AIデータプラットフォームのXAION DATA、シリーズAの資金調達で累計調達額が4.5億円に到達

株式会社XAION DATAは、2024年4月25日、シリーズAラウンドにて資金調達を実施したと発表した。

XAION DATAは、オープンデータを活用して採用支援や営業支援を行うAIデータプラットフォームなどを運営する企業だ。今回の資金調達により同社の累計調達額は、4.5億円に到達。また同社は、AIセールスプラットフォーム「AUTOBOOST」の提供開始も併せて発表している。

＜本ニュースの10秒要約＞

• 優秀な人材を横断検索できるAIプラットフォーム「AUTOHUNT」を運営するXAION DATA
• SBIインベストメントをリード投資家として資金を調達、累計調達額は4.5億円に到達
• AIセールスプラットフォーム「AUTOBOOST」も新たに発表、調達資金で開発体制も強化

「AI×DATAで世界中の価値を最大化する」

XAION DATAは、「AI×DATAで世界中の価値を最大化する」というミッションを掲げ、HR領域や営業領域などでAI／データ活用ソリューション・サービスを提供している。データの構造化・統合AI技術（特許取得済み）の研究開発を行い、世界中のデータ価値を見出して最大化する仕組みを提供することで、人の幸福への寄与と社会への貢献を推進。2024年3月には、厚生労働省によって創設された「優良募集情報等提供事業者認定制度」において、国内初にして唯一の4号優良認定事業者となっている。

AI／データ活用に関する知見を活かして同社は、優秀な人材を横断検索できる非登録型採用プラットフォーム「AUTOHUNT」を運営。この「AUTOHUNT」は、400万人を超えるプロファイル情報と500万社以上の企業情報を統合し、従来の登録型採用データベースでは発見が難しかった人材を膨大な公開情報の中から発見できるというものだ。転職意向が顕在化する前の潜在層についても、採用MA機能やCRM機能を活用することでタレントプールを構築。人物プロファイル数も年間約100万件の拡張スピードで成長しており、人物データ量については業界最大級のプラットフォームに成長している。

事業の成長スピードを加速させ、新サービスの開発体制も強化

XAION DATAは「AUTOHUNT」を通じてこれまで、大手企業様からスタートアップ企業に至る200社以上の採用を支援してきた。こうした事業の成長スピードをより加速させ、また新サービスの開発体制も強化すべく、今回の資金調達を実施するに至っている。

この調達は、SBIインベストメント株式会社をリード投資家として、そしてAngel Bridge株式会社とSMBCベンチャーキャピタル株式会社を割当先とする第三者割当増資によって行われた。参画したSBIインベストメントはXAION DATAの事業について、情報の非対称性の大きなHR領域においてインパクトを与えるものと評価。領域の拡大を支援すべく、今回の参画を決めたとしている。

なお今回の資金調達によってXAION DATAの累計調達額は、現在までの金融機関からのデッドファイナンスを含めると4.5億円に到達した。

営業活動の効率化と売上拡大の支援を実現する「AUTOBOOST」

今回の資金調達実施と同時にXAION DATAが発表した新サービスは、AIセールスプラットフォーム「AUTOBOOST」だ。この「AUTOBOOST」は、ウェブ上のオープンなSNSやメディアに掲載された人材および企業の情報を収集・統合し、その膨大な情報の中から横断的に企業・キーパーソンを検索できるというもの。新規顧客開拓で重要となるキーパーソンへの直接アプローチを容易にすることで、営業活動の効率化と売上拡大の支援を実現している。

同社は今後も、AI×DATA技術を用いながら革新的な技術と社会的意義のある事業を創造し、良い社会へ貢献するための挑戦を続けるとしている。

参照元：PRTIMES

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