LINEがAIアバター生成サービスを開始、24種類のアバターを10分で作成
最終更新日:2025年01月27日
LINEヤフー株式会社は2025年1月27日、「LINE」アプリ内の「LINEプロフィールスタジオ」において、顔写真1枚から様々なスタイルのAIアバターを生成する「AIカートゥーン」の提供を開始した。
80年代風の少女漫画テイストや海外アニメ風など、24種類の異なるスタイルのアバターを約10分で生成する。価格は180LINEコインで、生成された画像はLINEプロフィールや他のSNSでも使用可能だ。
<本ニュースの10秒要約>
- LINE新サービス「AIカートゥーン」で、1枚の顔写真から24種類のアバターを約10分で自動生成が可能に
- 少女漫画風や海外アニメ風など多彩なスタイルに対応し、180LINEコインで利用可能なサービスを提供
- 生成されたアバターはLINEのプロフィール画像として設定可能で、他のSNSでも使用が可能
サービスの特徴と利用方法
「AIカートゥーン」は、iPhone/Android端末に対応し、LINE version 14.18.0以降で利用可能だ。利用手順は、LINEのホーム画面上部のプロフィールアイコンから「プロフィールスタジオ」を選択し、「AIカートゥーン」を選んで写真をアップロードするだけの簡単な操作だ。生成完了時には通知が届き、生成された画像はプロフィール画像として設定したり、ダウンロードして保存することができる。
LINEプロフィールスタジオの展開
「LINEプロフィールスタジオ」は、生成AIなどの最新技術を活用して、LINEのプロフィールを自分らしく楽しむためのサービスだ。AIが顔写真から特徴を学習し、本人そっくりのイメージを生成する仕組みを採用している。これにより、誰でも簡単に自己表現を楽しめ、友だちとの共有によってコミュニケーションの幅を広げることができる。
今後の展開
LINEは今後も、プロフィールをより豊かに彩る多様なコンテンツの提供を進めていく方針だ。生成AIを活用した自己表現ツールの拡充により、ユーザー間のコミュニケーションをより活性化させることを目指している。
AI Market の見解
「AIカートゥーン」の登場は、生成AI技術の一般消費者向けサービスへの本格展開を示す重要な事例だ。特に、24種類のスタイル生成と10分という処理時間は、実用的なレベルに達したAIの画像生成技術を示している。
180LINEコインという価格設定も、一般ユーザーにとって受け入れやすい水準であり、生成AI技術の収益化モデルとして注目される。さらに、プロフィール画像という身近なユースケースは、AIサービスの日常生活への自然な浸透を促進するだろう。
参照元:PR TIMES
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