博報堂、LINEで複数のキャラクターとAIグループチャットを楽しめる新サービスを開発。
最終更新日:2024年08月19日
株式会社博報堂は、2024年8月16日、AIを活用してLINE上で複数キャラクターとのグループチャットを楽しめる新しいコミュニケーションサービスを開発したと発表した。第一弾として、人気メディアミックス作品『けものフレンズ』の公式AIグループチャットサービス「ジャパリトーク」を8月21日より提供開始する。このサービスは、キャラクターの性格や特徴をAIに学習させることで、ユーザーがまるで本当にキャラクターとグループトークしているような臨場感のある体験を提供する。
目次
<本ニュースの10秒要約>
- 博報堂が開発したAI活用の新サービスで、LINE上で複数キャラクターとのグループチャットを実現
- 『けものフレンズ』の公式AIグループチャット「ジャパリトーク」を8月21日から提供開始、月額550円で利用可能
- 日常会話とオリジナルストーリーの両モードを搭載し、キャラクターとの没入型コミュニケーションを提供
AIを活用した新しいコミュニケーションサービスの概要
博報堂が開発した本サービスは、コンテンツの登場人物やキャラクターの性格・特徴をAIに学習させ、リアルに再現することを特徴とする。
これにより、ユーザーは複数のキャラクターと本当にグループトークしているかのような臨場感のあるコミュニケーション体験を楽しむことができる。
「ジャパリトーク」のサービス内容と特徴
「ジャパリトーク」は、『けものフレンズ』の世界観を活かしたAIグループチャットサービスだ。「日常モード」では、最大3人のフレンズと同時に日常的な会話を楽しむことができる。話題は今日あったことや動物の生態、お悩み相談など多岐にわたり、会話を続けると新しいフレンズが出現して会話の輪に加わる。
一方、「ストーリーモード」では、「ジャパリパーク」を舞台にしたオリジナルストーリーが毎月展開される。ユーザーはフレンズたちとチャットで話し合ったり、自動生成される選択肢を選んだりしながら物語の進行に関わることができ、没入感のある体験を楽しめる。これらの機能により、ユーザーは『けものフレンズ』の世界観をより深く、体験することが可能となる。
サービスの利用方法と今後の展開
「ジャパリトーク」の利用は、LINEで友だち登録をすることで開始できる。サービスの利用には月額550円(税込)のメンバーシップ登録が必要となる。博報堂は今後、フレンズやストーリーの拡充、会話の質の向上など、機能のアップデートを行いながらサービスの充実を図る予定だ。
また、アニメやコミック、アーティストなど、さまざまなIPとのコラボレーションを模索し、AIを活用した新しいコミュニケーション体験の開発に挑戦していく方針を示している。
『けものフレンズ』プロジェクトとの連携
「ジャパリトーク」は、『けものフレンズ』プロジェクトの一環として位置づけられる。『けものフレンズ』は、超巨大総合動物園「ジャパリパーク」を舞台に、「サンドスター」の影響で動物から人の姿に変身したフレンズたちの冒険を描く物語だ。
ゲーム、コミック、TVアニメ、舞台、動物園コラボなど、多岐にわたるメディアミックス展開を行っており、幅広いファン層を持つ人気コンテンツとなっている。「ジャパリトーク」の導入により、ファンはより深く作品世界に没入し、キャラクターとの交流を楽しむことができる。
参照元:PR TIMES
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