グロービングとLaboro.AI、AI-トランスフォーメーションの社会実装を目指してジョイントベンチャー設立へ
最終更新日:2024年05月15日
グロービング株式会社は、2024年5月13日、ジョイントベンチャー設立に向けた検討に関する基本合意書を、株式会社Laboro.AIとの間で締結したと発表した。
グロービングは、AI/クラウドを活用して事業を展開している戦略×DXコンサルティングファームだ。Laboro.AIはAI-X(AIトランスフォーメーション)の推進に取り組む企業であり、今後両社が設立を検討するジョイントベンチャーにおいてもAI-Xの社会実装を目指す。
<本ニュースの10秒要約>
- 戦略×DXコンサルのグロービングとAI-X推進に取り組むLaboro.AIが、JV設立で協働
- 現在の日本社会では、AI/データを核する事業の再構築すなわちAI-Xが必須と判断
- JVは、AI-Xソリューション提供が事業の柱。コンサル業界の変革推進にも取り組む
AI/クラウドの積極活用に取り組むコンサルファーム、グロービング
グロービングは、コンサルティングの本質である「ノウハウの事業適用」を人手に介さず行えるよう、AI/クラウドの積極活用に取り組むコンサルティングファームだ。コンサルティングにおいては、「べき論」を外部から振りかざす従来型のコンサルティングサービスを改め、外部専門性を持ちながらクライアントの内部から変革を支援する「Joint Initiative型」のサービスモデル確立を推進。その一方で、DXコンサルティングやクラウドプロダクトの展開も行っている。
AI活用を進める中で同社は、AIを起点とする「データ駆動型経営」によってビジネス環境を変革する必要性が、日に日に高まっていると考えた。特に、マンパワーの枯渇が社会問題と化している現在の日本社会では、AI/データを核する事業の再構築/トランスフォーメーション、すなわちAI-Xが必須であると判断。そこで、コンサルティングの知見を深く持つ同社と、AI開発・導入も手がけるLaboro.AIとで、AI-Xの社会実装を進めるジョイントベンチャーの設立を検討するに至った。
ジョイントベンチャーでは、伴走できるAI-Xソリューションを実現
グロービングが協働を行うLaboro.AIは、機械学習を活用したオーダーメイド型AI「カスタムAI」の開発事業を通じて、AI-Xを推進している企業だ。カスタムAI導入のためのコンサルティング事業を展開しており、特にクライアントの中長期の企業成長に必要なAIソリューションの開発/実装などに強みを持つ。
両社によるジョイントベンチャーは、自動車/エネルギー産業をはじめ日本を代表する事業規模を誇るクライアントに向けたAI-Xソリューションの提供を、事業とする。この事業においては、グロービングが保有する戦略×DXコンサルティング機能と、Laboro.AIが持つAIテクノロジーの産業実装機能を活用。
経営レベルの意思決定から、AI/データ基盤の実装、そして実際の企業/組織として活用するところまで伴走できるAI-Xソリューションの実現を目指す。
クライアントの企業価値向上へ向けた支援を加速
Laboro.AIとの協働についてグロービングは、単なる業務提携というレベルの連携よりも、ジョイントベンチャー設立という形の方が両社が事業拡大にコミットしやすいと判断。そのため、今回の基本合意書締結に至っており、今後もジョイントベンチャー設立に向けてLaboro.AIと検討/協議を進める予定だ。
今後グロービングは、AI-Xの取り組みによってクライアントの企業価値向上へ向けた支援を加速させると共に、コンサルティング業界やコンサルティングファームの在り方についても変革を促すとしている。
参照元:PRTIMES
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