AIプラットフォーム/プロダクトを開発するエクサウィザーズ、出光興産と業務提携を締結
最終更新日:2022年11月18日
株式会社エクサウィザーズは、2022年11月16日、出光興産株式会社との間で業務提携締結について合意に至ったと発表した。
エクサウィザーズは、社会課題の解決に向けてAIを利活用したサービスを展開している企業だ。出光興産との業務提携では、既存事業のDX推進やDX人材育成、また出光興産が掲げる「スマートよろずや」構想の実現に向けて、包括的なパートナーシップを構築するとしている。
<本ニュースの10秒要約>
- AIプラットフォーム/AIプロダクトを開発するエクサウィザーズが、出光興産と提携
- 出光興産が保有する全国約6,200カ所のエネルギー供給拠点に、AIの技術知見を実装へ
- 顧客データ活用やDX人材のスピーディーな育成も推進、企業価値の向上を目指す
AIを用いた社会課題解決を通じて、幸せな社会を実現する
エクサウィザーズは、「AIを用いた社会課題解決を通じて、幸せな社会を実現する」というミッションを掲げてAI事業を手がける企業だ。データ利活用の重要性がグローバルに高まる現状に対応すべく、幅広いセクターと幅広い技術領域において事業を展開。少子高齢化に伴う介護や働き手不在の解消、従来型の産業システムにおける生産性向上などに取り組んでいる。
同社の事業は大きく分けて、AIプラットフォーム領域とAIプロダクト領域の2つとなる。AIプラットフォーム領域では、クライアントの経営課題を解決にするAIプラットフォーム「exaBase」を運営し、年間250件以上のAI/DXプロジェクトを展開。AIプロダクト領域では、介護スタッフの間接業務をAIが支援するアプリ「CareWiz ハナスト」や、歩行者の転倒リスクをAIが解析するアプリ「CareWiz トルト」などを提供している。
「スマートよろずや」構想の実現などに向けて
エクサウィザーズが今回業務提携を締結した出光興産は、2050年に向けた経営ビジョンとして「変革をカタチに」を掲げており、中期経営計画として「スマートよろずや」構想も発表している。この「スマートよろずや」構想では、同社が保有する全国約6,200カ所のエネルギー供給拠点について、AIの技術知見の実装を企図。サービスステーションを中心とした、より付加価値の高いサービスの実現を目指している。
今回の業務提携では、この「スマートよろずや」構想の実現などに向けて両社が取り組みを進めることとなる。
AIの技術知見を、出光興産のエネルギー供給拠点に実装
両社の業務提携では、エクサウィザーズの「exaBase」に集積された豊富なAIの技術知見が、出光興産のエネルギー供給拠点に実装される予定だ。またサービスステーションの質向上に向けて、地域固有の課題解決を支援するエクサウィザーズのAIプロダクトや、育児関連のプロダクト提供も検討されている。
「スマートよろずや」構想以外でも、両社の提携は進められる。エクサウィザーズのDX人材発掘・育成サービス「exaBase アセスメント&ラーニング」を出光興産が活用することで、DX人材のスピーディーな育成も推進。出光興産が保有する顧客データの利活用も図り、DX実現による企業価値の向上を目指すとしている。
参照元:PRTIMES
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