Hakuhodo DY ONE、企業の生成AI活用を加速させる全社的タスクフォース支援サービスを開始
最終更新日:2024年08月19日
Hakuhodo DY ONEは2024年8月19日、企業の生成AI活用を推進するための社内タスクフォース立ち上げから実行、内製化までを総合的に支援するサービスの提供を開始した。
本サービスは、企業の業務課題に合わせた生成AIの導入・活用を支援し、プロセスイノベーションの継続的な創出を目指す。昨今の企業における生成AI活用の加速と、それに伴う外部支援ニーズの高まりを受けて、同社の豊富な知見と実績を活かしたサービスとして展開される。
クライアント企業は、実効性のあるタスクフォースを構築し、生成AI活用の基盤となる仕組みづくりを実現することで、業務や組織変革による生産性向上を図ることができる。
<本ニュースの10秒要約>
- Hakuhodo DY ONE、生成AI全社推進タスクフォース支援サービスを2024年8月から提供開始
- 企業の生成AI活用基盤構築から内製化まで、経営課題に合わせた包括的支援を実施
- ワークフロー構築、環境整備、リスキリング、ユースケース創出、社内気運醸成の5つの主要サービスを展開
1. サービス開始の背景と目的
Hakuhodo DY ONEが本サービスを開始した背景には、企業における生成AI活用の活発化がある。多くの企業が生成AIを用いてビジネス課題の解決や競争力強化を図ろうとしており、その活用環境やルールの整備、業務改革を目的としたタスクフォースの立ち上げが増加している。しかし、必要なケイパビリティや情報、人員をすべて内製することは困難であり、外部パートナーとの共創やプランニング支援のニーズが高まっている。
本サービスは、こうした状況に迅速に対応するために開発された。Hakuhodo DY ONEの生成AI支援における豊富な知見や実績を活かし、企業の経営課題に合わせた包括的な支援を提供する。
これにより、クライアント企業は実効性のあるタスクフォースを構築し、生成AI活用の基盤となる仕組みづくりを実現できる。さらに、プロセスイノベーションが継続的に起こる環境を創出することで、業務や組織変革による生産性向上を目指すことができる。
2. サービスの主な内容
Hakuhodo DY ONEが提供する「生成AI全社推進タスクフォース」支援サービスは、以下の5つの主要な要素から構成される。
ワークフロー構築:タスクフォースを効果的に機能させるためのワークフローを設計する。社内各組織の連携方法を提案し、生成AIの活用と投資対効果の最大化を考慮したロードマップを作成する。
環境・データ整備:業務に適したUI/UX、開発チーム向けの利用環境、自社データ活用を見据えた環境整備を行う。生成AIガイドラインの策定や部門間のデータ連携など、最適な導入環境を整える。
リスキリング:全従業員向けの基礎知識セミナーや、部門・ポジションに応じた研修を実施する。生成AIの可能性や最新事例、社会へのインパクトなどを学ぶ機会を提供する。
ユースケース創出:クライアント企業の業務内容やシステム環境に合わせたユースケースの企画から実装までを支援する。生成AIと従業員の共創によるアイデア創出プロセスを促進し、効果的な活用方法を定着させる。
ノリ(社内気運)の醸成:生成AI活用に対する従業員の熱意と積極性を高めるインナーブランディングに取り組む。組織全体で変革が進むために必要な前向きな雰囲気を醸成する。
これらのサービスを通じて、クライアント企業は生成AIの導入から活用、内製化までを効果的に進めることができる。
3. サービスの特長と強み
Hakuhodo DY ONEが提供する本サービスには、以下の特長と強みがある。
生成AIタスクフォース支援の豊富な実績:同社がこれまでに蓄積してきた生成AI活用支援の経験と知見を活かし、効果的なサポートを提供できる。
多様な専門家によるワンストップ支援:コンサルタント、オペレーションデザイナー、クリエイター、システムエンジニアなど、変革に必要な様々な分野の専門家が一体となってサポートを行う。
インナーブランディングの知見:タスクフォースの推進に不可欠な社内の意識改革や気運醸成に関する豊富な経験を持つ。
これらの特長により、クライアント企業は生成AI活用の基盤構築から内製化まで、包括的かつ効果的な支援を受けることができる。
4. 今後の展望と期待される効果
本サービスの提供により、Hakuhodo DY ONEはクライアント企業の生成AI活用を加速させ、ビジネス課題の解決や競争力強化を支援することが期待される。企業は、タスクフォースの効果的な運営を通じて、生成AIの導入から活用、さらには内製化までをスムーズに進めることができる。
今後、Hakuhodo DY ONEは博報堂DYグループの「デジタルコア」として、グループ内のナレッジやリソースを集約し、高い専門性と提案力を併せ持つ企業を目指す。業界随一のデジタルマーケティング事業会社となることを目標に掲げ、クライアント企業にとって唯一の存在となることを目指している。
本サービスを通じて、Hakuhodo DY ONEはクライアント企業の事業成長を支援するビジネスパートナーとして伴走し、持続的な成長と企業価値向上に貢献していく。
参照元:PRTIMES
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