「LINEプロフィールスタジオ」、顔写真からAIがキャラクタービジュアルを生成する「AIトゥーン」提供開始
最終更新日:2023年12月28日
LINEヤフー株式会社は、2023年12月27日、同社が運営するコミュニケーションアプリ「LINE」内のサービス「LINEプロフィールスタジオ」にて、新コンテンツ「AIトゥーン」の提供を開始したと発表した。
「LINEプロフィールスタジオ」は、AIをはじめとする最新技術を活用した様々なコンテンツを「LINE」ユーザーに向けて提供しているサービスだ。「AIトゥーン」は、ユーザーが登録した顔写真をAIが分析し、ユーザー本人に似たかわいいキャラクターのビジュアルイメージを50枚生成するコンテンツとなっている。
<本ニュースの10秒要約>
- 顔写真をAIが分析し、ユーザー本人に似たキャラクターのビジュアルイメージを生成
- AIといった最新技術を活用したコンテンツを提供している「LINEプロフィールスタジオ」
- 5カテゴリーで画像をそれぞれ10枚ずつ生成、同じ写真でも生成ビジュアルは毎回別
2億人近いユーザーを誇るコミュニケーションアプリ「LINE」
LINEヤフーは、LINE株式会社やヤフー株式会社といったグループ会社による再編を経て、2023年10月に誕生した。現在は、120以上におよぶグループ会社と共に検索/ポータル/eコマース/メッセンジャー/広告など多様な領域で事業を展開しており、インターネットの力を通じて人々の豊かで便利な暮らしの実現に貢献している。
同社のグループ全体におけるサービスのユーザー数は3億人を超えるが、そのうちで2億人近い数(月間アクティブユーザー数)を占めるのがコミュニケーションアプリ「LINE」だ。「LINE」は大切な人との絆を深めるモバイルメッセンジャーとして2011年に誕生して以来、ユーザーからの支持を獲得。2023年に至っても、大きなシェアを持ち続け、新たな機能やサービスも開発され続けている。
「AIセルフィー」「AIポートレート」「AIベイビー」などを既に提供
「LINE」内では様々なサービスが展開されており、「LINEプロフィールスタジオ」もその内のひとつとなる。「LINEプロフィールスタジオ」は、「LINE」ユーザーがアプリのプロフィールを自分らしく楽しむためのサービスであり、AIをはじめとする最新技術を活用した様々なコンテンツを提供している。
「LINEプロフィールスタジオ」では2023年5月、ユーザーの顔写真からAIが5つのコンセプトに基づきビジュアルイメージを生成する「AIセルフィー」を、コンテンツ第1弾として提供開始。その後も、スタジオで撮影したようなビジュアルイメージを生成する「AIポートレート」や、子どもの頃の顔を再現できる「AIベイビー」、レトロでクリスマス感あふれる「AIクリスマス」などを提供している。
生成されたビジュアルイメージは、各種SNSなどでの共有も可能
「LINEプロフィールスタジオ」にて今回提供が開始された「AIトゥーン」は、ユーザーに似たキャラクターのビジュアルイメージをAIが自動生成するコンテンツだ。生成に際しては、ユーザーの顔写真8~12枚を元データとして活用。ここからAIが、「ベーシック」「デイリー」「スポーツ」「アドベンチャー」「ラブリー/ジェントル」という5カテゴリーで画像をそれぞれ10枚ずつ生成する。同じ写真を登録しても、生成されるビジュアルイメージは毎回異なるという特徴も持つ。
「AIトゥーン」で生成されたビジュアルイメージは、「LINE」アプリのプロフィールに設定でき、また各種SNSなどで共有することも可能だ。なお、ユーザー本人以外の顔写真の登録は「LINEプロフィールスタジオ」の利用規約において禁止されている。
参照元:PRTIMES
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