AI警備システムのアジラ、セキュリティロボットのugoと提携。警備業務の高度なシステム化を目指す
最終更新日:2024年06月28日
株式会社アジラは、2024年6月27日、ugo株式会社との間で警備業務の高度なシステム化を目的とする業務提携を締結したと発表した。
アジラはAI警備システム「AI Security asilla」の開発/提供を手がける企業であり、ugoは業務用セキュリティロボット「ugo」を開発している企業だ。今回締結した提携により両社は「AI Security asilla」と「ugo」を連携し、人材不足の解消や施設警備の高度化を目指す。
<本ニュースの10秒要約>
- AI警備「AI Security asilla」のアジラと、セキュリティロボット「ugo」のugoが提携
- 「ugo」のカメラ映像を通して「AI Security asilla」が監視、リアルタイム検出も実現
- ロボット技術とAI技術を融合することで、人材不足の解消や施設警備の高度化を目指す
AI警備「AI Security asilla」と、セキュリティロボット「ugo」
アジラは、行動認識AIを基幹テクノロジーとして安全かつ快適な世界の実現を目指しているスタートアップカンパニーだ。同社の「AI Security asilla」は、防犯カメラから送られてくる映像をAIが常時見守ることで、暴力行為/破壊行動といった異常行動の検知や、介助が必要性を知らせるホスピタリティ検知などを実現。既設の防犯カメラを利用することで、初期費用を低減できるという利点も持つ。
アジラが今回業務提携を締結したugoは、労働力不足が深刻化する様々な業種に向けて人/ロボットの融合によるサスティナブルなワークスタイルを提供するロボティクス企業だ。「ugo pro」「ugo Ex」「ugo mini」といったロボット製品を開発すると共に、これら製品を活用して点検DX/警備DXなどのソリューション提供も展開。高い技術力と信頼性を評価され、多くの企業に導入されている。
技術を組み合わせて警備業務の高度なシステム化を実現
アジラとugoは今回、両社がそれぞれ持つ技術を組み合わせて警備業務の高度なシステム化を実現すべく、業務提携を締結するに至った。
この提携によりアジラの「AI Security asilla」は、「ugo」のカメラ映像を通した施設内の状況監視を実現。映像内で通常と異なる行動を検知した際は、警備員に通知できるようになった。また、「ugo」に搭載されたエッジコンピュータ上でも「AI Security asilla」を実行することで、リアルタイムのAI検出も可能にしている。
両社は今後、提携をさらに進める予定だ。「AI Security asilla」においてアジラは、ugoが展開しているロボット統合管理システム「ugo Platform」との連携も予定。ugoのロボット技術とアジラのAI技術を融合することで新たな価値創造を進め、人材不足の解消と施設警備の高度化を実現するとしている。
参照元:PRTIMES
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