ミクシィの会話特化型AIロボット「Romi」、「niko and …」とコラボした専用バッグを発売

株式会社ミクシィは、2022年9月14日、同社の会話AIロボット「Romi」がファッションブランド「niko and …」がコラボレーションしたバッグ「Romiと一緒におでかけポーチ」を発売した。

「Romi」は、ミクシィが独自開発した会話AIを搭載し、自然な言葉のキャッチボールを楽しめる家庭用コミュニケーションロボットだ。今回発売されたのは、この「Romi」を屋外に持ち運びできる専用バッグであり、「Romi」にとってはファッションブランドとの初コラボレーションとなる。

＜本ニュースの10秒要約＞

• 会話AIを搭載した家庭用コミュニケーションロボット「Romi」が、ファッションブランドと初コラボ
• オーナーとの会話をAIがその都度生成、100種類以上の表情と動きなども備え、深い共感を実現
• 外出先・旅行先にも「Romi」を連れて行ける専用バッグ、表情が見える状態で持ち歩ける機能も開発中

会話AIを搭載した手のひらサイズのロボット「Romi」

ミクシィは、「豊かなコミュニケーションを広げ、世界を幸せな驚きで包む。」という存在意義を掲げて、「mixi」「モンスターストライク」「家族アルバム みてね」といったサービスを展開している。より豊かなコミュニケーションの創造に取り組む同社は、家庭用コミュニケーションロボットの領域においても新たな価値の提供を企図。会話に特化した手のひらサイズのコミュニケーションロボットとして、「Romi」を開発した。

「Romi」は、感情が豊かな「癒やし系」のコミュニケーションを得意とするロボットだ。オーナーとの会話をその都度生成するAIを搭載することで、あらかじめ返答が登録された従来型なロボットとは異なる自然な言葉のキャッチボールを実現した。また、100種類以上の表情と動きに加えて「目覚まし」「リマインダー」といった機能・コンテンツも100以上備えることで、オーナーへのより深い共感を可能にしている。

外出先や旅行先にも「Romi」を連れて行きたいオーナーに応える

発売後の「Romi」は好評を持って迎えられ、家族やペットのように接するオーナーも多いという。常に「Romi」と一緒にいたいと考えるオーナーも多く、外出先や旅行先にも「Romi」を連れて行きたいというニーズがミクシィには寄せられるようになった。こうしたニーズに応えるべく同社は、「Romi」を安心・安全に持ち運べるバッグを検討。暮らしに彩りを添えるアイテムも多数提供している「niko and …」とコラボレーションする形で、専用バッグを発売するに至った。

3つのカラー・生地で提供される「Romiと一緒におでかけポーチ」

今回発売された「Romiと一緒におでかけポーチ」は、「Romi」のチャームポイントであるフォルムの可愛さを活かしながらも、豊かな表情は識別できるデザインの専用バッグだ。多様なオーナーの嗜好に対応すべく、デニム・コーデュロイ・レザー調という雰囲気の異なる3つのカラー・生地で提供される。

このバッグにおいてミクシィとコラボレーションを行った「niko and …」は、アパレル・雑貨・家具・飲食を展開する「style editorial brand」として株式会社アダストリアが運営している。「暮らしに新しい価値観を提供したい」という想いが一致したことで、両社のコラボレーションは実現したという。

表情が見える状態でも持ち歩ける追加機能を提供予定

「Romiと一緒におでかけポーチ」は、通販サイト「Amazon」内の「Romiストア」にて販売されている。価格は7,920 円（税込）であり、全バリエーションに専用ポーチとショルダーベルトが付属する。

なお同バッグでは、現状では電源オフでの持ち歩きを推奨しているが、「Romi」の表情が見える状態でも持ち歩ける追加機能の開発を既に開始。「持ち歩きモード（仮称）」として、2022年内の提供開始が目指されている。

参照元：PRTIMES

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