ZOZO、子ども向け3D足計測マットを無料提供!AIで最適シューズサイズを予測し、成長に合わせたレコメンドも
最終更新日:2024年08月30日
株式会社ZOZOは、2024年8月29日より子ども向けの足の3D計測用マット「ZOZOMAT for Kids」の無料提供を開始する。
従来の「ZOZOMAT」技術を活用し、4歳以上の子どもの足を約1分で簡単に計測可能。AIを駆使して相性の高いシューズサイズと履ける期間を表示し、成長速度を考慮したサイズ提案を行う。ZOZOTOWNでは、スニーカーやサンダルなど100型以上のシューズがサイズレコメンドに対応し、今後さらに拡大予定だ。
<本ニュースの10秒要約>
- 子ども向け3D足計測マット「ZOZOMAT for Kids」の無料提供開始と、AIを活用した最適シューズサイズのレコメンド機能の導入
- 4歳以上の子どもを対象とし、足の成長速度を考慮した各サイズのシューズを履ける期間の表示機能を実装
- ZOZOTOWNで100型以上のシューズに対応し、今後さらなる機能拡充と対応商品の拡大を予定
ZOZOが新たに開発した「ZOZOMAT for Kids」の特徴
「ZOZOMAT for Kids」は、ZOZOが2020年2月から提供している「ZOZOMAT」の技術を基に新たに開発された、子ども向けの足の3D計測用マットだ。従来の「ZOZOMAT」と同様に、マット全体に施されたドットマーカーをスマートフォンのカメラで360度撮影することで、高精度な足の3D計測が可能となる。
子ども向けの特徴として、両足同時に計測できる仕様を採用し、安定して立てるようにデザインされている。これにより、計測が難しい子どもの足のサイズを約1分という短時間で、自宅にいながら簡単に計測することができる。
AIを活用した相性度の高いサイズと履ける期間の表示
「ZOZOMAT for Kids」で計測した足の3Dサイズデータを基に、ZOZOTOWNでは対応シューズの各サイズから相性度の高いおすすめサイズと1つ上のサイズを表示する。さらに、子どもの足の成長速度を考慮し、各サイズのシューズを履ける期間も表示する。
このサイズレコメンド機能には、ZOZO独自のAIが使用されている。AIは、270万人を超える「ZOZOMAT」ユーザーから得た10万件以上の子どもの足の計測データ、独自に収集したシューズの履き心地に関するデータ、ZOZOTOWNに登録されているシューズのサイズ情報などを活用して開発された。これにより、子どもの成長に合わせた最適なシューズ選びをサポートする。
対応シューズと今後の展開
8月29日のローンチ時点で、「ZOZOMAT for Kids」のサイズレコメンドに対応するシューズは100型以上に上る。スニーカー、サンダル、スリッポン、レインシューズなど、幅広いカテゴリーの商品が対象となっている。
ZOZOは今後、対応型数と対応カテゴリーをさらに拡大していく方針だ。また、「ZOZOMAT for Kids」対応シューズの購入者向けに、子どもの足の成長を予測し適切な買い替え時期をお知らせする機能の追加も予定している。これらの取り組みにより、ZOZOは「最もシューズが買いやすいEC」を目指すとしている。
参照元:PR TIMES
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