京王電鉄、WOVNの多言語化ソリューションを採用しホームページを4言語対応。
最終更新日:2024年08月21日
2024年8月21日、京王電鉄株式会社がWovn Technologies株式会社の多言語化ソリューション「WOVN.io」を採用し、ホームページの4言語対応を開始した。これは、増加傾向にある外国人利用者のユーザビリティ向上を目指す取り組みの一環だ。
高尾山やよみうりランドなど、多くの観光スポットを抱える京王線では、国内外から多くの外国人が利用している。今回のリニューアルにより、ホームページは鉄道会社の重要なコミュニケーションツールとしての役割を果たすことが期待される。
目次
<本ニュースの10秒要約>
- 京王電鉄、WOVN.ioを導入し公式サイトを日本語・英語・繁体字・簡体字・韓国語の4言語に対応。外国人利用者の利便性向上を図る
- 高いセキュリティレベル、非エンジニアでも操作可能なUI/UX、鉄道業界での豊富な導入実績がWOVN.io採用の決め手に
- 多言語対応により、訪日観光客・在留外国人への情報提供を強化。上場企業としてのステークホルダーとのコミュニケーション向上も期待
京王電鉄のホームページ多言語化の背景と目的
京王電鉄は、沿線に多くの観光スポットやレジャー施設を抱え、国内外の外国人利用者が増加傾向にある。このような状況を踏まえ、ホームページをすべてのステークホルダーが正確な情報を素早く、わかりやすく、安全に取得できる「鉄道会社のコミュニケーションツール」として位置づけ、リニューアルを実施した。
特に急速に高まるインバウンド需要への対応を重視し、WOVN.ioを採用した多言語化を実現した。この取り組みにより、鉄道利用者の利便性向上と、上場企業としての情報発信力強化を同時に達成することを目指している。
WOVN.io採用の決め手となった特徴
WOVN.ioの採用には、主に3つの要因が決め手となった。第一に、高いセキュリティレベルを持ち、情報漏洩を防ぎながらスピーディな多言語対応が可能な点だ。データ・通信の暗号化や操作ログの取得など、企業の秘密情報保護に対する様々な対策が評価された。
第二に、大手鉄道会社への豊富な導入実績と、専任サポート担当による伴走型の導入・翻訳運用支援が挙げられる。第三に、エンジニアでなくても使いやすい直感的な操作性と、AI翻訳を活用した効率的な多言語対応機能だ。これらの特徴により、限られたリソースでの継続的な多言語サイト運用が可能となった。
多言語化による具体的な改善点と期待される効果
京王電鉄のホームページは、WOVN.ioの導入により日本語、英語、繁体字、簡体字、韓国語の4言語に対応した。これにより、タイムリー性が求められる情報も、スピーディに多言語化して発信することが可能となった。この多言語対応は、訪日観光客や在留外国人への情報提供の強化につながり、利用者の利便性向上に大きく貢献すると期待される。
同時に、上場企業として、より広範なステークホルダーに対して迅速かつ正確な情報発信を行うためのツールとしての役割も果たすことになる。これにより、京王電鉄の企業価値向上と、外国人利用者の満足度向上の双方が実現されると考えられる。
今後の展望と多言語化の意義
京王電鉄のホームページ多言語化は、増加する外国人利用者へのサービス向上策として重要な一歩となる。今後は、この多言語対応を活用し、より詳細な路線情報や観光案内、企業情報などを外国人にも分かりやすく提供することで、さらなる利用者満足度の向上が期待される。
参照元:PR TIMES
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