不動産ビッグデータ活用企業のTRUSTART、空き家の課題解決に向けてL&Fと業務提携契約を締結
最終更新日:2023年09月28日
TRUSTART株式会社は、2023年9月28日、株式会社L&Fと業務提携契約を締結したと発表した。
TRUSTARTは、不動産ビッグデータを活用したマーケティングソリューション「R.E.DATA」を提供している企業だ。同社が今回提携するL&Fは、空き家マーケットの課題解決サービス「日本空き家サポート」を運営する企業であり、提携においても空き家の課題解決に向けて顧客基盤の確立や事業間シナジーの発揮などに取り組む。
<本ニュースの10秒要約>
- 不動産ビッグデータのTRUSTARTが、「日本空き家サポート」のL&Fと業務提携契約を締結
- あらゆる不動産ビジネスのDX化を推進し、不動産活用の可能性も拡大しているTRUSTART
- 両社の事業拡大と空き家の課題解決に向けて連携、新たな顧客基盤の確立も図る
ビッグデータの活用に取り組む不動産テック企業・TRUSTART
TRUSTARTは、「人とデータで全てを可能にする」という理念を掲げてビッグデータの活用に取り組む不動産テック企業だ。
不動産業を取り巻く市場環境は、年々大きく変化している。しかし業界には既存の商習慣が根強く残り、非効率かつアナログな業務構造が環境への適応を困難にしていた。こうした状況に対応すべくTRUSTARTは、不動産の調査やデータ収集をはじめとして不動産に関わる全てのビジネスのDX化を推進。不動産ビッグデータを活用したマーケティングソリューションとして「R.E.DATA」を提供し、幅広い業界で不動産活用の可能性も拡大している。
同社は2023年8月、累計6億円におよぶ資金調達を実施。また、ユーザー体験向上を目的としたSaaSプロダクト「R.E.DATA Plus」もリリースしている。
「日本空き家サポート」を運営しているL&F
TRUSTARTが今回業務提携契約を締結したL&Fは、空き家管理の全国ネットワークサービスとして「日本空き家サポート」を運営している。
近年、日本国内の空き家問題は悪化の一途を辿っており、事態に対応できるソリューションや事業者
も充分ではない。こうした状況において「日本空き家サポート」は、全国170社(2023年8月末時点)の不動産住宅関連事業者を通じて空き家管理サービスを提供してきた。
空き家管理を支援する中でL&Fは、管理可能エリアの拡大および空き家所有者への啓蒙/アプローチの必要があると判断。この施策に取り組むべく、TRUSTARTとの業務提携に応じたという。
空き家所有者へのアプローチ拡大なども図る
TRUSTARTとL&Fは今後、両社の事業拡大と空き家の課題解決に向けて連携を進める。具体的には、ウェビナー共催などを通じたプロモーション/セールスアライアンスや、両社が連携する不動産事業者/金融機関などの相互連携、そして「日本空き家サポート」加盟店向けの新サービス開発などを行う予定だ。
この提携においてTRUSTARTは、空き家所有者へのダイレクトアプローチサービスの拡大なども図る。
新たな顧客基盤の確立と事業間シナジーの発揮を進め、あらゆる顧客の問題解決に注力するとしている。
参照元:PRTIMES
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