PowerPoint、Outlook、Teamsなど)に統合され、文書作成、要約、データ分析など多様なタスクをサポートする生産性向上ツールです。Windows 11やスマホアプリからアクセス可能です。
CopilotはGPTベースとなっているため、ChatGPTとほぼ同等の性能を期待することができます。
Google Gemini
Google Geminiは、Googleが開発した先進的なマルチモーダルネイティブの生成AIモデル、及びそのAIモデルが搭載された対話型AIアシスタント(旧名:Google Bard)です。幅広い質問に自然な形で回答します。知識の引用元表示や、検索エンジンとの強力な連携が特徴です。2024年3月には、「Gemini Advanced」版がリリースされ、2ヶ月間の無料トライアルが提供されています。
Claude
ClaudeはAnthropicによって開発された対話型AIで、科学、数学、プログラミングなど幅広い分野で高い性能を発揮します。2024年3月、GPT-4を上回る言語理解能力を持つと目される最先端モデル「Claude 3」が発表されました。
Perplexity
Perplexityは、最新のWeb情報を基にした検索・リサーチタスクをサポートするAIツールです。情報ソースの出典表示機能も備えており、広告なしで利用可能です。無料版では、GPT-4モデルを4時間ごとに5回使用でき、Claudeモデルの使用も可能です。
perplexity AIとは何かをこちらの記事で詳しく説明していますので併せてご覧ください。
Hugging Face
Hugging Faceは、多様なタスクに適応する無料のAIモデルやツールを提供するプラットフォームです。例えば、Hugging FaceのHuggingChatを利用すれば、ChatGPTと同様のチャットサービスを享受できます。OpenAssistantやLlamaといったオープンソースLLMを使用したチャットです。
これらのAIツールを駆使することで、日常生活やビジネスにおける様々な作業を効率化できます。ぜひとも、自身のニーズに合ったツールを見つけてください。
ChatGPTアプリについてよくある質問まとめ
- ChatGPTアプリは無料で使えますか?
はい、ChatGPTアプリの基本機能は無料で使うことができます。ただし、より高度なAIモデル(GPT-4など)を使用したい場合は有料版にアップグレードする必要があります。
- ChatGPTアプリは日本語に対応していますか?
はい、ChatGPTアプリは日本語を含む複数の言語に対応しています。特別の設定は不要で、日本語でチャットを開始するだけで使用することができます。
まとめ
この記事を通して、ChatGPTアプリのスマホ(Android、iPhone)へのインストール手順、PCでの使用方法、そして無料の代替ツールについて紹介しました。AIツールを効果的に活用する第一歩として、この情報がお役に立つことを願っています。
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