パーソルプロセス&テクノロジーとACES、営業DXソリューションの開発に向けて業務提携
最終更新日:2022年11月18日
パーソルプロセス&テクノロジー株式会社と株式会社ACESは、2022年8月17日、営業DXを実現するワンストップソリューションの開発・展開に向けて業務提携を開始すると発表した。
この業務提携では、データに基づく「営業の勝ちパターン」の構築などを高度な音声解析の活用によって実現し、脱属人化した営業文化の浸透が目指される。
<本ニュースの10秒要約>
- パーソルとAIスタートアップが、営業の脱属人化につながるソリューションを開発
- 音声解析を活用し、営業現場で再現性のある勝ちパターンの「型」を設計
- 外部ツールとの連携やコミュニティ構築などで、分析データを蓄積
商談の音声を解析、データによって成果を創出
パーソルプロセス&テクノロジーは人と組織に関わる多様な事業を手がける企業であり、ACESは東京大学松尾研発のAIスタートアップとして事業を展開している。
両社は2021年より商談の音声解析技術に関する共同研究を推進しており、この研究の中で高度な音声解析を進めることが営業の脱属人化につながりうると判断。「データによって成果を創出する」営業文化の浸透を図るべく、今回のソリューション開発に至った。
再現性のある勝ちパターンの「型」を設計
このソリューションは、実際の営業において再現性のある勝ちパターンの「型」を設計し、現場にその「型」を実装させることで、データドリブンセールスを実現するというもの。オンライン営業における商談データを、ACESの「AIによる高精度な商談のデジタル化基盤」によって定量データ化すると共に、パーソルプロセス&テクノロジーが持つ現場の知見も活用する形で、開発は行われる。
分析データの蓄積に向けて、外部ツールとも連携へ
両社は今後、「営業を科学する」という概念を体現するサービスとしてワンストップソリューションの開発を推進。分析データの蓄積に向けて、SalesForceやZoomといった外部ツールとの連携も進め、商談を可視化するための環境整備を図るとしている。
さらに、AIが自動で文字化した商談の中から定量情報だけを抜き出し、「次につながる商談」の要素を発見するソリューションの開発も企図。こうした開発の実現に向けて、「営業を科学する」ことへ関心を持つ企業とのコミュニティ構築やプロジェクト推進にも取り組むとしている。
参照元:PRTIMES
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