TOPPANデジタルがAI駆動のテスト自動化ツール「Autify」を採用
最終更新日:2024年06月25日
2024年6月25日、TOPPANデジタル株式会社がAIを活用したテスト自動化ツール「Autify」を導入し、オーティファイ株式会社は、DX開発事業における品質向上とソフトウェアテストの効率化サポートを開始したと発表した。
この導入により、TOPPANデジタルは属人化や工数の課題を解決し、テスト自動化の推進を図る。ノーコードで使いやすいAutifyの特性を活かし、複数プロダクトへの展開を見据えた更なる効率化を目指している。
<本ニュースの10秒要約>
- TOPPANデジタルがAIを活用したテスト自動化ツール「Autify」を導入し、DX開発事業の品質向上と効率化を推進
- ノーコードで利用可能なAutifyにより、テスト業務の属人化解消と工数削減を実現。新入社員でも容易に操作可能
- 今後、自動テストのカバレッジ向上と複数プロダクトへの展開を進め、さらなる開発効率化と品質向上を目指す
Autify導入の背景と期待される効果
TOPPANデジタルは、アプリケーション開発のテストプロセスにおいて、特定の知見を持つメンバーへの業務負荷集中という属人化の問題と、限られた納期内でテストに十分な時間を割けないという工数の課題に直面していた。
Autifyの導入により、これらの問題の解決が期待される。Autifyはノーコードで利用可能なため、コーディングスキルに依存せず、幅広いメンバーがテスト自動化に携わることができる。これにより、テスト業務の属人化が解消され、チーム全体でテスト品質の向上と効率化を図ることが可能になる。
また、自動化されたテストにより、限られた時間内でより多くのテストケースを実行できるようになり、品質向上と開発スピードの両立が期待できる。
Autifyの特徴と導入のメリット
Autifyの最大の特徴は、AIを活用したノーコードのテスト自動化ツールである点だ。従来のテスト自動化ツールではコーディングスキルが必要とされ、導入のハードルが高かった。しかし、Autifyではコーディングが不要なため、テスト担当者だけでなく、新入社員や非エンジニアのメンバーでも容易に操作できる
。これにより、テスト自動化の裾野が広がり、組織全体でのテスト品質向上が可能になる。また、Autifyは日本語のヘルプドキュメントが充実しており、学習コストが低いことも大きなメリットだ。さらに、AIを活用したテストケース生成・改善機能により、効率的かつ網羅的なテストの実施が可能になる。これらの特徴により、TOPPANデジタルはテストプロセス全体の最適化と品質向上を実現できる。
今後の展望と期待される成果
TOPPANデジタルは、Autifyの導入を皮切りに、対象システムの自動テストカバレッジの向上を進めていく方針だ。さらに、Autifyの使いやすさを活かし、複数のプロダクトへの展開を見据えている。これにより、企業全体のソフトウェア開発プロセスの効率化と品質向上が期待される。
長期的には、Autifyの活用によってリリースサイクルの高速化が実現し、市場ニーズへの迅速な対応が可能になると予想される。また、テスト工程の効率化により、開発者がより創造的な業務に注力できるようになり、イノベーションの促進にもつながる可能性がある。オーティファイ社は、このようなTOPPANデジタルの取り組みをサポートし、ソフトウェア開発組織全体の生産性向上を支援していく。
参照元:PR TIMES
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