AI資産運用サービス「FOLIO ROBO PRO」、三井住友海上の福利厚生プラットフォームと連携
最終更新日:2022年09月07日
株式会社FOLIOは、2022年9月6日、三井住友海上火災保険株式会社の福利厚生プラットフォームと連携してサービス「ROBOPRO for 人生100年ラウンジ」の提供を開始したと発表した。
FOLIOは、相場予測AIを活用した資産運用サービス「FOLIO ROBO PRO」などを提供している企業だ。「ROBOPRO for 人生 100 年ラウンジ」は、三井住友海上の「人生100年ラウンジ」と連携して提供されるサービスであり、ライフイベントに沿った資産形成が「FOLIO ROBO PRO」により支援される。
<本ニュースの10秒要約>
- 相場予測AIを活用した「FOLIO ROBO PRO」と、三井住友海上「人生100年ラウンジ」が連携
- マーケットデータを活用したAIで将来予測、常に適切な投資配分を実現する「FOLIO ROBO PRO」
- 「FOLIO ROBO PRO for 人生100年ラウンジ」として資産形成をAIで支援、合同セミナー開催も予定
プロだけが行えた資産運用プロセスを、AI活用で誰でも可能に
FOLIOは、従来であればプロの投資家だけが行えた資産運用プロセスを、AIを活用することで誰でも可能にするサービスとして「FOLIO ROBO PRO」を提供している。「FOLIO ROBO PRO」開発に際しては、金融機関向けにAIによるスコアリング・システムを提供しているAlpaca社と協業。Alpaca社のスコアリング・システムとFOLIOのポートフォリオ最適化技術を融合させることで、AI活用型の資産運用サービスを実現させた。
この「FOLIO ROBO PRO」では、米国の金融商品取引所に上場している8種類のETF(米国株・先進国株・新興国株など)の中から銘柄を選定した上で、AIを活用した将来予測に基づき原則月一回の頻度で投資配分を変更。常に適切な投資配分を行うことで、利用者の資産運営支援を可能にした。将来予測では40以上のマーケットデータを活用し、また予測を担うAIそのものが定期的に学習を行うことで、さらなる運用の改善も図られている。
「人生100年ラウンジ」利用者の資産形成を、AIで支援
今回FOLIOが連携する三井住友海上の「人生100年ラウンジ」は、所属企業ごとの人事制度や退職金・年金制度を反映させたシミュレーションを、企業の従業員に向けて提供する福利厚生プラットフォーム。一人ひとりのライフプランを反映させる形で収支の「見える化」を精緻に行うことで、人生100年時代における経済的不安の解消を支援するサービスとなっている。
この「人生100年ラウンジ」において、「FOLIO ROBO PRO」は利用者の資産形成に貢献できる可能性があると、FOLIOは判断。今回、「人生100年ラウンジ」会員専用のサービスとして「FOLIO ROBO PRO for 人生100年ラウンジ」の提供を開始するに至った。
「FOLIO ROBO PRO for 人生100年ラウンジ」では、「FOLIO ROBO PRO」と同一の投資一任サービスとして提供される。利用者は、シミュレーション後に毎月の積立金額などを決める形で、簡単に資産運営を始められることが可能。「FOLIO ROBO PRO」と同様、AIを活用することで高い予測精度の実現と好パフォーマンスの提供が目指されている。
両社による合同セミナー開催など予定
「FOLIO ROBO PRO for 人生100年ラウンジ」は、「人生100年ラウンジ」の資産形成コンテンツより紹介ページを確認することができる。今回の連携開始を経てFOLIOと三井住友海上は、利用者の資産運用への助力などについても連携を予定。両社による合同セミナー開催なども、既に検討されている。
参照元:PRTIMES
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