ユニバーサルナレッジのAIサイト内検索エンジン「ユニサーチ」、アイリスオーヤマの通販サイトに導入

ユニバーサルナレッジ株式会社は、2024年3月4日、同社のAIサイト内検索エンジン「ユニサーチ」が株式会社アイリスプラザが運営する公式通販サイトに導入されたと発表した。

「ユニサーチ」は、検索から購入に至るユーザーログや商品データをAIが学習／分析し、自動的にトレンドや季節性を反映した検索結果を表示できる検索エンジンだ。今回「ユニサーチ」を導入したアイリスプラザはアイリスオーヤマ株式会社の子会社であり、公式通販サイト「アイリスプラザ」において同年2月28日より運用を開始している。

＜本ニュースの10秒要約＞

• AIが自動的にトレンドや季節性を反映した検索結果を表示できる検索エンジン「ユニサーチ」
• 毎年1000点以上の新製品を開発するアイリスオーヤマの通販サイト「アイリスプラザ」に導入
• 売れ筋商品をサイト内検索結果に表示するなど、より快適なショッピング体験の提供を実現

ユニバーサルナレッジの「ユニサーチ」と「ユニサジェスト」

ユニバーサルナレッジは、「知識やデータを分かち合う」というミッションに掲げ、「人と人」「人とデータ」をつなげるECサイト向け検索エンジンの開発／運用を手がける企業だ。商品検索エンジンには改善の余地が多数あり、使い勝手を飛躍的に向上させることが可能であると、同社は判断。AIを活用した商品検索エンジン「ユニサーチ」ならびに検索サジェスト「ユニサジェスト」の提供に取り組んでいる。

「ユニサーチ」は、購買行動データをもとに売れる商品をAIが予測し、ニーズに合った商品の提案を自動で行う検索エンジンだ。季節性やトレンドも自動で反映するため手動チューニングが不要であり、表記ゆれにも全て対応。顧客の検索意図をAIが予測してキーワード候補を表示すると共に、膨大な属性データを活用して最適な絞り込みもAIが予測することもできる。

「ユニサジェスト」は、ECサイトの入口となる検索窓においてキーストロークごとにキーワード候補を予測表示する機能だ。予測表示ですぐ検索ができるため検索数の増加が望め、ひいては売上向上も図れる機能となっている。

ECサイト運営企業およびその顧客に有益となるサービスを提供

今回「ユニサーチ」を導入したアイリスプラザの親会社であるアイリスオーヤマは、生活者の不満や不便を解消する「ユーザーイン発想」のモノづくりに取り組んでいる。「機能はシンプル（Simple）」「価格はリーズナブル（Reasonable）」「品質はグッド（Good）」の「S・R・G」をコンセプトとして設定。このコンセプトに基づく商品を提供するため、企画／製造／販売まで一貫した体制を構築している。

この体制においてアイリスオーヤマ製品の販売を担っているのが、アイリスプラザだ。毎年1000点以上の新製品を開発するアイリスオーヤマの公式通販サイトとして「アイリスプラザ」を運営し、食品／日用品／家電製品／家具／ペット用品／園芸用品に至る多種多様なアイテムを取り扱っている。

今回の「ユニサーチ」によって「アイリスプラザ」は、売れ筋商品をサイト内検索結果に表示することが可能になるなど、より快適なショッピング体験を顧客に提供できるようになった。ユニバーサルナレッジは今後も、自社ECサイト運営企業およびその顧客に向けて有益となるサービスの提供に努めるとしている。

参照元：PRTIMES

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