Google AI StudioのVibe Codingとは?料金、バイブコーディング活用事例、使い方動画を徹底解説!
最終更新日:2025年10月30日

- Google AI StudioのVibe Codingは、自然言語のプロンプトからAIアプリを自動生成
- Geminiが最適なモデルとAPIを自動的に組み合わせ動作するAIアプリを数分で構築
- App Galleryで既存のアプリを探索・再利用でき、GitHub連携でプロジェクト管理も容易
- 料金は基本無料で無料枠を超過した場合はAPIを追加することで継続利用可能
Googleは2025年10月26日、AI開発プラットフォームGoogle AI Studioにおいて、新機能「Vibe Coding」を発表しました。
これは、生成AIコーディングならではの、自然言語プロンプトで開発を行うバイブコーディングでAIアプリを自動生成できます。APIキーの設定やモデル間の接続を意識せず、数分でAIアプリを構築できる機能です。
開発者だけでなく、コーディング経験のないユーザーでも、直感的にAIアプリを構築できる環境を実現しています。
本記事では、Google AI StudioのVibe Codingの概要、料金体系、出来ること、特徴、使い方、活用事例までを実操作動画を併せて徹底的に解説します。
コード生成・解析に強いAI会社の選定・紹介を行います 今年度AI相談急増中!紹介実績1,000件超え! ・ご相談からご紹介まで完全無料 完全無料・最短1日でご紹介 コード生成・解析に強い会社選定を依頼
・貴社に最適な会社に手間なく出会える
・AIのプロが貴社の代わりに数社選定
・お客様満足度96.8%超
・リファクタリング、ソース解析、AI駆動開発等
目次
Google AI StudioのVibe Codingとは?

Vibe Coding機能は、Google AI Studio上でAIアプリ構築をノーコードで行うことができる機能です。
そもそも、バイブコーディングとはAIを活用して自然言語の指示からコードを生成するソフトウェア開発手法です。本機能はVeoやNano BananaといったGoogleのAIサービスを統合しながら、簡単にアプリを開発できるプラットフォームを提供します。
従来、AIアプリを開発するには複数のAPIやSDKを組み合わせる必要がありましたが、Vibe Codingではその複雑さを排除しています。
ユーザーが作りたいアプリの概要を自然言語で入力すると、Geminiモデルが自動で最適なモデルとAPIを組み合わせ、動作するアプリを生成します。 例えば、「自分の写真を幻想的に変換するマジックミラーアプリを作りたい」と入力するだけで、画像処理や生成の機能を自動的に統合したアプリを生成します。
コード生成・解析に強いAI会社の選定・紹介を行います 今年度AI相談急増中!紹介実績1,000件超え! ・ご相談からご紹介まで完全無料 完全無料・最短1日でご紹介 コード生成・解析に強い会社選定を依頼
・貴社に最適な会社に手間なく出会える
・AIのプロが貴社の代わりに数社選定
・お客様満足度96.8%超
・リファクタリング、ソース解析、AI駆動開発等
Vibe Codingの料金
基本的には無料で使用することができます。ただし、無料利用枠を超えた場合にはAPIキーを追加する必要が発生します。
API料金の情報は、公式サイトをご確認ください。
Vibe Codingでできること
Google AI StudioのVibe Codingを活用することでできることを5つご紹介します。
自然言語のプロンプトからAIアプリを自動生成

ユーザーは自然言語で要望を入力するだけで、Geminiモデルがアプリを自動構築します。従来であれば、APIやSDKを組み合わせてアプリを構築する必要がありましたが、Geminiが自動で行ってくれます。
また、画像・動画・音声・テキストなど多様なAI機能を統合できる設計になっており、Veo(動画生成)、Imagen(画像生成)、Gemini TTS(音声生成)などを連携可能です。通常のアプリはもちろんのこと、複数のAI機能を統合したマルチモーダルアプリであっても数分で実現できます。
作成するアプリの発想

作成するアプリが思いつかないときに「I’m Feeling Lucky」ボタンを押すことで、Geminiがプロンプトの提案を行ってくれます。
ボタンを押しなおすことで、別のアイデアを提案してくれるため、発想の手助けとして活用することもできます。
App Galleryからアイデアを探索・再利用

GoogleはAI Studio内の「App Gallery」を刷新し、Geminiで構築されたアプリを視覚的に閲覧・再利用できるようにしました。
プロジェクト例を即時プレビューし、多数のスターターコードから自分のアプリを作ることができます。
直感的にアプリ修正するAnnotation Mode

vibe codingには、アプリの見た目を直接指示して変更できる「Annotation Mode」が搭載されています。アプリのUI上に直接書き込みを加え、コメントをつけることによって、詳しい指示を与えることが可能になります。
たとえば、「このボタンを青くして」や「この画像を左からアニメーションで表示して」といった自然な指示でデザインを変更できます。
GitHubに投稿
GitHubアカウントと連携することで、リポジトリの作成やプッシュ、プルリクエストの作成といったGitHubを活用する上で必要な手順をGoogle AI Studio上の簡単な操作で行うことができます。
ターミナルなどで実行する際に必要なコマンドなどを入力する必要がないため、開発に慣れていない方でも簡単にGitHubを活用することが可能です。
コード生成・解析に強いAI会社の選定・紹介を行います 今年度AI相談急増中!紹介実績1,000件超え! ・ご相談からご紹介まで完全無料 完全無料・最短1日でご紹介 コード生成・解析に強い会社選定を依頼
・貴社に最適な会社に手間なく出会える
・AIのプロが貴社の代わりに数社選定
・お客様満足度96.8%超
・リファクタリング、ソース解析、AI駆動開発等
Vibe Codingの使い方は?実操作の動画で解説
以下では、Google AI StudioのVibe Codingを使う方法を詳しく解説していきます。上記の動画でも手順を解説しているので、ぜひご覧ください。
Google AI Studioを開いてログイン
まず、Google AI Studioにアクセスします。Googleへのログインが済んでいない場合は以下のような画面になります。画面右上の「Get Started」からログインを済ましょう。

