計算力支援のモルゲンロット、AIのコンサルティング開発を行うタスデザイングループと業務提携
最終更新日:2024年04月23日
モルゲンロット株式会社は、2024年4月22日、AIのコンサルティング開発を行う株式会社タスデザイングループと業務提携を開始したと発表した。
モルゲンロットは、最適な計算環境の提供を目指して計算力の管理事業や創出事業に取り組むスタートアップだ。今回開始した提携において同社は、タスデザイングループが展開するAI・データサイエンス導入支援サービス「Pay-Per-Dev AI」の開発基盤として、HPC(ハイパフォーマンス・コンピューティング)環境を提供する。
<本ニュースの10秒要約>
- 最適な計算環境の提供を目指し、計算力の管理事業や創出事業に取り組むモルゲンロット
- AI・データサイエンス導入支援サービス「Pay-Per-Dev AI」の開発基盤に、HPC環境を提供
- 今後も計算力のシェアリングエコノミーモデルの確立に取り組み、計算力不足の解決を図る
あらゆる理想を計算力で実現し、人々の生活をより良いものにする
昨今、AI ・ビッグデータといった先端技術の爆発的増加によって、データ処理に必要な電力消費量もまた大幅に増大している。こうした状況で電力消費量が制約される事態が生じた場合、企業や社会の機会損失は増大する恐れがあり、環境負荷も増大する恐れがある。こうしたリスクを回避するため、再生可能エネルギーや余剰電力を活用するグリーンデータセンターを世界中に構築して計算力事業を進めているのが、モルゲンロットだ。
同社は、「あらゆる理想を計算力で実現し、人々の生活をより良いものにする」というビジョンを掲げ、計算力管理事業や計算力創出事業を展開している。計算力管理事業では、HPCのワークロード管理の効率化を可能にするサーバーリソースマネジメントサービス「M:Arthur」を提供。計算力創出事業では、計算力を求める顧客と余剰計算力を持つ企業/研究機関/データセンターなどをマッチングする「Cloud Bouquet」を提供し、計算力不足という課題解決を目指している。
「Pay-Per-Dev AI」を展開するタスデザイングループと提携
モルゲンロットが今回業務提携を開始したタスデザイングループは、ソフトウエアの企画開発を手がけてきた企業であり、近年はコンサルティング開発を主軸としてデータサイエンス/AIにも業務領域を拡大。顧客のDX推進を支援するサービス/システムも積極的に展開しており、その一環としてAI・データサイエンス導入支援サービス「Pay-Per-Dev AI」も展開している。
「Pay-Per-Dev AI」は、「AIの導入の仕方がわからない」「AI導入の構想はあるが、本当に導入効果があるのかどうかわからない」「独自のAIシステムを構築したい」といった様々な要望に対応できる導入支援サービスだ。同サービス内では、AI・データサイエンスの導入プロセスを6段階のフェーズに分け、それぞれの段階で必要な支援をチケット化。利用企業は、事業に必要なAI機能の開発を必要な分だけ導入することが可能となっている。
支援により、AI導入の活性化とDX推進を目指す
タスデザイングループとの業務提携においてモルゲンロットは、「Pay-Per-Dev AI」の開発基盤としてHPC環境を提供。この支援により、AI導入の活性化とDX推進を目指す。
モルゲンロットは今後も、「必要な時に必要なだけの計算力にアクセスできる世界を実現する。」というミッションの実現に向けて事業を展開し、計算力のシェアリングエコノミーモデルの確立による計算力不足の解決を図るとしている。
参照元:PRTIMES
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