ヘッドウォータース、生成AIを活用したDX内製化支援を提供すべく情報戦略テクノロジーとの協業を強化

株式会社ヘッドウォータースは、2024年6月20日、「生成AIを活用したDX内製化支援サービス」の共同提供に向けて株式会社情報戦略テクノロジーとの協業を強化すると発表した。

ヘッドウォータースはAIソリューション事業を展開する企業であり、情報戦略テクノロジーは大手企業に向けてDX内製支援を手がける企業だ。両社による「生成AIを活用したDX内製化支援サービス」は、金融／IT系のエンタープライズ企業を対象とするものであり、既に提供も開始している。

＜本ニュースの10秒要約＞

• AIソリューションのヘッドウォータースと、DX内製支援の情報戦略テクノロジー
• 内製化が進まない金融／IT系のエンタープライズ企業を、生成AIを活用して支援
• 大手金融機関への試験的な提供を既に開始、検証することでサービスの拡充を図る

これまでも協業してきたヘッドウォータースと情報戦略テクノロジー

ヘッドウォータースは、顧客のビジネス課題を解決するAIソリューションやDXサービスなどの提供を手がけている。近年は、「Azure OpenAI Service」による企業向け生成AIサービスラインナップも拡充。LLM（大規模言語モデル）と同社の技術力を活用したRAGシステムや、伴走型ラボといったサービスの開発／提供にも積極的だ。

こうした事業の中でヘッドウォータースは、情報戦略テクノロジーが手がける企業のDX化推進についても「Azure」クラウドやDXコンサルのパートナーとして協業を行ってきた経緯を持つ。このDX化推進において、顧客企業から「社内エンジニアが不足しており、内製化が進まない」といった相談が数多く寄せられるようになったことに、両社は着目。これまでの協業をさらに強化して「生成AIを活用したDX内製化支援サービス」を提供するに至った。

DXを迅速かつ効果的に推進、競争力強化を実現

両社による「生成AIを活用したDX内製化支援サービス」は、顧客企業の社員に最先端情報を学んでもらいながら、生成AI活用プロジェクトの企画／実行／評価を一気通貫で支援するというものだ。顧客企業は、
金融／IT系のエンタープライズ企業を想定している。

同サービスでは具体的に、生成AI活用のワークショップ／アイデアソン開催や活用プロジェクトのコンサルティング、「Azure OpenAI Service」と連携した生成AIのセキュアな環境構築支援やアドバイザリーなどを行う。また、生成AIの組織浸透オンボーディング講習なども実施し、DXの内製化を支援する。

同サービスにおいてヘッドウォータースと情報戦略テクノロジーは、それぞれが持つアセット／ノウハウ／人材を活用し、高いシナジー効果を追求。顧客企業においてDXを迅速かつ効果的に推進し、劇的な業務プロセスの改善を通じた競争力強化を実現するとしている。

顧客企業の「生成AIを活用したDX内製化」に貢献

2024年6月時点で「生成AIを活用したDX内製化支援サービス」は試験的な提供を開始しており、既に大手金融機関が導入した上で運用段階に入っている。ヘッドウォータースと情報戦略テクノロジーは今後、試験的な提供の結果を検証することで、サービスの拡充を図る予定だ。両者間で相互送客や共同共同マーケティングも積極的に行い、顧客企業の「生成AIを活用したDX内製化」の実現に貢献するとしている。

参照元：PRTIMES

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