vibe coding(Build)を開く

ログインが完了すると以下画面のようにGoogle AI Studioが開かれます。画面左の一覧から「Build」を選択します。
プロンプトを入力してアプリの作成
Chat画面に移行できたら、テキストボックスに指示を入力し、テキストボックス右下のBuildボタンを押すだけで、Geminiがアプリケーションを作成してくれます。
今回は以下の画像のように「I’m Feeling Lucky」ボタンを活用して、実際にアプリを作ってもらいました。

アプリが作成される

1分程度で上記のようにアプリが作成されました。
アプリをテスト作動

実際に「AIの情報を発信する会社」と入力し、アプリを動かしてみると上記のように、ロゴやカラーパレットを出力してくれました。
アプリの編集
- 画面左のチャット欄から指示を入力
- Annotation Modeをオンにすることで、UI上に直接指示を入力する
上記は後者の方法で先ほど作成したアプリを修正した動画になります。
今回は、生成が終了したらポップアップで知らせるようにしてもらいました。動画の終盤のように、ポップアップで知らせてくれるようになったことが確認できます。
Galleryの使い方は?
以下の画像のように、画面左からGalleryを開くと、様々な既存のアプリを見ることができます。

それぞれクリックすると、開くことができ、アプリをPreviewできると同時に、編集することもできます。

Google AI StudioとGitHubを連携させる方法は?
以下の画像のように、アプリの編集画面の右上にあるGitHubのアイコンをクリックすることで、GitHubへプロジェクトを投稿することができます。

GitHubへのログインをするだけで、だれでも簡単にリポジトリ作成やプッシュ、プルリクエストの作成等を行うことができます。
Vibe Codingの活用事例
以下では、Galleryやxからいくつか活用事例をご紹介します。
アニメーション作成アプリBananimate

Galleryに掲載されていた、Nano Bananaを使い画像からアニメーションを作成するというアプリケーションです。

試しに弊社AI Marketのロゴが動き出すように指示を与えました。使ってみた結果が上記のGifになります。
Nano Banana搭載アプリ
📝あまり話題になってないけど…
Google AI StudioのBuildが相当エグいアプデしてましたVibe Coding実行前に、16種類のAI機能をAPI不要&無料で自由に選んでプリセットできる
試しに「①ナノバナナ搭載アプリ」「⑯画像のアスペクト比を制御する」の2点を追加してアプリを作成… https://t.co/JfNKfouk37 pic.twitter.com/YTueI3Fgen
— テツメモ|AI図解×検証|Newsletter (@tetumemo) October 24, 2025
コード生成・解析に強いAI会社の選定・紹介を行います 今年度AI相談急増中!紹介実績1,000件超え! ・ご相談からご紹介まで完全無料 完全無料・最短1日でご紹介 コード生成・解析に強い会社選定を依頼
・貴社に最適な会社に手間なく出会える
・AIのプロが貴社の代わりに数社選定
・お客様満足度96.8%超
・リファクタリング、ソース解析、AI駆動開発等
Vibe Codingについてよくある質問まとめ
- Vibe Codingとは何ですか?
Vibe Codingは、Google AI Studio内で提供されるAIアプリ構築機能です。
自然言語でアプリの内容を指示するバイブコーディングだけで、Geminiモデルが必要なAI機能を自動的に組み合わせ、数分でアプリを生成します。コーディング知識がなくてもAIアプリを作成できるのが特徴です。
また、基本的には無料で利用できます。
- Vibe Codingでどのようなアプリを作ることができますか?
画像・動画・音声・テキストなど複数のモダリティを組み合わせたAIアプリを作ることが可能です。
たとえば「画像をアニメーション化するアプリ」や「音声入力で自動生成するツール」など、VeoやNano Bananaを使ったマルチモーダルアプリを簡単に構築できます。
まとめ
Google AI Studioのvibe codingは、AIアプリ開発を支援するプラットフォームです。プロンプト1つでGeminiが最適なモデルを選定し、マルチモーダルなアプリを生成することで、従来の開発プロセスを大幅に簡略化しました。
ノーコードユーザーでも直感的に扱える設計でありながら、自由度と拡張性を両立しています。無料で気軽に試すことができるのも大きな特徴です。

AI Market 運営、BizTech株式会社 代表取締役|2021年にサービス提供を開始したAI Marketのコンサルタントとしても、お客様に寄り添いながら、お客様の課題ヒアリングや企業のご紹介を実施しています。これまでにLLM・RAGを始め、画像認識、データ分析等、1,000件を超える様々なAI導入相談に対応。AI Marketの記事では、AIに関する情報をわかりやすくお伝えしています。
AI Market 公式𝕏:@AIMarket_jp
Youtubeチャンネル:@aimarket_channel
TikTok:@aimarket_jp
運営会社:BizTech株式会社
掲載記事に関するご意見・ご相談はこちら:ai-market-contents@biz-t.jp
