インマーケティングラボ、障がい者雇用企業・障がい福祉業界向けAIツール学習支援サービス「AiCOME」を発表
最終更新日:2024年10月08日
2024年10月7日、株式会社インマーケティングラボと株式会社カムラックが共同開発した「障がい者雇用企業・障がい福祉業界向けAIツール学習支援サービス AiCOME(アイカム)」が正式にリリースされた。
このサービスは、就労移行支援事業所で就労を目指す利用者にAIツール学習を提供し、障がい者プロンプトエンジニアとしてAI時代に活躍できる人材の育成を目指している。実務に基づいたカリキュラムで即戦力の育成を図り、障がい者の新たな就労機会創出に挑戦する。
目次
<本ニュースの10秒要約>
- 障がい者向けAIツール学習支援サービス「AiCOME」が登場し、プロンプトエンジニアとしての新たな就労機会を創出
- 基礎から実践まで体系的なカリキュラムを提供し、スタッフのAI専門知識不要で即導入可能な学習システムを実現
- 障がい者雇用企業や福祉事業所向けに、AIスキル習得と実務応用を組み合わせた総合的な支援サービスを展開
AiCOMEサービスの概要と特徴
AiCOMEは、障がい福祉業界向けに特化したAIツール学習支援サービスだ。就労移行支援事業所の利用者を主な対象とし、AIツールの学習を通じて障がい者プロンプトエンジニアの育成を目指す。本サービスの特徴は、企業がアウトソーシングしている業務に焦点を当てた実務ベースのカリキュラムにある。これにより、学習者は即戦力として就労を目指すことが可能となる。
サービスの対象は、障がい者就労支援事業所、法定雇用率の対象企業、地方自治体など幅広い。導入のメリットとしては、基礎から実践までの体系的なカリキュラム、スタッフのAI専門知識が不要な学習システム、そして運営サポートが挙げられる。これらの特徴により、専門家を雇用することなく、コスト効率よく学習環境を整備することができる。
AiCOMEが目指す社会的インパクト
AiCOMEは、「障がい者×AI」という新しい切り口で、実務レベルでのAIスキル習得を可能にする日本初の試みだ。このサービスを通じて、「障がい者プロンプトエンジニア」という新たな労働人材の創出を目指している。これは、従来の障がい者雇用の概念を超えた、AI時代に即した新しい就労形態の提案といえる。
さらに、このサービスは「障がい者の法定雇用率」の達成に新たな視点をもたらす。単なる数字上の達成ではなく、AIスキルを持つ障がい者が実質的に企業の戦力となることで、本質的な意味での雇用率達成を目指している。これにより、障がい者雇用の質的向上と、企業における多様性の真の実現が期待される。
サービス内容と提供価格
AiCOMEのサービス内容は多岐にわたる。AIツール学習講座の開設サポート、eラーニングとテキスト学習を組み合わせたカリキュラムの提供、告知物の提供、そして事業所運営のサポートなどが含まれる。特に、カムラックグループの相談支援専門員による運営アドバイスは、AIツール学習だけでなく、学習環境全体をサポートする点で大きな特徴だ。
提供価格については、個別のニーズや導入規模によって異なるため、具体的な金額は明示されていない。
参照元:PR TIMES
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