画像生成AIサービス「AIピカソ」、写真1枚からダンス動画を自動生成する「AIダンス」機能をリリース
最終更新日:2024年01月16日
AI Picasso株式会社は、2024年1月15日、同社が提供している画像生成AIサービス「AIピカソ」にて「AIダンス」機能をリリースした。
「AIピカソ」は、テキストなどからAIが画像を自動生成するアプリだ。「AIダンス」機能は、「AIピカソ」アプリ内にアップロードした1枚の写真から高解像のダンス動画をAIが自動で生成するものであり、同社はこの生成AI動画技術を世界初と自負している。
<本ニュースの10秒要約>
- テキストなどからAIが画像を自動生成する「AIピカソ」でリリースされた「AIダンス」機能
- 大量のダンス動画をAIに学習させると共に、独自のAI技術も活用することで実現した機能
- 生成AI動画への注目が高まっていることを受けて開発、新しいコミュニケーションにも貢献
テキストやラフ画から画像を自動生成する「AIピカソ」
AI Picassoは、AI領域に特化した研究開発型の企業として画像生成AIを研究し続け、その成果として画像生成AIサービス「AIピカソ」や「AI素材.com」を運営している。
同社の「AIピカソ」では、ユーザーが入力したテキストや簡単なラフ画から画像を自動生成することが可能だ。テキスト入力では、「猫耳の女の子」 「富士山。浮世絵。」といった簡単な説明にも対応。画像の一部をAIに描かせたり、あるいは簡単なラフ画の続きをAIに描かせたりすることもできる。
「AIピカソ」はさらなる機能拡張を進めており、2023年には「いらすとや」風のイラストを生成できる「AIいらすとや」機能もリリース。「AIアバター」「AIペット」「AIプロフィール」が生成できるサービスなどもリリースしている。
非常に難易度が高い生成AI動画を自動で作成
「AIピカソ」の「AIダンス」機能は、生成AI動画に対する注目が高まっていることを受けて開発された。
昨年の生成AIの技術革新は著しく、文章・画像に続く形で生成AI動画の開発に取り組む企業も多い。しかし
画像から映像を作り出す生成AI動画は非常に難易度が高く、現在は「口と顔のみ」や「全身だけど数秒程度」といった動きしか生成できないのが実状だ。
生成AI動画が持つこの課題を解消するには、画像では見えてない角度まで踏まえた上で一貫性のある大きな動きを連続して生成することが重要であると、AI Picassoは判断。そこで、大量のダンス動画をAIに学習させると共に、同社独自のAI技術も活用することで、「AIダンス」機能を実現するに至った。
簡単にダンス動画を投稿することもできる
「AIピカソ」の「AIダンス」機能では、1枚の画像から様々なタイプのダンス動画を高い解像度で生成する。
顔写真だけでも生成は可能だが、全身写真を使用した方が高いクオリティのダンス動画の生成が可能となる。
この機能を用いると、ダンスが得意ではない人も簡単に踊る動画を生成することが可能だ。近年は「Tiktok」や「YouTube Short」といった縦型ショート動画の普及が著しいが、「AIダンス」機能を用いれば振り付けを覚えなくても簡単にダンス動画を投稿することもできる。
AI Picassoは「AIダンス」機能について今後、ダンスパターンの拡大やさらなる精度向上に取り組む。また同機能により、今までになかった新しいコミュニケーションの形成にも貢献するとしている。
参照元:PRTIMES
生成AI(ジェネレーティブAI)について詳しく知りたい方はこちらの記事もご参考ください。
AI Market ニュース配信チームでは、AI Market がピックアップするAIや生成AIに関する業務提携、新技術発表など、編集部厳選のニュースコンテンツを配信しています。AIに関する最新の情報を収集したい方は、ぜひ𝕏(旧:Twitter)やYoutubeなど、他SNSアカウントもフォローしてください!
𝕏:@AIMarket_jp
Youtube:@aimarket_channel
TikTok:@aimarket_jp
過去のニュース一覧:ニュース一覧
ニュース記事について:ニュース記事制作方針
運営会社:BizTech株式会社
ニュース掲載に関するご意見・ご相談はこちら:ai-market-press@biz-t.jp