AIプラットフォームのエクサウィザーズ、「exaBase Studio」ローンチに向けて日鉄ソリューションズと提携
最終更新日:2023年06月02日
株式会社エクサウィザーズは、2023年5月30日、日鉄ソリューションズ株式会社との間で業務提携に関する基本合意書を締結したと発表した。
エクサウィザーズはAIを利活用したサービス開発などを手がける企業であり、日鉄ソリューションズは日本製鉄グループのシステムインテグレーターだ。両社が今回締結した業務提携では、両社が擁する顧客のDX推進を図ると共に、エクサウィザーズのAI/DX開発環境「exaBase Studio」のローンチに向けた取り組みも進める。
<本ニュースの10秒要約>
- 顧客のDX推進と共に、エクサウィザーズの「exaBase Studio」のローンチに向けて取り組む
- AI/DXソフトウェアを顧客が効率的に内製・運営できる開発環境「exaBase Studio」
- 中長期的には提携をさらに拡大、日本企業全体の生産性向上という社会課題の解決を図る
効率的なAIソフトウェアの設計・開発環境を実現する「exaBase Studio」
エクサウィザーズは、「AIを用いて社会課題を解決する」というミッションの実現に向けた事業を展開しているAIスタートアップだ。「exaBase」を基軸に年間250件以上のAI/DXプロジェクトを手がけるAIプラットフォーム事業と、AIを活用して業界/社会課題を解決する製品の開発・提供を行うAIプロダクト事業を、事業の両輪としている。
同社は2022年5月11日に、AI/DXソフトウェアを顧客が内製・運営できる開発環境「exaBase Studio」を発表した。この「exaBase Studio」では、「exaBase」の運営を通じて蓄積した幅広い産業における実用ユースケースやノウハウを活用。効率的なAIソフトウェアの設計・開発環境の構築を実現するサービスとして、2023年度の正式なローンチを目指している。
「ファーストDXパートナー」というビジョンを掲げる日鉄ソリューションズ
エクサウィザーズが今回業務提携を締結した日鉄ソリューションズは、「ファーストDXパートナー」というビジョンを掲げ、顧客のITシステムを支えている企業だ。顧客のビジネスにおける将来像実現に向けて伴走を続け、多くの日本企業のAI活用/定着/利用拡大にも貢献している。
日鉄ソリューションズはその実績から2023年4月、機械学習プラットフォームの米DataRobot社より世界No.1の販売代理店として「Top Reseller Partner Award WorldWide」を受賞した。また、データ分析プラットフォームの米Talend社からは「Innovative Partner of the Year(APAC)2022」を2023年1月に受賞している。
相互の強みを活かし、対応領域の拡大や実行力の強化を図る
エクサウィザーズと日鉄ソリューションズの提携では、「exaBase Studio」を中心とした営業連携による両社の提供サービスの補完、日鉄ソリューションズによるエクサウィザーズ製品の販売代理、そして
日鉄ソリューションズの顧客に対するエクサウィザーズによるDX推進のコンサルティング提供などが行われる。
この提携においては、両社が有する顧客基盤/営業戦略/顧客業務に関するドメイン知見に加えて、デジタル/AI領域における技術力や事業開発力、また人材育成ノウハウも相互に活用。相互の強みを活かす形で対応領域の拡大や実行力の強化を図り、目指す将来や両社事業の拡大に向けた取り組みを進めるとしている。
なお両社は、中長期的にはこの提携のさらなる拡大を予定。両社事業の拡大と、日本企業全体の生産性向上という社会課題の解決を図るとしている。
参照元:PRTIMES
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