Datatangが「Nexdata」にブランド名を改称、新サイト公開で高品質AIデータ提供を強化
最終更新日:2025年07月25日

日本最大級のAI学習データ提供企業であるDatatangが、2025年7月24日付でブランド名を「Nexdata」に変更し、新たなウェブサイトを公開した。
グローバル展開を見据えたリブランディングの一環で、構造化データの需要拡大に対応する体制を整えた。
- Datatangが「Nexdata」へとブランド名を変更
- 日本語で学習データ検索可能な新サイトを公開
- グローバル展開と分野特化型データ強化を推進
Nexdata(旧Datatang)は、13年にわたりAI学習データを提供してきた日本の企業であり、画像・音声・テキスト・点群データなどの収集・加工に実績がある。
これまでに1,000社以上の国内外企業に高品質なデータを提供し、AI開発の基盤支援を行ってきた。今回のブランド変更は、急速に変化するAI業界のニーズに応え、次世代のデータソリューションを提供する姿勢を明確に示すために実施された。
新ブランド「Nexdata」は、“Next Generation Data Solutions”を意味し、AIの進化に伴う構造化データの需要増に対応する意図が込められている。
また、新たに公開されたウェブサイトでは、800TB超の画像・動画、100万時間以上の音声コーパス、数億件の言語モデル向けデータセットなど、膨大なデータを日本語で検索・閲覧できる機能を備えており、日本市場への対応を強化している。
ウェブサイトの刷新に加え、イベントやコンテストページも新設された。
これにより、ウェビナーやAIコンテストを通じて業界関係者との対話を促進し、Nexdataは単なるデータ提供にとどまらず、AI社会の形成に積極的に関与していく体制を整えた。
今後は、日本語ユーザーの使いやすさを重視しつつ、欧米・アジア市場へサービス提供を拡大していく計画も進行中である。
今後の事業展開としては、画像・音声・自然言語処理・OCR・LLMなどに対応するデータソリューションの強化に加え、顔認識やスマートモビリティ向けなど、用途特化型のデータ領域も充実させるとしている。
Nexdataは、国際カンファレンスや業界イベントへの参加を継続し、技術発信と顧客支援の両面でプレゼンスを高める構えだ。
参照元:Datatang株式会社
Nexdataに関するよくある質問まとめ
- Nexdataの学習データはどのような種類がありますか?
画像、音声、テキスト、点群などのデータに加え、LLM(大規模言語モデル)向けのテキストデータや、顔認識・OCR・スマートモビリティ関連の分野特化型データも提供されています。
- 日本語対応の検索機能ではどこまで利用できますか?
新サイトでは、800TB以上の画像・動画データ、100万時間以上の音声データ、数億件のテキストデータが日本語で検索・閲覧可能で、直感的に目的のデータを探せる設計となっています。

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